Vault育ちが化物すぎる   作:billy003

3 / 5
スーパーウルトラマーケット

 メガトンを出て彼女の行方を考える、彼女が向かったのはメガトンから北のスプリングベール廃墟 もう一つは東のスーパーウルトラマーケット

 

スーパーの方にはレイダーが潜んでいるから危険度はこちらの方が高いので先にこっちに行こうか、彼女がスプリングベールの方に最初に行ってたとしても俺がスーパー近くで彼女が来るのを待ってればいいしな

東のスーパーに俺は向かうことにした。

 

 

 途中野犬やモールラットが襲ってきたが敵ではなく軽くあしらいながらスーパーの裏側を目指す、しばらくしてスーパーが見えてきたので俺はPip-Boyのセンサーを起動した。

これは生き物やロボットのいる方角を表示してくれる優れものだ、敵の可能性があるものは赤く表示される それ以外は白だ 俺はセンサーを見つつスーパーに近づいて行く。

だが奇妙な事に敵どころか生き物の反応がまったくない、スーパー裏側まで10m付近まで近づいてもだ、俺は警戒しつつ前に進んで行くと人が倒れているのが見えた センサーに反応が無いことを見るに彼が心臓を止める特技を持ってない限り死体に間違いない。

俺はスーパーの外壁近くに倒れる死体に罠を警戒しながら慎重に近づいていく 相手を威嚇するようなスパイク付き肩パッドにモヒカン どうやらこの死体はレイダーのようだ、俺はうつ伏せにに倒れているレイダーを起こし顔が見えるように仰向けにして観察する。

まだ死体は腐敗してなく死後硬直も殆ど始まってない外傷はないが首と顔が僅かにが変色してるから首を締められての窒息死か どうやら死後数時間のようだ、 そして死体のホルスターと腰のバックパックの中身がが空になっている 周囲を見渡しても中身が転がってはいない どうやらここを襲った犯人が奪い去って行ったようだ 戦利品を取るのはウエイストランドでは珍しことではないがな。

 俺は再びセンサーを確認しつつスーパーの正面に向かう この四角い建物の側面を慎重に歩き正面に出る最後の角から慎重に顔をを出し様子を伺う、だがセンサーの示すとおりそこには誰もおらず死体が数体転がってるだけだった。

俺はその死体を確認することにした。

 

 

 

 

 

 

結果から言うと死体は5体 全て頭など致命傷になる箇所を正確に撃ち抜かれていた、そして銃や弾薬といった物資は全て持ち去られている、ライフルと思わしき長身の銃用のホルスターを装備した死体も3つあった

もしも店の中のレイダーも一掃されていて全ての物資が持ち去られているならば襲撃者は複数人で俺のような収納機能のあるPip-Boyを所持してるのか?...ふと例のVault生まれアンナが思い浮かんだが流石に彼女では無いだろう、安全なVaultで育ったのだからこんな戦闘能力を持ってるはずがない。

 店の中も確認することにした俺は200年という年月がガラスを汚し全く中の様子を伺うことのできない正面玄関をゆっくりと押して中に入っていく、中は薄暗く自家発電がまだ動いてるのか所々天井から吊り下げられた電灯に光が灯り辺りを照らしている 俺はセンサーを確認するがやはり誰もいないようだ。

Pip-Boyのライト機能をONにして自分の周りを照らし進みながら辺りを見渡す、やはり死体がそこら中にある。

どれもホルスターが空なので戦利品として持ち去ったのだろう 何も陳列されてない商品棚の間を歩き店の奥を目指す、ふとセンサーが何かを探知した Pip-Boyを見てみると白い反応が一つ確認できた。

まさかまだ襲撃者がここにいたのか? 俺はPip-Boyからライフルを取り出しすぐ撃てるように構えながら慎重に進むと人の足音ではないロボットの足音が聞こえてきた、俺はその足音のする店の奥のスタッフルームらしき開いたままの扉をくぐり部屋に入るとそこは商品倉庫のようだった。

俺から少し離れた所にいた二足歩行のプロテクトロン型ロボットが俺に気づいたのか近づいてくる

「警戒プロトコル起動中 ココハ関係者以外タチイリ禁止デス IDカードヲ提示シテクダサイ」

どうやら誰かがロボットを起動させたようだ、今までレイダーとシェアハウスしてたとは考えづらい 襲撃者がレイダーを襲わせるために店の防犯機能を起動したのだろう。

「すまない 立入禁止とは知らなかったんだ 立ち去る前に少しここを調べてもいいかな?」

俺の言葉に反応し興奮したようにアームをグルグルと回転し始めた

「警戒プロトコル起動中 ココハ関係者以外タチイリ禁止デス IDカードヲ提示シテクダサイ」

「じゃあ関係者になりたいんだが面接はやってないのか?」

「就職希望者ハ当店責任者ニトイアワセクダサイ」

このままではロボットに搭載されたレーザーで撃たれるだろう 俺はライフルを構えてロボットのメインコンピューターがあると思われる胴体上部に銃口を突きつける

「すまないが200年も経ってる 責任者は退職してるだろうから聞いてきてくれ」

俺は引き金を引きロボットの胴体を粉々に吹き飛ばした、大きな音を立てて倒れた残骸を避けこの商品倉庫を調べる、壁の医療箱の中身は空だ だが奥にヌカ・コーラが大量に残っていた。

予想外の収穫に俺はニヤリとしてPip-Boyに収納していく。

襲撃者はヌカ・コーラに興味が無いんだろうか?不思議に思いつつもそのまま探索を続けたがそれ以外の目ぼしい物資は残っていなかった、俺はこれ以上調べても無駄と判断しアンナがこのあとここに来ても安全だろうから店を出ることにした。

 

 

店をでてPip-BoyのMAPを開く スプリングベール廃墟の位置を確認しそこにアンナが居ることを期待しながら歩きだした。

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。