Dead man's in the U.S   作:gack7

3 / 5

更新が少し遅れたしまったことをここにお詫びします。


※前にも言ったはずですが、作者は学生ですので、今回のようにテストが近づくと更新が遅れると思われます。

…まぁ楽しみに待ってくれてる方がいるのか疑問ですが………(笑)



EPISODE3:やり場のない怒り

前回のあらすじ

 

 

銃声はおそらく農場の奥にいた『血まみれの男』 カイルのものであった。

 

彼は、2人に人々は『ウォーカー』という怪物に変貌して人間を襲っているのだと説明した。

 

また、そのウォーカーは、ルークの家の方角で大量発生しているという。

それを聞きつけたルークは、家にいる父を救いたいと一人で森のなかへと消えた。

 

危険を犯してルークのもとへ向かうか、それとも武器をもっているカイルについていくか…果たしてリンの選択はいかに……??

 

 

↓↓↓ここから第3話

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「私は……」

 

「ルークを危険なところに一人で行かせられない!」

 

「そうか、お前もつくづくバカなんだな……まぁあれだ、せいぜい上手くやるんだな」

 

カイルは武器をしまって立ち去ろうとする

 

 

 

「ま…待てよ!兄貴!」

 

突然聞いたことのない声が響く。

 

「え……えと……その…困ってる人がいるなら救ってやるべきだよ!」

 

叫んだ男は壁の後ろからそろ~っと出てきた。

 

 

カイルを兄貴と叫んだことから察するに、この挙動不審な男がカイルの弟なのだろう。

 

「あぁ?何言ってんだ?てめえ!知らねぇがきんちょを救うために命をかけろだぁ??ふざけんじゃねぇ!くそったれ!オメーは黙ってなッ!!」

 

「静かにしろよ…兄貴!大きい声を出したらきっと…その……ウォーカーみつかっちまうよ」

 

「あぁ!そうだな!もしそうなったらテメーのせいだ!ロニー!!叫ばせたのはお前なんだからなッ!」

 

ガサッ

 

物音がすると、それまで感情的に叫んでいた2人は一気に静まり返った。

 

(お前らそこの木箱の裏に隠れてろ…音がしたところを見てくる…)

 

(待てよ…ここにおいていくのか?僕たちは武器もなにも持ってないんだぞ…?僕も行くよ…)

 

(チッ……うるせぇな…わぁーったよ…確かにそうだ……じゃあこいつを使え……)

 

カイルはロニーに拳銃を手渡す。

 

カイルは腰から手斧を取り出すと、風のように奥へ消えていった。

 

しばらくの沈黙の後、ロニーがしびれを切らしたように話し出した。

 

「えぇ…と…本当に…行っちゃうのかい??一人で?」

 

「……そうだよ…何か悪い?」

 

「い…いや…でも……えっと…」

 

「それじゃ…早く行かなきゃ」

 

リンは牧場の入り口へ向かおうと走り出したが、次の瞬間大きな物音がしたので立ち止まった。

 

音のした方を見てみると、7体ほどの感染者たちが壊れた柵のすきまからこちらへ向かって来た。

 

「…うそでしょ……」

 

「あぁ…神様…」

 

こんな最悪な状況でも彼女らに神は味方しなかった。

破壊された柵のすきまから次々と感染者たちが押し寄せてきているのである。

 

「ロニー!逃げよう!!早くッ!」

 

「あぁ…う…うぅう……」

 

ロニーは恐怖のあまり動けずにいた。

恐らく彼は感染者たちの脅威を目の当たりにしたことがあるのだろう。

 

「ロニー!ねえ!?ロニーったら!」

 

感染者たちはどんどんと二人に近づいてくる。

 

リンはロニーに言葉をかけるが、彼には届かない。

そのうち感染者の一人がリンに掴みかかった!!

 

「うわぁあああぁあ!!!離してッ!!いやだぁ!!」

 

リンは押し倒されて、今にも噛みつかれそうになっている。

 

だがロニーは何もできず、ただただそれを眺めていた。

 

「ロニーッ!助けてぇ!お願いぃ!いやだよ!死にたくないッ!うわぁあ!!」

 

ザグゥウウゥッ!

 

突然リンを襲うウォーカーの頭が割れて、血や脳があふれてくる!!

 

「ロニーッ!!てめぇ!!何やってんだ!!」

 

そこには汗だくのカイルがいた。

カイルはあの後、柵が壊れた音を聞き付けて全速力で戻ってきていたのだ。

 

「おい!嬢ちゃん!そのオノを引っこ抜いてこっちに投げろッ!早くッ!!!」

 

「私の名前はリンだよッ!」

 

リンは力いっぱいオノを引っ張りだし、カイルに投げ渡した!

 

「こっちだ!早く来い!」

 

カイルはロニーの肩を持ちながら走り出した!!

 

「入り口まで走るぞ!出口はあそこ以外にねぇ!!」

 

3人はウォーカーを避け続け、入り口を目指して全力で走った。

 

そこでロニーが急に声をあげて倒れた!!!

 

「あぁッ!!!」

 

ドサァッッゴロゴロ…ドスゥ……

 

 

「あぁ…ううぅ……あ…足が……」

 

どうやらロニーは小石に足をとられて捻挫してしまったようだった。

 

「あぁ…ッ!くそったれ!お前ってやつはいっつもそうだッ!大事なところでヘマしやがって!!」

 

「クソがッ!お前みたいな足手まとい連れてきた俺がバカだったよ!!」

 

「そんなに言うこと無いでしょ!?」

 

「うるせぇんだよ!部外者は黙ってろッ!」

 

「ねぇ…二人とも…」

 

「今は外に逃げるため協力する仲間でしょ??部外者じゃないよ!」

 

「いいや違うねぇ!俺に負担をかけるお荷物だ!」

 

「ねぇってば…!後ろ…」

 

「だいたい礼ぐらいあってもいいだろ?俺が助けなきゃあ死んでたんだぞ??」

 

「それとこれとは別でしょ!?」

 

「後ろを見ろ!やつらが来てる!!」

 

ヴゥアァァゥウゥ!!!

 

感染者たちが3人に襲いかかる!!

 

カイルとロニーは足、リンは腕を捕まれた!!

 

「うわぁあぁッ!!クソッ離せ!!離しやがれぇ!!」

 

「クソッ武器が!!」

 

抵抗して暴れた拍子に蹴り飛ばしてしまったらしく、もうあと数インチが届かない。

 

「うわぁああぁあ!!!!」

 

3人は深く絶望した。

 

ガシャアァァァアアァン!!!

 

 

その時、何かが壊れる音がした…。

 

 

 

 

 

 

 





次の更新も少し遅れるかもしれません。


ぜひコメント、評価等よろしくお願いいたします。

お待ちしてます!(*´ー`*)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。