あるバカと俺と幼なじみ   作:不知火牙

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2話 自己紹介

龍牙視点

 

 

教室に入り、しばらく待っているとちらほらとこのクラスのやつらが入ってきたが、俺と冬華に気がつくことなく席についたりバカ話をしてたりして気がつかない等

二人だけで平和な授業前を過ごしていると

 

???「よう、お前らもここだったか」

 

そう言って声をかけてきたのは昨年度同じクラスだった元悪鬼羅刹の俺の悪友、坂本雄二だった

 

龍牙「あぁ、俺と冬華は振り分け試験を受けれて無いからな。 必然的にここになったわけだ」

 

冬華「坂本君はいつも通りって感じだね」

 

坂本「なんか俺の過去を考えられたような気がするが、まぁ、お前らがいるから今年も楽しそうだ」 “ニヤリ”

 

妙に察しが良いが、こいつがこういう顔をしてるってことは何か起こす気だな

 

龍牙「何をするかは知らんが、お前がこのクラスってことはあいつらもこのクラスだな」

 

坂本「 あぁ、そういっている間に来たぞ。 俺はもう話をしたから少し寝る」

 

そうして坂本は自分の鞄を枕に寝出した

 

???「龍牙、冬華、おはようなのじゃ」

???「………おはよう」

 

龍牙「土屋、 秀吉、おはよう。 そういえば朝早くに、木下さんに朝会ったな」

 

秀吉「姉上に会ったと言うがなんと言っておったのじゃ?」“ガタガタ”

 

ん? 自分の姉と会ったと言うだけでそこまで怖がるか?

 

龍牙「んとまぁ、g」

 

冬華「愚弟をよろしくって言ってたよ♪」

 

秀吉「そうじやったか。 愚弟と呼ばれたのはアレじゃが、悪いことじゃなくて安心したのじゃ」

 

龍牙「だだ、秀吉がこのFクラスになるのが分かってたみたいだったな」

 

秀吉「わしは、演劇部の方ばかりに集中してしまってのう、勉強の方がおろそかになってしまったのじゃ」

 

龍牙「そんなんじゃあ愚弟って呼ばれても仕方ないな」

 

冬華「この学校には文武両道の生徒が多くいるから、部活が忙しいからって勉強をないがしろにしちゃあダメだよ♪」

 

秀吉「面目ないのじゃ」

 

龍牙「土屋がここに来た理由としては、普通に学力がないからだな」

 

土屋「………心外、と言えないのが悔しい」

 

冬華「なら学力をつければ良いじゃない」

 

土屋「……善処する」

 

龍牙「こういう話は置いといて、後はいつものメンバーなら島田さんとあのバカだな」

 

冬華「島田さんならもう教室に来てるよ?」

 

冬華の指差す方向には島田さんが座っていた

 

龍牙「いつ来てたんだ?」

土屋「……気がつかなかった」

秀吉「来てたのなら何で声をかけてこぬのじゃ?」

 

冬華「あいつを驚かさせてやるんだから! って言ってたよ♪ 島田さんも可愛いことを考えるよね」

 

島田さんの驚かすはあのバカを安堵から絶望に叩き落とす気がするが、まぁ、いっか

 

坂本「ふぁぁぁ、そろそろ先生が来てもおかしくない時間だと思うがまだ来てないのか?」

 

雄二があくびをしながら起きてだるそうに言ったが時計を見ると確かにSHRが始まる5分前だった

 

龍牙「たくっ、あいつは初日から遅刻か?」

 

秀吉「気にしても仕方あるまい。 さてと、わしは席はここにしようかのう」

 

土屋「………俺はここにする」

 

俺の周りで話してたやつらが自分の席を決めて席に着くなか雄二は教室前の教台のところにたったところで教室の扉が開き、バカが入ってきた

 

???「すみません! 遅くなりました!」

 

坂本「遅せぇぞ! バカ!」

 

???「開幕と同時に暴言?」

 

そんな風に入ってきたのは、学園始まって以来のバカ、

バカの代名詞、バカが人の形をしていると言われている

吉井明久だった

 

吉井「龍牙、なんかとってもひどい罵倒をされた気がするんだけど。」

 

龍牙「気のせいだろ。 それとなんて雄二は教台のところに立ってるんだ?」

 

坂本「あぁ、それは俺がこのクラスの代表だからな。

なんとなくここにたってみた。後 明久、先生が入れなくて困ってるからアホ面引っ提げてないでさっさと席に

つけ」

 

吉井「すみません、福原先生。 雄二、席はどうなってるの?」

 

坂本「それについては決まってねぇから空いてる席に適当に座っとけ」

 

そういわれた明久は俺の裏の席に座った

 

福原先生「すみません、坂本くんも自分の席に戻ってもらえますか? 朝のSHRが始めれないので」

 

坂本「わかりました」

 

そう言って、鞄を置いてあった席についた

 

福原先生「それでは、SHRを始めますがまずは自己紹介をしたいと思います。 まず、私は担任の福原です。

よろしくお願いします。 」

 

名前でも書こうとしたのか黒板の方を向いた福原先生だがチョークが無いのだろうが書くのを止めた。

このクラスには授業の必需品すら配られないのか

 

それで心配になったのだろう質問をしてきた

 

福原先生「みなさん、ちゃぶ台と座布団の至急はされてますか? 不備があったら言ってください」

 

そう言われて周りが自分の物を確認し出した。

俺と冬華の分は比較的ましなのを選んであるから問題(一応)無い

 

そうこうしているうちに、

 

Fクラスa「僕の座布団に綿が全く入ってないんですけどー」

 

福原先生「我慢してください」

 

Fクラスb「俺のちゃぶ台の足が折れそ、今折れましたー!」

 

福原先生「我慢してください」

 

おい! さすがに勉強できないは学校じゃないぞ⁉️

 

福原先生「冗談です。 ボンドが至急されているのでそれで直してください」

 

Fクラスc「窓ガラスがひび割れてすきま風が寒いんですけどー」

 

福原先生「ビニールとセロハンテープの至急を申請しておきます。」

 

もらってこれないのかよ!

これ以上言っても無駄だと分かったのか言っていたのが

黙ると福原先生が続けて

 

福原先生「実費で直すのはありだそうですのでできる人はやっておくと良いですよ」

 

それがOKされているなら後日直すか。 自分のと冬華の分を

 

福原先生「それではみなさんも自己紹介をしていってください。 廊下側からお願いします」

 

???「須川亮だ、よろしく」

 

っと、自己紹介が始まったみたいだな

 

“○○です。よろしくお願いします”

 

そうこうしているうちに、次は島田さんだな

 

島田「島田美波です。 帰国子女です。今現在は話したりはできますが、読み書きが苦手です。 趣味は、吉井を

(抱き)締める事です♪」

 

吉井「命の危機?!」

 

明久が飛び起きたっていうかこいつ寝てたのか。

でもまぁ、命の危機ってのもあながち間違って無いしな

島田さんの抱き締めるは基本的にプロレス技だから

 

島田「ハロハロー♪」

 

明久が気付いたのがうれしいのかこっちに向かって手を振っている

 

吉井『僕の骨が耐えれるかな』

 

こっちはこっちで別のことを考えてるし、ほっとくか

 

福原先生「島田さん、自己紹介はそのぐらいでお願いします」

 

島田「はい」

 

そうして、自己紹介が続いていき

 

坂本「代表の坂本雄二だ。呼び方は代表なり坂本なり好きにしてくれ。」

 

吉井「赤ゴリラ」

 

龍牙「悪鬼羅刹」

 

坂本「明久は後で覚えてろ。 龍牙はそういうのは止めてくれ、頼むから」

 

龍牙「雄二がここまで言うのは結構なトラウマだかららしい」

 

秀吉「木下秀吉じゃ、こう見えても男じゃからな。 演劇部に所属しておる。 よろしく頼むぞ」

 

男子の制服を着てるし大丈夫だろ

 

土屋「……土屋康太、よろしく」

 

シンプルな自己紹介だな。 っと、俺の番だな

 

龍牙「紅条龍牙だ。九頭竜道場の師範代をしている。

うちの道場に用事があるなら言ってくれると助かる。

ちなみに、隣の冬華とは幼なじみだ。 」

 

そう言った途端に周りから殺気がたったので釘を刺しとくか

 

龍牙「追伸、その殺気を物理的にぶつけて来たら潰す

まぁ、1年間よろしく」

 

殺気を当て返したら黙ったからほっとくか

 

次は冬華の自己紹介か

 

冬華「鳥泉冬華です。 さっきの龍牙と(今は)幼なじみです♪ 龍牙に手を出したら 潰すから」

 

何をとはいわんが、恐ろしいことになりそうだ

 

次は明久の自己紹介だな

 

吉井「吉井明久です。 気さくに『ダーリン』って読んで下さい」

 

Fクラスほぼ全員『『『『ダーリーン!!!!』』』』

 

野太い野郎の声が響き渡った。 はっきり言ってキモイ

 

吉井「―失礼、忘れてください」

 

明久にも結構なダメージになったのだろう顔色が悪い

周りがひととおり自己紹介が終わった頃に教室の扉が

開いて

 

???「すみません、保健室に寄ってて遅くなりました!」

 

そう言って入ってきたのは姫路さんだった

 

福原先生「姫路さん、今自己紹介の途中ですので空いてるせきについて自己紹介をお願いします」

 

姫路「はい」“ケホッケホッ”

 

おいおい、まだ風邪が直って無いのかよ。 こんな教室にいたらすぐに振り返すんじゃないか?

そんな事を思っていると冬華の後ろに席を決めたってことはそういうことか

 

姫路「姫路瑞希です。 1年間よろしくお願いしますね」

 

姫路さんの自己紹介はシンプルなものだったが、

周りから声が上がり出した

 

Fクラスc「何で、Fクラスになったんですか?」

 

こういう質問も彼女の成績から来るのだが彼女は昨年度のテストで総合のトップテンにいつも入っていたので不思議なのだろう

 

姫路「えっと、試験中に熱を出して途中退席になってしまったのでFクラスになったんです」

 

そう姫路さんがまともに答えると

 

「俺も熱(の問題)がでてここになっちまったんだよな」

「そうだよな、あの問題は難しかったよな」

「俺は、妹が熱を出してて」

「黙れ一人っ子」

「俺は彼女が寝かしてくれなくてさ」

「今年一番の嘘をありがとう」

 

“ザワザワザワ”

 

収集がつかなくなったな。 切っ掛けじゃないのに姫路さんはおろおろしてるし。

 

“バンバン”

 

福原先生「SHRが進まないので静かにしてください」

“ガラガラガラ”

 

先生が静かにしようとして教台を叩いたら瓦解した。

改めてここの格差はひどいと思った。

 

福原先生「教台が壊れてしまったので新しいのを持ってきます。 おとなしく待ってて下さい」

 

そう言って福原先生は教室を出ていった

 

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