名古屋鎮守府付属艦娘学校   作:gifu-no-hito

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しょっぴかれた提督は艦娘の現実に絶句
そしてある決断をする!!


003 学校をつくろう!!

叢雲によって鎮守府庁舎に連行された提督はあることに気がついた。

「あれ、いつもホーム画面から見えているとこはそのままだけど、それ以外のとこって標識ひらがななんだ?」

「あぁ、あれは字が読めない子のために使っているのよ。ていうかほとんどの子は漢字読めないわよ」

「え!?」

 

聞いて見たらなんとほとんどの子は

・漢字読めない

・計算できない

・射撃は当てずっぽう

いままで提督の指示なしにはまともに運用することすらままならなかったようだ。

 

「mjk...」

 

つい口癖がでてしまった。それもそのはず、彼女たちは鋼の船体からいきなり人の体を持ち、言葉を話し、目で万物を視認できるようになったのだ。それも真っ当な指導も無しに。

 

「それじゃ、任務画面の大淀はどうなってんだ?」

「あの大淀さんは大本営の人だからそれなりに教えてもらっているわ。そこからどうやってかしらないけど、私たちに指令がきて羅針盤回したところに進撃して行くのよ」

「それじゃ、あの射撃は。。。まさか当てずっぽうで撃っていたのか」

「そうよ」

おそるべし艦娘の幸運。雪風だったら宝くじ100戦100勝できるんじゃないかな(汗)

 

「まあ、いままでそんな感じでやってこれたし、どうにかなるんじゃないの?これからはアンタもいることだし」

冗談じゃないよ姐さん、まずはここの子達に仕事に支障が出ないように最低限の教養は身につけてもらわなければ。

 

「とりあえず全員に挨拶しておきたい、食堂に集合かけておいてくれるか?」

「了解よ」

 

 

ー10分後ー

ほとんどの艦娘が食堂に集まってきた。僕は無課金提督だから人数は100人以下に常に抑えてある。だから艦種で強い子はあまりいないけど練度はそれぞれ鍛えてきたつもりだ。ちなみにうちの最高練度は陸奥のLv.59、叢雲は駆逐艦最高のLv.42だ。うん、あまり練度上がってないな。もう1年経つのに。。。

 

「遠征艦隊以外は全員集まったことだし、そろそろ始めたら?」

「そうだな」

そう言いつつ、僕は前に出る。

そして言った。

 

「ドーモ、皆サン、提督デス」

 

ところどころ笑いが起きてる。叢雲は頭を抱えていた。うん、ツカミは上々。

「さて、冗談はここまでにして今日ここに叢雲から呼ばれて飛ばされてきた提督だ。まずみんなに聞きたい。

漢字が読める子は手を上げてくれるか?」

だれも上がらない。

「計算ができる子は?」

またも誰も上がらない。

「最後に、出撃任務はどうやっていた?」

「そんなの羅針盤回して当てずっぽうデース!!」

元気よく答えてくれたのは金剛だった。

「そうか、わかった。ではこれからの方針をみんなに伝える」

 

 

「出撃任務・遠征任務は全面停止。演習以外は機関を始動させることも禁ずる」

 

 

ざわざわ。みんなが顔を見合わせている。

「じゃあ何をするっていうんだ!?」

威勢良く聞いてきたのは摩耶だった。そして僕は大きく息を吸い、答える。

 

「お前ら全員、勉強しろおおおおおお!!!!」

「なにー!!!!!」

 

こうして艦娘学校は開校することになった。




はい、ということで艦娘学校開校です。ですが、この鎮守府のメンツが勉強してるところは省かせてください(ごめんなさい)。
次回からはちゃんとしたカリキュラムを組んで、正式に艦娘学校として機能しているところから始めたいと思います。

よみかきそろばん、マジ大事(いまはそろばんより計算能力ですけどね)

【次回予告】
艦娘学校が設立されて数年。そこへ新たな艦娘が入学してきた。
艦娘たちによる勉強ライフ。
勉強好きな提督と勉強嫌いな艦娘たち、果たして艦娘たちは脱・KY(漢字が読めない)できるのか?

次回:
「ここが艦娘学校かあ」
「ようこそ、いらっしゃい。楽しい勉強ライフへ」
「え、やだ、めんどくさい」
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