よくいる男のよくある異世界冒険   作:HMe

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【第5話】 武器・防具

チーム決めが終わり王女様に次は武器庫に連れてこられた。

 

王女「こちらからお好きな武器を選んでください」

 

武器庫には様々な武器が並んでいた。

 

どれがいいかな。やっぱり剣かな。

 

一応、中学時代に剣道をやっていたからそれなりに戦えると思う。

 

剣が置いてあるコーナーへ行き、並んでいる武器を見る。

 

直剣、曲剣、長剣、短剣、大剣など様々な剣が置いてある。

 

一通り見てから無難な直剣を選んだ。幅は細めで軽い物だ。具体的に言うと剣道で使っていた竹刀ぐらいの細さと長さだ。

 

剣を柄にしまい、入口に戻るともう既にみんなが戻っていた。

 

細野「みんな早いね。みんなは何にした?僕はこの剣────あれ?みんな武器持ってる?」

 

パッと見誰一人と武器を持っていない。

 

細野「雷君は······杖?」

 

雷「うん?あぁ、魔法専門で行こうと思って」

 

それなら納得いく。雷君が持っていたのは金属製の短めの杖だ。いかにも魔法使いだな。

 

細野「次、無影君は?」

 

無影「持ってるぞ?今は隠してあるけど」

 

細野「隠してある?」

 

無影「ちょっと、待ってろ」

 

そう言って無影君は服の中をガサガサと漁り始めた。すると、中から無数の武器が出てきた。

 

無影「えっと、短剣×2に投擲用の鏢×10、あと撒菱」

 

細野「よくそんなに持っているね」

 

無影「一つ一つは軽いし大した重さじゃないぞ?それに制服は入れるところ少ないから、服はもうちょっと暗器を仕込めるやつがいいな」

 

細野「次は鉄羅君」

 

鉄羅「俺はナイフ1本」

 

細野「それだけ?」

 

流石にそれは心伴いのでは無いか。

 

鉄羅「いや、あとから銃を作る」

 

細野「銃!?」

 

銃って作れるの?何、鍛治でもするつもりなの?鍛治スキル取っちゃうの?

 

鉄羅「弓もいいと思ったけどな」

 

なら、弓にしておこうよ。何でそこで冒険するの!?

 

鉄羅「あっ、因みに弾も自分で作る予定だ」

 

いらない情報ありがとう!!

 

鉄羅「うーん。銃は何にしよう。スナイパーライフルはひとつ確定としてハンドガンも1つ······」

 

もういいや。次に行こう。

 

細野「それで、金剛君は?」

 

金剛「小盾」

 

金剛君は左腕に付けられたホームベース型の盾を見せてくる。

 

細野「うん。それで?」

 

金剛「盾」

 

細野「うん。続きは?」

 

金剛「終わり」

 

細野「盾だけってどういう事!?武器は!?どうやって戦うの?」

 

金剛「殴る」

 

細野「まさかの素手!?」

 

金剛「あと、蹴る」

 

細野「たいして変わらない!」

 

金剛「それが一番戦いやすいからな」

 

細野「そうもしれないけど······」

 

えっ?おかしいと思っているの僕だけ?もしかして僕がおかしいの?

 

雷「いや、金剛。それではダメだ」

 

無影「そうだ。雷氏の言う通りだ」

 

鉄羅「うんうん」

 

よかった······

みんなおかしいと思ってくれていた────

 

無影「それじゃあ、打撃無効の相手と当たったとき攻撃が効かないだろ?」

 

細野「そこ!?」

 

確かに大事だけども!そこなの?もっと、言うことあるでしょ!?この子、魔物相手に素手で勝負挑もうとしてるんだよ!?

 

金剛「大丈夫だ問題ない」

 

問題ない大ありだよ!

 

金剛「俺が何故、ホームベースの先を手の方につけていると思う?それは、この先っぽで突き刺す為だ」

 

雷・無・鉄「「「な、なんだってー!!」」」

 

もう、嫌だ。

 

▼▼▼

 

次は服選びだ。

 

流石に制服のまま戦うことは出来ないし、しっかり装備は整えないと。

 

鎧やローブ様々な衣装が置いてある。

 

剣士だから鎧が欲しい。

 

鎧コーナーに行くと金属や革など様々な鎧がある。

 

僕は、無難に革製の鎧をえらんだ。防御力を上げつつ俊敏性も落とさない。物理防御力+5される。

 

さて、みんなはどんな装備を選んだかな。

 

さっき、みたいに変じゃなきゃいいけど────あっ、これフラグだ。

 

そんなことを思いつつ、みんながいる場所へ戻った。

 

▼▼▼

 

細野「うん。よしまずは鉄羅君は迷彩?」

 

鉄羅「おう、いいだろ?」

 

上下が迷彩柄の服で胸当てを装備している。

 

良かった。今回はまともそうだ。

 

細野「次は雷君······何それ?ダ◯ボー?」

 

雷君の装備はまるでダンボール見たいなゴテゴテの鎧だ。身体を全て茶色い箱が覆っている。

 

もう、まともじゃなくなったよ。

 

雷「コレ、魔法攻撃力と魔法防御力がそれぞれ+15されるんだよ。すごいだろ?」

 

細野「すごいよ、すごいけども!その見た目は······」

 

マスコットにしか見えない。

 

雷「大丈夫、性能さえよければいい」

 

細野「まぁ、君がいいならいいけど。次は無影君はローブ?」

 

黒いローブに身を包んだ無影君を見る。全身真っ黒だ。

 

無影「おう、暗器類が多くしまえるのにした。ローブの下は動きやすさを考慮した」

 

無影君はそう言ってローブを脱ぐ。ローブの下も黒統一でスパイみたいだった。

 

細野「うん。いかにも暗殺者って感じだね」

 

無影「だろ?だから、今日細野の首をとるよ」

 

細野「まさかの暗殺宣言!?前の文からなんでそういう事になるの!?」

 

無影「冗談だよ」

 

細野「なら良かった、いや良くないけど。次は······金剛君?」

 

金剛「うん?」

 

細野「何でバリバリ私服みたいなコーデなの!?」

 

黒いインナーに赤のパーカー黒色のズボン。

────本当に戦うにある?

 

金剛「大丈夫問題ない」

 

細野「問題しかない!」

 

金剛「一応ブーツを履いてるからさ」

 

細野「そこは関係なくない!?」

 

無影「まぁ、大丈夫だよ細野氏。金剛にも考えがあるんだ」

 

細野「そうかな」

 

こんな感じで僕らは装備を手に入れた。

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