皆さん水着ピックアップ引きました?
黒猫さんは牛若とすり抜けでドレイクが来ました。
でも欲しいのはジャンヌなのでまだまだ引きます!
長話もあれなんで本編どうぞ!
あと最後にちょっと進展あり(ペース遅すぎ)
家に帰ると堪輿がいた。
いきなり何を言っているのかと思うだろうが正直俺が一番驚いている。
「おかえりなさい。北条君」
「なんでお前が・・・」
「あなたが私の警告を無視して聖杯戦争に首を突っ込むからですよ」
「・・・相変わらず情報が早いな」
「当然でしょう?それは北条君も分かっていたはずですよ」
面倒過ぎる女に目をつけられたな。
いっそこの場で・・・
いや間違いなく無理だ。
こいつはほぼ間違いなく聖杯戦争のマスターのはず。
ならばサーヴァントがこの状況を見ているだろう。
それを分かった上でこの女に手を出すことは出来ない。
この女はそれを分かった上でここに居るはずなのだから。
「それで要件は忠告だけか?ならさっさと帰って欲しいんだが?」
「最後の忠告です。これ以上聖杯戦争に関わるのはやめなさい。本当に死にますよ」
「・・・かもな」
「あなたの気持ちが分からない訳ではありません。しかし私は夏門市のセカンドオーナーです。故に私は最低限の被害で今回の聖杯戦争を乗り切りたいのです」
ひとつ思い出した。
この女にあったら絶対に質問すべき事がある。
「なぁ。今回の聖杯戦争が起きた原因は一体なんだ?」
今回の聖杯戦争が起きた原因。
本来の聖杯戦争は冬木市で御三家が主体となり開催される物。
それが何故か冬木市とは何の縁も無い夏門市で行われている。
堪輿家はこの街のセカンドオーナー。
だからこの街で
堪輿の魔術が正常である限りそれは絶対だ。
だから考えられるのは堪輿にとって今回の聖杯戦争は都合がいい事。
しかしこれは違うだろう。
堪輿はさっき乗り切りたいと言った。
それは望んで起こしたようには聞こえない。
ならば何故見逃しているのか。
止めることも出来たはずだ。
でもそれをしていない。
おそらく何か理由がありわざと見逃したのだろう。
「・・・答える必要はありません」
「お前は特に根源の渦に執着している訳じゃない。止めなかったのはそうする理由があったからだろ」
「・・・・・・」
「一体何があったんだよ」
「・・・今回の聖杯戦争を起こしたのは私です」
「は?」
理解ができない。
堪輿家はこの街のセカンドオーナー。
わざわざ危険を持ち込むなどありえない事のはずだ。
「理由は言えませんが今はそれで納得してください」
「そうする必要があっての事なんだな?」
「はい。それは約束します。そしてその目的は聖杯戦争が無事に始まった時点で達成しています。なのでこれ以上問題の種を増やしたくないのです」
「・・・なるほど」
「納得してくれましたか?」
「納得はした。だが理解はしないぞ」
「そうですか・・・」
「お前も知ってるだろ。北条家は聖杯戦争のせいで没落した。その復興を聖杯戦争に願うのはなんとも言えないがこの際それはしょうがない事だ。だが復興の手段が目の前にあってそれを諦めろ?無理に決まってんだろ」
「やはりこうなりましたか。予想はしていましたが残念です」
堪輿は立ち上がり玄関に向かう。
止めに来たんじゃ無かったのか?
場合によってはここで殺し合うことも考えていたのに。
その思いが顔に出ていたのか苦笑いをされた。
「確かに止めには来ましたが。別に殺し合いに来たわけではありません。
「・・・いいのか?」
何がとは言わないがそれで伝わるはず。
予想通り伝わったようで。
「えぇ。ですがあなたがサーヴァントと契約すれば敵同士です」
いきなりの 宣戦布告。
だが悪い気はしない。
堪輿が玄関から出て見えなくなるとようやくポケットの中で握っていたカッターの刄から手を離した。
緊張からか強く握りしめていたせいで手からは血が出ている。
このカッターの刄は普通の刄ではなく、麻痺が付与された物だ。
それを握りしめていたせいで右手の感覚が無い。
最後の抵抗にと思っていたのだが無駄になったな。
苦笑いを浮かべ、窓の外を見れば綺麗な月がそこにあった。
ーーーーーーーーーーーーー
水波は
思い出すのはさっきまで話していた幼馴染のこと。
堪輿と北条の家はそれなりに友好関係を築けていた。
理由としては、北条家から養子を引き入れた事。
堪輿家は水波が産まれる6か月前に北条家から双子の妹を養子にしている。
当時堪輿家は子供がなかなか産まれないことに焦りを覚えていた。
そんな時に北条家で男女の双子が産まれた。
これを渡り船と思ったのかその直後にどちらかを養子として迎え入れたいと早速話を持ち込んだ。
魔術は一番上の子供にしか教えない。
ならば双子というのは少々都合が悪かった。
そんな時に転がり込んで来た養子の話。
うまく行けば堪輿家の魔術を手に入れることが出来るかもしれない。
しかし北条家は魔術を学ぶ家では珍しく子供をとても大事に考えていた。
だが結局妹の方を手放す事になったのだ。
子供は堪輿家に迎え入れられた。
しかしその6か月後。
水波が産まれた。
待望の子供だったがあまりにもタイミングが悪すぎたのだ。
しかし要らなくなったのでお返ししますという訳にも行かず。
結局は水波を当主とし、貰った子供は大事に育てられる事になった。
そんな事があり堪輿と北条は互いに仲のいい家となったのだ。
そうして水波と千夜は根源を目指し競い合う事になった。
子供の頃は一緒に遊んだこともあった。
だがしばらくして北条家は聖杯戦争に敗れセカンドオーナーは堪輿家に移ることに。
今では殺し合う仲だがちょっと前まではたまにカフェでお茶をする程度の友好関係にあった。
水波としては早く前の関係に戻りたい気持ちはあったのだが現状はそうさせてはくれない。
何としても聖杯戦争を乗り切らなくては。
何度目になるか分からない決意を固めていると正面の坂の上に男が立っているのが見えた。
あぁ最悪ですね。
男の服装は黒一色だった。
「バーサーカーですか」
「コンバンハ。ソレデハハジメマショウカァァァァァァァァ」
「アーチャー」
「はい。マスター」
「殺しなさい」
「キヒヒ。デキマスカネェェェ?」
発砲。
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遠くから発砲音が聞こえる。
恐らくはこの間バーサーカーに発砲していたアーチャーだろう。
ならばアーチャーは戦闘中。
アーチャーのマスターを殺すチャンスかもしれない。
直後に発砲音とは別の方向から強大な魔力反応。
しかもそれはどんどんこっちに近づいてくる!
これはヤバすぎる!
反応は二つある。
十中八九サーヴァント同士の戦闘だろう。
巻き込まれれば確実に死ぬ。
急いで家の結界を強化する。
だが魔力反応は近くの公園で止まった。
取り敢えずは家に突っ込んで来ることは避けられた。
そう思い安堵していると片方の魔力反応がだんだん小さくなっている事に気がついた。
どういうことだ?
霊体化しているなら魔力は即座に消えるはず。
ならば何故?
そして小さくなっている魔力がこっちに飛んでくる。
「やべ!」
慌てて机を盾にする様にひっくり返しそこに身を隠す。
そして次の瞬間。
ドゴッ
壁を破壊しながら突っ込んできた。
いや、もはやこの威力は着弾と言っていい。
それ程の威力で壁をぶち破ったサーヴァントであろう何かが煙の中で立ち上がるのが見えた。
あの勢いで壁に衝突し平然と立ち上がることからサーヴァントと見て間違いない。
問題はどのクラスであるか。
すでにあっているサーヴァントならばまだやりやすい。
欲を言えばキャスターあたりであるとありがたい。
そして煙が晴れ姿を現したのは頭から血を流し鎧がボロボロに損傷したあのセイバーだった。
ようやく進みましたね!
因みに堪輿家に行った千夜の妹は一体誰でしょうか?w
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