蛇の元夫   作:病んでるくらいが一番

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今週は忙しく、なおかつ難産だったため一話だけの投稿となります。申し訳ございません。
次回からはメデューサとかが出てくるはずなので戻ると思います。


第32話:覚醒黒星

「な、何!? グアー」

「どう、グアー」

「なんだお前、」

 

 アラクノフォビアは幹部以外顔を隠して行動をしている。これは仲間間で情による判断が鈍ったりしないようにする為だったりする。他にもギリコが女に手を出して壊したら面倒などというものもある。

 

 そんなアラクノフォビアの施設のひとつ、魔道具『道徳操作機』のある施設にシドとミーラは潜入していた。

 シドはハヤテやシュタインに比べたら、正面切った戦闘は得意ではない。だが、彼の異常なまでの我慢強さで標的が隙を晒すのをじっと待ち、サイレントキルを成功させた回数は数え切れぬほどだ。

 

 そんなシドは天井に張り付き、仮面とローブで個性を無くした三人の研究員を殺した。一人は天井から首の動脈に向けてミーラ(ナイフ)を投擲されて死んだ。刺さった音に気を取られた二人目の研究員の元までシドは落下し、その首を180度以上捻りあげて殺した。最後は一人目を殺したミーラが人の姿に戻り、三人目の口を片手で塞いで、もう片方の手だけをナイフに変えて大動脈を抉り切って殺した。

 

「梓、Bポイントに到着した。次の指示を」

『次のポイントを見るために共鳴します』

「了解」

 

 ブリテン島から帰ってきた梓はすぐにシド達についてきた。鬼神捜索の次は魔道具の確保もしくは破壊のミッションだったが、梓は文句を言わずにそれを受けた。

 シドの持つ通信機越しに『千里眼』を発動させると、シドの周り50メートルを壁など関係なく見通せる。

 

『Bポイントから北に40、目的の部屋には化け物の魂と幼い魔女の魂があります。そしてその幼い魔女を守るように強靭な魂の持ち主がいます』

「了解した。魔女は戦力外として、この強靭な魂の波長は覚えがあるな……SAMURAIミフネ。標的の調査及び破壊がミッションだが、あのミフネが居るとなると」

「陽動が必要だな。外にいる職人達に『命を大事に』で陽動を、」

 

 まだハヤテが三船のスパイだと思っていた時、シドはハヤテを尾行していたことがあった。その時にハヤテと会っていた魂の持ち主、ミフネを一度だけシドは見たことがある。故に魂の波長だけでもその存在がミフネであるとわかった。

 もしミフネが居るのなら、陽動なしでは破壊工作も難しいだろう。ミーラはほぼ確実に何人かは死ぬであろう陽動の指示をしようとした時、施設内にアラートが鳴り響く。

 

「バカな!?」

『落ち着いてください。シドさん達がバレたわけではないようです』

「……正面玄関で何者かが暴れているらしい。梓!」

『はい、ただいま』

 

 梓はシドの位置から正面玄関を『千里眼』で透視した。するとそこには、

 

『死武専の生徒……あれはブラック☆スターです』

「な!?」

 

 梓はある情報を省いて、自分と同じように、自分よりも厳しく子供の頃からハヤテに鍛えられていた少年の名を告げる。

 シドは死武専で一番ブラック☆スターの親をしている。こんな場所に単騎がけ、しかもあのミフネがいる場所来るなんて! と親心から正面玄関に向かおうとしたが、シドの肩をミーラが掴んだ。

 

「ダメだぞ」

「……すぐに目標を回収後、ブラック☆スターの元に行く!」

「了解した」

 

 ミーラもまたブラック☆スターを案じているが、彼が作ってくれた隙を見逃せるわけが無い。彼が何故来たのかは分からないが、囮として暴れてくれている可能性もあるので、このまま作戦を実行すべきだ。

 シドとミーラは目標の魔道具がある場所に向けて駆けて行った。

 

(ブラック☆スターは闇に堕ちたのかもしませんね)

 

 千里眼でブラック☆スターを見た梓はため息をついてから、シド達の誘導を再開した。

 

 

 ***

 

 

「どんどんかかってこいよ!!」

 

 ブラック☆スターは仮面をつけたアラクノフォビアの警備兵をなぎ倒して行く。椿を、腕を、脚を、頭も使って一撃で敵を倒していく。

 

「囲め!」

「あいつはまだなのか!?」

「モスキート様はすぐに来て下さるはずだ!」

 

 何かを言う度に隣にいた仲間が倒されていく。しかしそれでもアラクノフォビアのために、負けるとわかっていても仮面の人たちはブラック☆スターに突撃する。

 

「もういい引け」

「あなたは!」

 

 そんな仮面の人達に救いの声が聞こえた。ミフネが施設防衛のために正面玄関から姿を現したのだ。

 

「テメェ」

「……子供が強さで焦るな。お前には才がある。それなのに何故お前はまた俺の前に立ち塞がる」

「わかっておるな?」

「……」

 

 ミフネがブラック☆スターに問いかけている中、モスキートはミフネが子供を守ることを信条にしていることを知っているので、その刃が鈍らぬようにアンジェラの手を握り、彼を脅す。もし真面目に戦わなかったら、アンジェラの安全は保証できないと。

 

 ミフネはそんなことをされなくても、目の前にいるブラック☆スターと戦う気だった。目の前の子供は闇に()()()()()()()()。三船でよく見た壊れる寸前の子供に見える。

 ミフネは刀の束から一本抜き取りブラック☆スターに向ける。

 

「こい」

「……」

「ブラック☆スター?」

「てめえもか。てめえも俺を認めねえ気か!!」

 

 ブラック☆スターは刀を空に打ち上げて辺りにばら蒔いているミフネに、怒りを抑え込まずに駆け出した。

 またあの顔をされた。また子供扱いされ、ハヤテと同じ表情をされた。歯牙にもかけず、ただ自分よりも高みから自分を強くしようとする。敵にすら思ってもらえない。

 それが無性に許せず、敵として認識させるために、ブラック☆スターは短刀で斬り掛かる。

 

「焦るな」

「ダラァ!」

「怒りは強さを曇らせるぞ」

 

 ブラック☆スターの短刀を刀で流し、流された動きを利用して魂威を放ってきた彼の腕の肘を打ち据えて弾く。二度の攻撃を受け流され、隙を見せたブラック☆スターをミフネは蹴り飛ばす。

 

「くっそ、椿! 鎖……妖刀モード!!」

「……あれは使わないからね?」

「早くしろ!」

 

 ブラック☆スターは椿に鎖鎌形態になってもらおうとした。だが、目の前にいるミフネと鎖鎌で戦う想像をして辞めた。速さも技術も上の人間に鎖鎌を有効に扱えると思わなかったからだ。

 故にブラック☆スターは今出せる本気で挑もうとしたが、()()()()()()()()()椿に許可を貰えなかった。

 

 椿が兄を殺し、そして認めてもらったからこそ継承できた刀の変身モード、兄を忘れないようにと妖刀モードと付けられた刀の形態になった。

 その形態になるとブラック☆スターに黒い影が這いより、僅かずつではあるが妖刀の闇が彼を侵食する。しかしそんな対価を払うだけあり、椿の変身できる姿の中ではトップクラスの強さを誇る。さらにこの状態だと椿は影を操れ、彼の攻撃の援護もできる。

 

「……ハァ!」

「なるほど」

 

 先程までのブラック☆スターとは比べ物にならない速度でミフネに近づき、彼を斬り付ける。斬りつけられたミフネは刀で防ぐが、凄まじい圧力と禍々しい気配を感じ取る。

 

「椿! ウオオォォォォオ!!」

「はい!」

 

 観察するために一歩下がったミフネを見て、ブラック☆スターは好機と見たか、椿に有らん限りの魂の波長を送る。

 その力を椿は増幅して影の範囲や速度、威力を増大させて、ミフネを四方八方から斬り付ける。影となったが、椿の本質は刀だ。故に影を叩きつけるだけで刃で斬り付けているのと同じ効果がある。

 

「……武器が泣いているぞ」

「てめえに何がわかる!」

「技を使うまでもない」

 

 ミフネの背後からも襲いかかってくる変幻自在の(椿)に、妖刀で襲いかかるブラック☆スター。当たればミフネでもタダでは済まないだろう……当たれば。

 

 ミフネは刀を一本だけを持ち、時には弾き、時には受け流し、少しずつブラック☆スターに近づいていく。近づけば近づくほど攻撃が激化するが、それでも今のブラック☆スターの攻撃をミフネは喰らわない。

 

「喰らえ!」

「お前ならと思ったのだがな」

 

 刀一本分程度の距離まで近づくと、ブラック☆スターは椿()を纏わせた椿(妖刀)をミフネに振り下ろし、ミフネはそれに対して無造作に刀を振り上げた。

 気迫も禍々しさもブラック☆スターが勝っていた。

 

 しかし次の一手で胴を斬られたのはブラック☆スターだった。

 

「ガハッ!!」

「ブラック☆スター!」

「前に負けた時の方が技があった。今のお前はなんだ? 椿のおかげか、それとも自ら至ったのか、彼女の中に居るもう一つの意思と相見えたか。そして妖刀の如く食い散らかしたな」

 

 倒れたブラック☆スターを庇うように立つ椿を見て、ミフネは彼が中務の意思という、最強を求めるモノが感知できるようになる意思に遭遇したことを理解した。

 

「黙れッ! 俺様の事をなんも知らねえくせに語ってんじゃねえ! 俺様のでけぇ器をてめえの価値観で測るな!」

「無理をしないで!」

「椿、妖刀モード……その先をやるぞ」

「駄目! 絶対にあんな力は使わない」

「いいから黙って武器になれよ!!」

 

 ブラック☆スターは斬られた胸を抑えながら立ち上がった。その両目にはホワイト☆スターと同じ星マークが浮かび上がっている。最強に至ろうとして、その結果狂気に染まった白い星と同じように、黒い星も強さを求めすぎたが故に狂気に堕ちた。

 普段のブラック☆スターならこんな言い方を椿にしないだろう。だが今の彼はもう負けられないのだ。

 

 ハヤテに負け続け、シュタインに片手間に負け、ミフネに勝ちを譲ってもらい、フリーには負け、そして鬼神はまともに戦ってすらもらえなかった。

 悔しさや惨めさを糧にして、ブラック☆スターはさらに強くなろうとしたが、鬼神が戦ってすらくれなかったというその行為に彼の心は人知れず折れかかっていた。

 

 彼は妖刀モードを使えば()()()すら倒せるかもしれないほどの力を既に得ているのに、比較対象が悪すぎるが故に絶望し続ける。

 

 ブラック☆スターは妖刀モードによる体への負荷は()()()()()()()()()()。子供の頃からひたすら外側も()()も鍛えられてきた。ハヤテにボコられ続けるというそれ自体がブラック☆スターの体の中も強くし、その結果多用すれば体が悲鳴をあげるはずの妖刀モードすら今では負荷なく扱えてしまっている。

 

 そう、扱えてしまったのだ。

 

 椿を通して妖刀へと堕ちた椿の兄の力を使い続け、ブラック☆スターは内心焦りを持ち、その焦りは力への渇望へと変わる。

 その強い渇望が椿の中にもいる()()()()()を、未だ精神的に成長していないブラック☆スターを会わせてしまった。

 

 

 

『真に最強へと至ろうとするのであれば、武の前に、恐怖に、鬼に食い潰されたモノたちの魂を感じてみろ』

 

 鹿のような不思議な見た目の中務の意思は、ブラック☆スターの精神世界に表れ、彼に最強を目指して夢敗れたモノたちの意思を押し付け、無理やり経験させた。

 

『それが武に敗れていった者たちの無念の波長。恐怖……恨み……敗北……そして絶望』

 

 ブラック☆スターはそんなモノをいきなり体験させられ、膝をついて中務の意思の前で蹲っている……。

 

『そいつらを喰っていくのだ。(最強)の道とは……それでも進むか?』

 

 中務の意思はまだ幼きブラック☆スターに判断を保留にさせ、もっと精神が成長してから改めて問う気でいた。しかし結局は集合意識であり、ブラック☆スターを理解している訳では無い。だから、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ブラック☆スターに気がつけなかった。

 

「たったこれだけを喰えば最強になれるなら、俺様は既に最強だな」

『なに!?』

 

 ブラック☆スターは幼き頃より常に自分はBIGだと言い続けてきた。そのBIGなブラック☆スターは人一倍プライドが高く、ハヤテに負ける度に絶望していた。

 負ければ負けるほど積み重なっていく負の感情。感情とは人によってその大きさが違う。ブラック☆スターの積み重ねてきた絶望という感情は、中務の意思が見せた絶望よりも深く暗く強大だった。

 

「俺様に従え。俺様が最強を見せてやる。生者を()()鬼の道を!」

 

 その気迫は中務の意思を跪かせるほどだったが、実際に鬼の力を行使するのは椿が認めなかった。

 

 

 

「……知らないからね」

「俺様を舐めるなよ」

 

 ミフネが二人を見逃そうとアンジェラの元に戻ろうとしたが、モスキートが殺さなければアンジェラの安全が保証出来なくなると脅し、二人の前に再び立った。

 

 椿も殺されるくらいならとブラック☆スターの願いを聞き入れ、中務の意思から受け取った狂気(最強)を扱う。彼女はまだブラック☆スターに恩返しができていない。兄を救えたのはブラック☆スターが居たからだと思っている椿は、ブラック☆スター以上に彼の生存を願っている。故に鬼へと堕ちたとしても、傍に寄り添うと決めてる。

 

 発狂。制御されていない最強という夢に破れ、鬼に堕ちたモノ達の負の感情がブラック☆スターに力を与える。

 椿の影はより黒く、ブラック☆スターの瞳の星が同じように闇色に輝く。

 椿()はブラック☆スターの口を塞ぐスカーフとなり、額を守る額当てにもなった。肩から上は眼と頭だけが露出されたその姿は、色が白であればホワイト☆スターそのモノだ。

 

「俺様はもう負けられねえんだよ!!」

 

 ()()()()()()()からこそ、ブラック☆スターはここで例え自分の力じゃないモノを使ったとしても、ミフネ(勝てない敵)に勝たなければならない。もしここでプライドを捨てて、他人の力(絶望)を使っても負けたのなら、ブラック☆スターは完全に折れる。

 

「気迫、覚悟、体の出来上がり。どれをとっても一級。何故ブラック☆スター、お前はそんなにも焦る」

 

 発狂して、妖刀椿を纏ったブラック☆スターの身体能力はハヤテやシュタイン(発狂なしの状態)すら超えていた。その圧倒的な速さと力で技術の伴わない攻撃をミフネに放つ。

 

「速い!」

「そのまま俺様にぶっ殺されろ!!」

 

 ブラック☆スターの斬撃は闇の暴風を纏い、闇の斬撃が飛ぶ。ミフネは最初の一撃は避けきれず、妖刀が纏っている闇に体をズタズタにされるが、それ以降はそれを考慮して避けながら、少しずつ下がる。

 思考能力が下がり、狂気に身を委ねているブラック☆スターはミフネが下がったことを好機と思い、更に連撃を加速させる。

 

 先程も同じことがあったが、正常じゃない、制御されていない狂気を扱うブラック☆スターは気が付かない。

 ちょうどブラック☆スターが踏み込んだ周りに、ミフネがばら蒔いた刀が大量に刺さっていることにも気が付かない。

 

「うおぉぉぉぉぉ!!」

「……そうか。お前は今まで本気で倒されたことがないのか」

「黙れって言ってんだよ! 俺様を理解してもいないくせに!!」

「弟の不始末を拭うのも兄の役目か。加法「一本」」

 

 ブラック☆スターが今まで()()()をされて負け続けてきたであろう事を、同じく最強を目指しているミフネは感じ取った。同じ道を目指しているからこそ、ハヤテでもシドでも死神様でも気がつけなかったことを即座に理解する。

 ならばこそ、ミフネは本気でブラック☆スターを殺すことに決めた。

 

 ブラック☆スターの圧倒的な力による斬撃を紙一重で避ける。当然妖刀が纏っている闇の暴風で体が更に切り刻まれるがそれは無視。

 ブラック☆スターの椿(妖刀)を持つ右腕に対して、ミフネは技を放ち始めた。

 

「ッ、動かねえ!?」

「二本、三本、四本」

 

 ミフネはブラック☆スターに打ち付けた刀の本数を数える度に手放していく。手を離したのにその刀はミフネが振るった力を保持したまま、ブラック☆スターに張り付き続ける。

 ブラック☆スターがどれだけ強大な力を持っていても、人間の腕はある方向に動かそうとする時に、特定の場所を押されると腕の筋肉や関節の作り故に動かせなくなる事がある。ミフネはブラック☆スターの動きを読み切り、彼に張り付き力を保持し続ける刀をどんどん配置していく。数本配置された時点で彼は自分の体を思うように動かせなくなっていた。

 

「十二本、十三本、十四本……」

 

 この技は加法によって刀を相手に張り付け、乗法で張り付いた全ての刀が一斉に保持していた力を解き放ち、同時に斬り付けるという技だ。そして本来のこの技は加法「十二本」から乗法に移行し、乗法「二十四本」で終わりの技だ。

 だがそれはミフネの限界ではなく、本気を出していないことになる。ミフネ自身もやったことのない本気をブラック☆スターに叩き込む。

 

「……九十九本」

 

 既にブラック☆スターは右腕を起点に、剣山に体を貫かれているかのように見えている。刀に押し潰され、ハリネズミのようだ。そんな九十九本の刀、それら全てをミフネは乗法する。

 

「乗法「百九十八本」」

 

 剣山に向けてミフネは一瞬で何度も刀を振るった。それが呼び水になり、ブラック☆スターの周りに張り付いていた刀が一斉にブラック☆スターを斬り刻む。その斬撃は198にもなり、ブラック☆スターとその斬撃を浴びた椿は狂気状態を解除して、その場で血を吹き出して倒れた。

 斬撃の音で悲鳴も苦痛の声もかき消し、全身から血を流しながら二人は地に堕ちる。それでも二人は意識が残っていることをミフネは賞賛したいが、そういう事をして戦いの場でも本気で向き合わなかったから、ブラック☆スターはこうなってしまっている。

 

 また再開出来たら(ハヤテ)を説教しようとミフネはブラック☆スターに近づく。

 

「99本の刀で斬りおった……なんて奴だ」

 

 あまりにも強すぎる力を持つミフネに、モスキートは逆に警戒心という警鐘を鳴らし始める。あれがもし反逆したら全盛期の自分でも止められるのか? と。

 

「ブラック☆スター、お前は最強を目指しているはずだ。お前を育てた奴やお前を鍛えてきた……いや、その様子からするとひたすらに負けを押し付けていただけだろうな。それらを全て一度忘れ、何故お前が最強になりたいのかを考えろ。中務の意思に飲み込まれるな……もしお前がプライドを捨て、本気で強くなりたいのなら、俺はお前にこの剣術を教えてもいい。考えろ、思考を放棄せずひたすらに考えろ」

 

 死神さえ味方につけられれば、アンジェラはアラクノフォビアに居るよりも安全になる。死武専に所属することになったら、ブラック☆スターに目を掛けようと思い、ミフネが喋りかけたあと、モスキートが狙撃され、守るべき施設は爆破され、その場にいたアラクノフォビアは撤収する事になった。




覚醒黒星、ただし武神に覚醒するとは言っていない。

誰かがブラック☆スターを本気でぶっ殺していればここまで拗れずに済んだんですけどね。

最後の狙撃は原作通り梓とシドです。アリスではありません。

追記
ブラック☆スターって生まれを跳ね除けられるほどBIGになって認められるっての以外に最強になる元々の理由ってありますかね?
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