それは突然のことだった。
僕はいつものように艦これをプレイしようと艦これの画面を開いた時、ログイン画面に違和感を感じた。。。
「あれ、なんかログイン画面おかしくね?」
いつもなら青緑の背景に吹雪を中心に赤城、最上などが並んだログイン画面。しかし今日はなぜか叢雲が一人ポツンと立っていた。
しかも叢雲こっち見てるし。こっち見んな。いや睨むなよ、姐さん。
「仕様かな?まあいいや」
特に気にせずにGAME STARTのボタンを押すと、画面がいきなり光りだした。
「うわああああ!!!!」
そして僕は異世界に飛ばされることになった。
「いってててててて。。。」
気がつくと僕はコンクリートの上に寝っ転がっていた。どうやら長い時間気を失っていたようだ。太陽はすでに没していた。
あたりを見回すと、どことなく見覚えのある風景。赤茶色のクレーン、三角屋根の倉庫。。。あれ、これって艦これのホーム画面から見えるアレじゃね?
「やっと目を覚ましたのね。探したわよ」
声をする方を振り向いた。そして首をふって、頬をつねってみた。うん、痛い。現実だ。
そしてもう一度目を開けるとそこには。。。。
叢雲が立っていた。
「mjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjkmjk」
おどろいて声が出ない。Lv.42。艦これを始めて初めて手に入れた初期艦が立っていた。あ、mjk(マジか)言ってるから声出てるか。
「なんで姐さんがそこにいるんだ!!てかここどこだ!!!」
「ここはあなたの鎮守府。あなたがここにいるのは私が呼んだからよ、クサレ提督!!一体いつになったら真面目に艦隊運用するつもりなの!?」
」
あー、完全にご立腹していらっしゃる。ここ最近忙してろくに運用してなかったもんな。うん、工学部だからしょうがない。
とりあえず、姐さんをなだめるか。
「あー、ごめんな。現実(リアル)の方が忙しくてね」
「そんなんだったら最初から提督業なんてしなければいいじゃない。全く、何ヶ月も放置するわ、たまに運営始めたかと思えば大型艦建造で一気に資材を枯渇させるわ、遠征帰りの子達を何ヶ月も待たせるわ、数えていったらキリがないじゃない!!」
「ほんとサーセン」
「。。。はぁ、全く。これで提督クビにならないなんて一体大本営は何を考えてるのかしら」
あれ、艦これってこんなにヤバいゲームだったっけ?ていうかゲームってこんなに追い詰められるものだったっけ(汗)
「でもこっちに呼んだからにはもう逃げられないわよ。これからきっちり仕事してもらうからね!覚悟なさい!!」
「ウス」
「返事は『はい』!」
「はい!」
「さあ執務室へ行くわよ。ついてらっしゃい」
こうして叢雲姐さんにしょっぴかれるまま執務室に連行される提督であった。
他の理系もそうですが、工学部って本当に忙しいんですよね。バイトもしてるとなかなか時間が取れないことも多いです。
【次回予告】
執務室に連行された提督を待ち受ける艦娘の現実とは!?
はたしてこのままで艦隊運営はできるのか!?
次回.
「てめら、学がなさすぎる!!勉強しろ!!」
「え、やだ。めんどくさい」
「じゃあお前たちのために学校作ってやるから覚悟しておけ」
学校ができます。