今回は戦闘無しです!
相性召喚によって現れた白いドレスのようなものを着たサーヴァントはこちらを見つめている。
「初めましてアサシン。俺は
よろしくマスター。じゃあ早速だけどナイフが欲しい。」
「ナイフ?そんなもの英霊が何に使うんだ?つーか宝具は?」
「質問が多い。私の宝具に持ったナイフを宝具に変えるものがある。だからなるべく多めにナイフが欲しい。」
「へぇそれは面白い宝具だな。分かったナイフは家にたくさんあるからそれやるよ」
「ありがとうマスター」
一通り会話した後周りが先程殺した者達で溢れかえっていたことにようやく気づく。
裏路地には人払いの結界をはってあるので人目を気にせず死体を燃やす。
その他の場所にも死体はあるのでそれも後で燃やさなければ。
「…あなた殺人鬼なの?」
「まぁそうだが殺す相手はちゃんと選ぶぞ?」
「そうなの?」
「あぁこいつらは薬の売買をしてたしな」
「ふーんなら全然いいけど。むしろもっとやるべき」
「おっ話のわかるやつで良かったよ」
「えぇ私もあなたがマスターで良かったわ」
「それを判断するには早すぎると思うんだが…まぁいいや。とりあえずこれからよろしく」
アサシンが頷くのを見てこの聖杯戦争はとても楽しくなるだろうと確信する。
「さてまずは残りの死体を片付けなきゃなぁ」
「…ファイト」
「…手伝ってくれたりは?」
「しません」
「だよなぁ。まぁ頑張るか」
この後死体をすべて燃やしそのまま家に帰った。
ーーーーーーーー
千夜はベットの上で目を覚ました。
昨日は家に逃げ帰り風呂にも入らずに寝てしまった自分を思い出し苦い笑みを浮かべあまりのだるさに今日は学校を休むことを決める。
まずは自分の身体を休めなくてはいけない。
それにそろそろ本腰を入れてサーヴァントを奪いにかからなければならない。
そのための準備も必要になるだろう。
学校に休みの連絡を入れるため1階に降りる。
受話器を取り学校への連絡を入れると登校中の学生と会わないように家の中で風呂に入って時間を潰す。
大体1時間程して風呂から上がると出かける準備をする。
そしてどのサーヴァントを狙うか考える。
昨日の感じからして恐らくバーサーカーは無理だろう。マスターを殺せればいけるかもしれないが誰がマスターなのか分からない以上それは現実的では無い。
そしてセイバーのクラスは余程運が良くない限り出会ってそうそう殺される確率はかなり高い。
アーチャーに至ってはは姿すらみえていないためなんとも言えない。
そうなるとやはりまだ会ったことの無いクラスのサーヴァントを狙うのがいいだろう。
だがキャスターのクラスは穴熊を決め込むだろうし。
アサシンは見つけられる自信はない。
そしてランサーは出会ってそうそう殺される可能性は高いだろう。
ならばライダーはどうだろうか。
だがこいつも召喚されているのかすら分からない。
結局は地道に自分の足で探すしかないのだろう。
そう決意を改めて家を出る。
着物を着た女が居た。
「何処に行くので?」
「…アンタには関係ないだろ」
「いいえ?私はこの街のセカンドオーナーですから」
「ちっそうだったな」
セカンドオーナーは魔術協会によって選ばれた霊地の管理者のことである。
つまり目の前の女はこの夏門市の魔術師の中では最も権力を持っている。
「それで?俺に何か用か?」
「えぇ。最近マスターでもない没落した魔術師が怪しい動きをしていると聞いたので御忠告にまいりました」
「そうか。あんたも大変だな?」
「えぇそうなのです。なので私の仕事を増やさないで欲しかったのですが」
「ふーん。まぁ頑張ってくれよ?」
そこで会話を切り上げ早々にその場を立ち去ろうとするが。
「確かに忠告はしましたよ」
「……」
無視して聖杯戦争の準備に向け歩き出す。
そして恐らくだがあの女も聖杯戦争の参加者だろう。
冬木の聖杯戦争においてもセカンドオーナーである遠坂家にも令呪は配られたと聞いている。
厄介な敵が現れたものだ
そう思いながら街を歩き出した。
ーーーーーーーーーー
(今日は千夜来るの遅いなぁ)
千夏は学校で千夜を待っていた。
いつもならとっくに学校に来ている時間なのだ。
(何かあったのかなぁ)
千夏は千夜が学校に来なかったためか明らかに落ち込んでいた。
それを見てクラスメイト達は何故落ち込んでいるのか察して千夜への殺意を高めているのだが千夏には全く自覚は無かった。
そしてその中でも一際高い殺意を放つ男片岡武瑠が千夏を静かに睨んでいた。
千夏はその視線に気付かず帰りに千夜をお見舞いに行くことに決めた。
誰かもっとお気に入り登録をぉぉぉぉぉぉ!