艦隊これくしょん×Fate/staynight   作:くまー

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もうちょっとでArcadia様投稿話数に追いつく……っ!
内容は微妙に変わっています。本当に微妙で全然話に関係は無いですが。


1-14

 『深海棲艦艦載機』

 

 深海棲艦が所持する兵器の一つ。艦戦、艦攻、艦爆の兵装が装備可能な艦載機。他にも基本兵装としてレーダーや機銃、ロケット弾を装備している。

 空母系統の深海棲艦に付き従っており、偵察から戦闘までを一手に引き受ける。

 通常は空母系の命令に従って動いているが、1機1機に意思があるため、それぞれの判断で動く事象が確認されている。そのため、弱った個体によっては、特攻や自爆と言った手段を取る場合もある。

 

 『深海棲艦の要綱』より一部抜粋。

 

 

 

 

 

 頭上に降り注ぐ爆弾を見て。どうやら敵の本体が動いたらしい。そう木曾は判断した。統制がとれた艦載機の動きは、生まれたてのひよっ子が指示できるような芸当ではないからだ。

 自分たちの奮戦のせいか、或いはは近くに友軍がいるのか。その真偽は不明だが此方に構う余裕は無くなったらしい。降り注ぐ爆弾の量からは、殲滅する意思しか感じられなかった。逃げ場などなかった。

 

「ッ! 皆、爆撃――――」

 

 それは誰の声だったか。或いは、己の声だったか。

 視界に映る全ての動きがスローモーションになっていた。凝縮された時間。煩わしい心音と呼吸音。現実を、声を、意味を認識しても、身体は全く動いてくれない。意識と現実に乖離が生じた瞬間である。

 それは即ち、何もかもが遅かったことを意味し――――

 

「トレース、オン」

 

 その言葉を。耳が拾う。

 意味は分からない。分からないが、誰の声かは分かった。誰が発した言葉かは分かった。

 そして認識と同時に、木曾の周りに有り得ない光景が展開される。

 

「ロールアウト。バレットクリア」

 

 剣だ。剣が浮いている。何本もの剣が浮いている。

 種類は様々だ。西洋剣、ダガー、大剣、レイピア、片手剣、小太刀、大太刀……

 それらが浮いている。木曾の周りに、そして磯波たちの周りに、浮いている。

 

「フリーズアウト」

 

 ゆらゆらと浮いていた剣群が、一斉に向きを固定した。

 上。

 頭上。

 落ちてくる爆弾に向けて、

 

「ソードバレル、フルオープン」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ 艦これ×Fate ■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 爆発の華が咲く。

 突き刺され、貫かれ、裂かれ、断たれ、穿たれて華が咲く。

 木曾たちの頭上で、爆風が舞う。

 

「わ、わわっ!」

「な、な――――」

「スイッチを切れ!」

 

 スイッチ、とは浮力スイッチのこと。未だ混乱の中にあった磯波たちに、それだけを指示すると、木曾も自身の浮力スイッチを切った。

 途端に、身体が重力の鎖に捕らわれる。海面から海中へと引き摺り落される。

 木曾は背に抱いてた士郎を前へ抱え直すと、そのまま爆風から庇う様にして海中へと沈んだ。沈むよりも先に自身の背を爆風が焼くが、そんなものは大した痛手にはなりやしない。それよりも木曾の頭は一つの疑問に埋め尽くされていた。

 ――――今、士郎は、何をした?

 呟くように耳元で零された言葉。呼応するようにして顕現した剣群。爆弾のみを的確に狙った射出。

 決して無関係ではあるまい。

 

「――――ぶはっ!」

 

 爆風による熱が霧散する大凡のタイミングを経験と勘で見計らい、海面へと木曾は浮上した。少し遅れる形で、磯波と叢雲も海面に出る。視界の端でその動向を捉えながら、木曾は油断なく周囲の状況に意識を走らせた。

 ――――いないッ!

 少なくとも視界に敵の姿は見えない。艦載機も、爆弾も、艦隊も、そして剣群すらも、何もかも。

 

「……無事、なの?」

「……みたいね」

 

 信じられない。そう言いたげに、磯波は言葉を零した。それを肯定した叢雲も同じ気持ちなのか、忙しなさげに自身と空と海面を見比べる。

 彼女たちの思考は真っ当だ。誰だってあの状況を傷一つなくやり過ごせるとは思うまい。

 

「……凌げたのか?」

「……ああ。俺も、磯波も、叢雲も無事だ」

「そうか……良かった」

 

 木曾のすぐ傍らで。士郎は安堵の息を吐いた。

 士郎を抱きかかえ直すと、彼に負担を掛けないように、器用に浮力装置をオンオフしながら木曾は海面に立った。筋肉質な士郎は見た目よりも重いが、艦娘のパワーを以ってすれば大した問題ではない。

 

「……なぁ、士郎」

 

 あの言葉は何なんだ?

 あの剣群はお前の仕業か?

 その2つには何か関連があるのか?

 だとしたら何の技術なんだ?

 どこで培ってきたんだ?

 どうやって培ってきたんだ?

 そもそも――――いったいお前は何者だ?

 頭の中では様々な疑問が浮かんでは消えずに溢れていく。それは際限なく膨れ上がり、吐き出されることなく木曾の脳内を圧迫していた。

 だが意外にも。最初に木曾の口から出てきた言葉は、その疑問のどれでもなかった。

 

「ありがとう、また助けられた」

 

 思えば最初のあの孤島で。彼は自身の身の危険を度外視して、敵艦載機から自分たちを助けてくれた。

 思えばあの隠れ家で。彼は自身の身の危険を度外視して、自分たちの帰る場所をヌ級から守ってくれた。

 そして今、この場で。またも助けられた。確証はないが、木曾はそう思った。

 

「……大したことじゃないさ」

 

 木曾の感謝に、士郎は荒い息と共に言葉を返した。だがこれ以上は強がる余裕が無いらしく、ぐったりと彼は全体重を木曾に預けていた。

 当然だ。世界は等価交換で成り立っている。ましてや今ほどの窮地を凌ぐような奇跡には、何かしらの代償がある事くらい予想できる。……それが、ただの体調の不良だけで済むはずがない。

 きっと自分の想像も及ばぬ代償が、士郎の身体を蝕んでいるに違いない。そう木曾は判断した。高すぎる体温、荒い息、力の無い言葉。弱り切っているのは確実だ。

 

「すぐに本国に戻る。だから……だから、あと少しだけ耐えてくれ」

「……ああ……大丈夫さ」

 

 何が大丈夫なものか。きっと今の自分は相当に情け無い表情をしているのだろう、と木曾は思った。守るべき対象に守られて、気を使わせて、何が艦娘か。

 口を強く結ぶ。開けば色々と意味の無い言葉が飛び出そうだから。

 眼を強く瞑る。開けば色々と意味の無い感情が溢れ出そうだから。

 そうして3秒の時間で自身の感情を律し、木曾は前を向いた。

 

 ――――否。向かざるを得なかった。

 

 へばりつく様な渇き。身を掴んで離さぬ寒さ。鼓動が、息が乱れる。

 それはまるで喉元に死神の鎌を突き付けられているような、絶対的な■の予感。

 逃げることを許さぬ、向き合う事を強いる感覚。寒さと言う名の恐れ。

 ……いつだってそうだ。災いってのは畳み掛けてくる。そこに自分たちの意思なんて介在しない。

 

「クソッたれ……今はお呼びじゃないっての」

 

 せめてもの強がりも空しいだけ。言葉が震えるのが止められない。体の震えが止まらない。

 視界の先。水平線との境目。僅かに見える黒い影の群れ。

 細部まで見えるはずもないのに、その黒い群れが何なのか分かるはずもないのに。木曾はその群れの正体を察した。その中心にいる存在を察した。

 

「……ボスが出張るとはねぇ」

 

 特定危険種。

 航空戦艦・飛行場姫。

 あれほど渇望していて、そして今だけは遭いたくなかった相手が、居る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウソ……」

 

 積み上げるのには苦労しても、

 

「なん、で……」

 

 崩れるのは簡単だ。

 

「磯波!」

 

 最初に折れたのは磯波だった。

 水平線の境目。群れを成す敵影。

 その中心部に飛行場姫の存在を知覚する。

 ただのそれだけで、磯波の脳裏に逃亡の屈辱、仲間を失くした憤怒、そして圧倒的な恐怖が蘇った。

 視界が揺らぎ、狭まり、上下の感覚が無くなる。

 身体を支える力が折れ、崩れる。

 叢雲の言葉も届かない。

 

「こンの……ッ!」

 

 ギリギリのところで叢雲が磯波の支えに入るが、彼女自身大破をしている身だ。それでも気力を振り絞り、どうにか2人そろって崩れ落ちるところだけは防ぐ。

 

「しっかりしなさい、この馬鹿っ!」

 

 ここで心が折れることに意味は無い。ここで足を止めることに意味は無い。

 仮にその行為に意味を見出そうとするのならば。それは今までの全てに対しての侮辱に他ならない。

 だから、

 

「目を覚ませ、馬鹿ッ!!!」

 

 一閃。

 叢雲が今出せる全力での平手打ち。

 磯波の顔が跳ね、頬が赤く腫れる。

 

「ねぇ……」

 

 だが、

 それでも、

 

「起きなさいよ……っ」

 

 崩れた心は、起きない。

 

 

 

「あ、あ……」

「満潮、早くっ!」

「三日月、満潮! みんな無事だっ! 早く合流するよっ!」

 

 覚えている。気丈に振る舞っていても、覚えている。

 あの恐怖を。あの敗北を。あの地獄を。

 全部、覚えている。

 

「満潮っ!」

 

 その存在を知覚した。

 色素の無い髪。蝋人形のような肌。血のように赤い眼。

 薄気味の悪い笑み。不快な笑い声。蔑むような眼。

 向けられた砲門。指示。消えた仲間。

 その存在を思い出した。

 ただそれだけで足が止まった。

 

「な、んで……」

 

 なんでここに飛行場姫が?

 ……いや、ここはアイアンボトムサウンド。飛行場姫の根城。それがいることに何の不思議もない。

 そう、無い。不思議は、無い。

 だが、

 

「何で、今……っ!」

 

 いつか戻って飛行場姫を討つと誓った。仲間の仇を取ると誓った。

 その憎き首を挙げると誓った。必ず殺すと誓った。

 だがそれは今ではない。

 今の満潮には力が無い。

 なのに、なのに、

 

「何で……っ」

「満潮、ごめん!」

「っ!?」

 

 呆然としていた身に、その腹部に一発の衝撃。くの字に身体が折れ、一瞬満潮の意識が飛ぶ。

 そして力なく崩れ落ちた身体を、優しく担ぎ上げられた。

 

「ひゅー、やるー」

「もっち、軽口言っている場合じゃないでしょ!」

「はいはい」

 

 艦娘の力を以ってすれば、装備も揃っていない駆逐艦を担ぎ上げるくらいわけは無い。

 どうやら自分は腹部に一発イイものをもらってしまったらしい、と満潮は察した。それは意識が薄れそうなほどにイイ一発だった。

 だがこの状況に甘えて気絶はしてはならない。

 奥歯を噛み締め、満潮は敵を睨み付ける。今は未だ黒い群れの、その中心にいる諸悪の根源に向けて。

 ただ、睨み付ける。

 

 

 

「……主力艦隊が動いたようネー」

 

 白煙が霧散する。

 徐々に明朗になる周囲に眼もくれず、ただ一点のみに金剛は視線を向けていた。

 水平線を越えて向かって来る黒い群れ。

 悍ましさすら感じる、群れ。

 そして感じる。その中心部にいる憎き仇。

 

「こ、金剛さん?」

「……雷、荒潮。一先ず皆と合流しマース。話はそれからネー」

 

 抑揚の無い声だった。が、ボロボロの雷と荒潮にその意味を知る術は無い。

 2人とも航行はギリギリで可能、と言った有様だった。金剛がいなければ、間違いなく2人は沈んでいただろう。かつての仲間を見つけ反射的に行動した2人は、代償として艦娘としての機能を著しく失っていた。

 

「何故わざわざ煙幕弾を放ってきたのか理解に苦しみますが、そのような幸運は続かないと考えるべきデース。さぁ、戻るネー」

 

 少しだけ。明るめに言葉を発する。そして右手に持っていたガラクタを放り投げる。

 無造作に放り投げられたその黒い塊は、僅かな呻き声を残して海の底へと沈んでいく。

 駆逐艦イ級。その成れの果て。

 金剛を極上の獲物と勘違いしたのだろう。集団で襲い掛かってきたは良いが、その全てが一撃で砕かれ、潰され、破壊された。

 相手の落ち度はただ一つ。幾ら手負いとは言え、幾つもの海戦を勝利してきた英雄を舐めてかかった事。

 弾薬が無くとも、的確に急所を打ち抜けば拳一つで敵を沈めることは可能だ。

 

「金剛さん、その、黒潮は……」

「……助け出せたのは、貴方たちだけネー」

 

 嘘偽りなく、最小限の言葉で伝える。事実として金剛が黒潮を見たのは煙幕弾を撃ち込まれる前が最後であり、その後については雷と荒潮しか見つけられていない。

 おそらくは金剛の言葉が最後の希望だったのだろう。期待していたのとは違う言葉に、傍目で見ても分かるくらいに2人の顔が悲哀に染まる。

 ……だが、此処で止まってはいられない。

 金剛は2人を抱えると、有無を言わさず走り出した。皆の位置ならば、事前に満潮から渡されたレーダーで把握できている。今は早く、皆と合流しなければならない。

 

「……見つけたネー」

 

 だから。水平線の境目にいる敵影を見ながら零したその言葉に。

 抱えられている2人はおろか、零した金剛自身も気が付かなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まず、situationをまとめまショー。今現在、敵艦隊が向かってきていマース。恐らく飛行場姫を含んだ主力艦隊ネー。敵艦隊との距離は正確には不明デース、が、経験上この程度の距離は2分足らずで詰められるネー。ミッチー、自力航行可能な子は?」

「自力航行可能な艦娘は金剛さん、木曾さん、望月、三日月、そして私の5人。そして不可能なのは雷、荒潮、磯波、そして叢雲の4人……」

「いえ、大丈夫です。すいません、ご迷惑をおかけしましたが、私は大丈夫です」

「……そう。なら、磯波も自力航行可能で計6人。不可は3人ね」

「Humm……普通の奴が相手なら一人一人がcover出来れば難しくは無いですガ……」

「相手が主力艦隊であるなら厳しいわね」

 

 全員が合流したところで泣いて生存を喜び合う……ほど腑抜けているわけでは無い。

 合流を果たしたところですぐに敵の主力艦隊から距離を取る。その間に簡潔に情報交換、及び状況のまとめ。手慣れた様子は、それだけ全員の海戦経験の豊富さを示している。

 

「そもそも主力艦隊は私たちを補足しているの?」

「確実にされているでしょうね……」

「三日月には悪いが、満潮に賛成だ。アイツら、確実に俺たちを補足しているぞ」

 

 この海域に長くいれば、嫌でも死に対して敏感になる。木曾や満潮はその典型例だ。そしてその感覚が間違ったことは、残念ながら今までに一度も無い。

 

「中破に大破ばかりの私たちじゃ、何時かは追い付かれるわね」

「そもそも砲撃範囲内に入ったら終わりよ。ま、その時は――――」

「Stop。叢雲、それ以上はダメデース」

「……ゴメンナサイ、失言だったわね」

 

 言わんとすることは分かった。だがそれを言わせてはならない、言ってはならない。

 言葉にすれば。それは何故自分たちが此処まで来たのか、その根底を覆す事になるからだ。

 選択肢として持つことは構わないが、それを進んで選ぶのは他に手が無くなった時だけである。

 

「……なぁ」

「却下だ」

「反対」

「却下」

「ダメです」

「ダメデース」

 

 上から順に木曾、望月、叢雲、磯波、そして金剛。まだ何も言っていないのに、何故にここまで反対されなければならないのか。まさかの開幕フルボッコに、士郎のハートはブロークン寸前である。

 

「いや、まだ何も言って無いんだけど……」

「また無茶をする気だろう。ダメだ」

「木曾さんに同じく」

「アンタ、どーせまた無茶する気でしょ」

「衛宮さんは安静にしていて下さい」

「皆と同じ意見デース」

 

 中々に辛辣である。それも全員、士郎の提案内容を予測した上での却下。士郎自身、自分の重傷具合を顧みない案を出そうとしていただけに、先に潰されては黙るしかない。

 まだ出会って数日程度だが、大凡の性格を把握されたのは間違いない。

 

「そもそも左腕と右足が折れているのに、鎮静剤無しで正気を保っているアンタがおかしいのよ……いいから、寝ていなさい」

 

 パンパン、と。両手を叩いて満潮が締める。呆れを隠そうともせず、盛大にため息までついて。

 その様子がおかしかったのか、思わず叢雲は吹き出した。

 

「そう言えば、アンタに初めて会った時も無茶ぶりから始まったわね。皆が居ないから外に出て確認してみようなんて、病人の発想じゃないわ」

 

 最初の出会いを思い出したのだろう。呆れる様に、けど笑いとばすように叢雲は言った。

 

「……呆れた。それって、そもそも衰弱していた自覚が無かったって事じゃない。……良くその状態でヌ級の撃破まで漕ぎつけたわね」

「……残念ながら私は気絶していたから覚えていないわ。ヌ級に叩きつけられた後コイツが……いや、うん、私が覚えているのはそこまでね」

「撃破したのは私ですが、衛宮さんが注意を引いてくれなかったら、きっと無理でした。……本当に凄かったんですよ」

「まぁ、確かに、その意味ではアンタが無茶してくれなければ、私も沈んでいたのかもしれないのよね……」

「ソウネー、Mr.衛宮が叢雲を救っていなかったら、きっと私もまだ出て来れなかったネー」

「……金剛さん?」

「私、見ていたんですヨー。あの暗い部屋で。窓越しに。Mr.衛宮が叢雲を救いに飛び込んだところを」

「……」

「貴方の勇気が、私に力を与えてくれまシタ。何も守れなかった私を立ち上がらせてくれたのデース。

 Mr.衛宮、あの日貴方は叢雲だけでなく私も救ってくれたのデスヨ?」

 

 人差し指を口に当て、魅惑的に金剛は微笑んだ。それは可憐で、そしてどこか覚悟を纏った真摯な笑みだった。

 

「……と言う訳で――――うん、決めまシタ」

 

 1人。航行を止めて、金剛は笑顔で言った。

 

 

 

「私が敵艦隊を引き付ける囮になりマース。皆はその間に脱出をしてくだサーイ」

 

 

 




おまけ(と言う名の恥さらし)


※煙幕弾を撃ち込まれる予定なんて無かったけど、1-12で白煙の文字を入れていたので緊急追加。
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