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sideコナン
―2時間後、阿笠邸―
「――――――――ったく、またあのジイさんこんなのぶちかましてやんの…。」
鈴木大図書館の、鈴木相談役による“怪盗キッド”への挑戦ホームページを眺めながら、コナンは呆れた声を出す。
そんな様子を、阿笠邸の庭から、1羽の白い
side
その映像は、“怪盗キッド”のアジトの1つでもあるビリヤード場“ブルーパロット”の地下に送信されていた。
『ホラ!行くなら早くして!あなたも呼ばれてるんでしょ?“キッドキラー”だし…。』
『ああ…。さっき蘭からメールが来てたよ……。―――――って、あなたもって事は…。』
(来るのは“名探偵”と灰原哀、阿笠博士、後は“眠りの小五郎”とその娘、それと鈴木財閥のご令嬢ってとこかな…。後は……。)
本来、“名探偵コナン”には関わっていない
『ホォ――――――。
そして、聞こえてきた“沖矢昴”の声にイヤホンを耳から外した。
それから、
sideコナン
ピピ…
バサバサバサッ…………!!
それに反応し、
「「!」」
その羽音に反応したのが、コナンと沖矢の2人。
急いで窓に駆け寄るが、白い影が消えていくのがわずかに確認出来る程度だった。
「ちょっと、どうしたのよ?」
急に不審な動きを見せた2人に灰原が
目だけは鋭く窓の外を
side
(“名探偵”なら羽音に気付いたかもね…。)
「出来ました、お
「完璧。さっすが
カタン、と椅子から立ち上がり、
「お嬢様…。今回は
「大丈夫。無茶はしないから…。」
「し、しかし…!」
「相変わらず心配性なんだから……。そんなに心配しなくても、正面からやり合おうなんて考えて無いってば…。」
そんなに心配されると、こっちも不安になっちゃうじゃない。
唇を
「ですが、お嬢様……。」
「大丈夫だって!何かあったらすぐに連絡入れるから、バックアップよろしくね。」
不安そうな
「さて、今日は誰に変装しようかな……。」
普段変装に使っている服や小物類をしまい込み、クローゼット代わりに使っている部屋に移動しながら
沖矢は入れ替わる隙が全く無いので無理。
小五郎は現在風邪により絶不調。声色を変えたままわざと咳込むのは
毛利蘭は“名探偵”の勘で見破られそう。そもそも彼女の背後に立つ勇気は無い。
と、なれば………。
「………鈴木園子か、阿笠博士か………。」
鈴木相談役により近付き易い事を考慮すれば、まぁ実質1択だろう。
―数時間後、鈴木大図書館―
日が沈んだ後、
昼間とは打って変わり、上品な老婦人に
先程まで混んでいたが、
2つの個室が閉まっているが、後は洗面所に2人、それから隣接したパウダールームに1人。
洗面所にいた2人組が出て行ったのを見届け、
「っ…?!」
一瞬で距離を詰め、パウダールームで化粧していた1人‐鈴木園子の鼻と口をハンカチで
ハンカチに染み込ませていたクロロホルムにより、園子はものの数秒で眠りについた。
ぐっすりと眠り込んだ園子を抱き上げ、空いている個室に運び込む。
(ちょっと顔貸してね…♡)
クロロホルムを
多少の誤差はあるかもしれないので、あまり時間をかけない方が良い。
老婦人のマスクを
ウィッグを付け替えて軽く整え、靴も履き替える。
最後に老婦人としてのブラウスとロングスカートを脱げば、その場を後に園子が着ているものと同じデザインのトップスとワンピース。
(良し…。)
先程は人が入っていた個室も、既に出たようで周囲に人の気配は無い。
(今のうちに……。)
個室の鍵をかけたまま、素早くドアと天井の間の隙間から外に出る。
何食わぬ顔で洗面所の鏡で全身をチェックして、堂々と女子トイレを後にした。
「園子!
「さっきトイレでね♡だってキッド様が来るのよ!少しぐらいお
「だから遅かったのね……。」
“園子”として答える
「例え来たとしても、あの防犯装置や
灰原の言葉に、
(それはどうかな………。)
ちょっとした
(さて、“名探偵”…。あなたはいつ気が付くかな……?)
あくまでも“園子”としての表情を崩さないまま、
(第一段階クリア。)
怪しまれないように適当な本を手に取ってページを
「あの…、参考になるかどうか分かりませんが…。」
10分程経った後、それまで鈴木相談役と警備について話をしていた、
「恥ずかしながら学生時代、私は主人と交換日記をしておりまして…、その日記がとても不思議だったんです。」
そうして語られた、
(気付いたみたいだね、“名探偵”……。箱の本当の中身と、その開け方を記した紙の
それを見た