全裸魔王と人理修復   作:ハンバーグ男爵

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勢いで書いた、後悔はしていない
作者はランスシリーズもFateシリーズも好きだけどクソにわかなので設定がガバガバだけど許してくださいなんでもしまry

生暖かい目で見てください




1話 全裸の魔王様

1話 その魔王、全裸

 

 

ピコピコピコ…カチカチッカチッ

 

「なあ」

 

「……」ピコピコカチカチッ

 

ドシャーンドシャーン

 

「おーい」

 

「……………」カチカチカチカチッ

 

ズビュンズビューン!

 

「…恐れながら魔王様、ゲームを止めてクッションから離れて下さいませ。掃除ができませぬ」

 

「……嫌だ」ピコピコピコピコ

 

「なーぜー」

 

「まだこのステージクリアしてないからだ。」

 

バババッ!ビシュンッ!ティウンティウンティウン…

 

「ぬがー!!」

 

怒りの雄叫びを上げて、コントローラーをクッションに叩きつける。ワイヤレスで良かった、線があったら千切れてたぞ。

 

「なんなんだこの消える床!」

 

「だからそこ行くまでにアイテム2号を取れとあれ程…」

 

「ふーん!魔王にアイテムなんて不要だ!

下僕、じゅーすと菓子を持ってこい!」

 

「だから掃除の邪魔だって言ってんでしょー!?」

 

エプロン姿の俺と()()()()()が取っ組みあって、二人でギャーギャー言いあうこと数十分、お互い疲れたのかひと段落付いた。

そして彼女が唐突に…

 

「疲れた。下僕、魔力を寄越せ。」

 

「いやだから俺は掃除がしたいんですがアーーッ!?!?」

 

さっきのお戯れとは違い、目にも止まらぬ動きで近寄られ、その細腕に見合わぬ怪力でもってあっという間にクッションへ組み伏せられた俺は、なす術なく裸に剥かれた。

 

「ふふふ…今はイライラしてるから、いつもの倍は搾ってやろう……覚悟しろ。」

 

「それって俺に拒否権は…」

 

「私を喚んだ瞬間からそんなものはとうに消えた。」

 

舌をぺろっとだして野獣のような眼光……

あっ、目が完全に捕食モードです、逃げられないです本当にry

 

「アッハイ」

 

言い終わらぬうちに腰から下が甘い刺激に満たされる。雰囲気もへったくれもないがだいたいいつもの事なので半ば諦めて、彼女に身を委ねることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生ってのは山みたいなもんだ、と誰かが言っていた。上りもあれば下りもあり、時に雨に打たれ風に吹かれ、それによって木々は深く根付き、山は強くなっていくんだ。だからお前も困難には立ち向かえ、修羅場の数だけお前を強くしてくれる。と。

 

正直、マジふざけんなって思います

 

オッス!オラの名前は有栖宮 槍一(ありすのみや そういち)!山奥でひっそり暮らすしがねえ魔術師の跡取り息子だ!ウチの家系は代々降霊術のに精通してるらしくて、生贄とか黒魔術とかとにかく法的にやっべえ儀式を日常的に行っていたゾ!そんな家に生を受けたオラだったけど、ぬわんとオラには降霊師としての才能とか全くなくて、一族から迫害され続けてきたんだ!ひっでぇなあ!

そんでついに愛想を尽かされたのか儀式の生贄にされちまった!オラ死んじゃう!?

 

…はあ疲れた、もう止める。

 

そんでガキの頃、まんまと親に騙されて生贄の祭壇まで連れていかれ、俺は儀式の供物になった。

生贄なんて言うもんだから絶対死ぬと思って、必死になって死にたくないと願っていたら、どこからともなく声が聞こえた。その問いに応えた瞬間、ずるりと身体の中に変なものが入ってくる感覚がして俺は気を失った。

 

そんで俺が目を覚ました時、そこには俺を生贄にして儀式をしようとしてた魔術師や俺を捨てた両親が血祭りになっていて、血溜まりの真ん中で笑う女が1人佇んでいた。

手足はまるで焦げたような黒色で、床までつきそうな水色の綺麗な髪とそれと同じくらい明るい色の瞳。見ていると魂まで吸い込まれてしまいそうだ。そして全裸。

もう一回言うぞ、全裸だった。

思えばあの時が俺の精つ…いやこの話はよそう。

 

結果だけ言おう、かなりきもちよかった(語彙力消失)

 

唐突に俺は押し倒され、その場で魔力供給という名の契約(意味深)を結んだ。んだと思う。

なんか俺の顔、昔この人が異空間に一緒に閉じ込めて永遠に過ごしたいくらい好きだった奴と似てるんだって。

降霊は成功して、この世とは異なった存在を俺を憑代にして呼び出してしまった事を彼女から聞いた。

なんでも元いた世界からは千年に渡って人間を苦しめ続けてきた魔王なんだって。その後世界から永久追放されて、何も無い、何処でもない、時間の概念すらない異空間を延々とさまよっていたらしい。そこに偶然俺からのエマージェンシーコールが届き、また奇跡のような確率で繋がった道を使って俺のもとへ召喚されたのだとか。

 

魔王って裸じゃないといけない規約でもあんのかな?

 

「我が名は魔王ジル。

…契約者よ、貴様は最早魂の一滴に至るまで私のものだ。」

 

と、ドヤ顔で言った魔王だったが、奇跡的に繋がっていた〝道〟が途切れ、帰れなくなった。更に彼女の元いた世界とは魔力の勝手が違うらしく、今では憑代になった俺の傍に居ないと力を行使できないらしい。この魔王から魔力と強さ差っ引いたら全裸しか残らんやんけ。

 

「ふ…ふざくんなよお!?くそーこの世界の人間も皆〝人うし〟にして嬲ってやる〜!!」

 

〝人うし〟とは魔王が向こうの世界で人類を虐げていた時に使っていたかなり酷いシステムらしい。

 

全裸魔王ジル様は人類が大嫌いだ。

昔は超優秀な勝ち組大賢者だったんだけど、それを妬まれて四肢を斬り刻まれ、死にかけの所で先代の魔王に拾われ、次代の魔王になったらしい。憎いからって人を殺すと「勇者」なる天敵に察知されてしまうので、生かさず殺さず、人権無視で悪逆非道な拷問の数々で人類を殺さない程度に嬲っていたんだって。

とんでもない残虐魔王だ。そんでもってシリアスだ…かなりシビアな過去をお持ちの魔王だった。でも異空間にずーーーーーっといたおかげか、昔ほど人間に憎悪しているわけでもないらしい。それでも人間クソって言ってるけどね。

 

 

そんな過去があったのも15年ほど前、20歳になった俺は現在もこの全裸魔王ジル様と手に入れたアパートの一室でひっそりと暮らしてる。

 

 

「下僕〜コーラ買い足して来い。もう半分もないぞ。」

 

我が家の魔王は今日も人をダメにするデカクッションに全裸でもたれかかり、ぐーたら全裸生活だ。あれで体型が全く変わらないのは流石魔王と言ったところか(多分魔王関係ない)。

その身体つきは正直言ってかなりいやらしい。全裸なのもアレだが、すべすべの色白な肌に程よい大きさの整った乳房、多分こういうのが女性としての黄金比、完璧な肉体というやつなんだろう。クレオパトラとか楊貴妃もこんな感じのスケベボディだったのかね、まあ時代によって美人の価値観なんてまちまちだからアレだけど。

魔王様の肌触るとね、すっごいすべすべなの。並の男なら見るだけで一瞬で理性なんて蒸発するだろう。

「童貞なら私の肌に触れただけで○○(ピー)する。」とは彼女の言だがあながち間違いでもないだろう。

冒頭でもご覧頂けただろうが、魔王の気まぐれで俺は毎日魔力(意味深)を吸い取られる(意味深)。なのでせめて体力だけはつけようと日頃からトレーニングは欠かさないため、魔術師の息子の割には結構な筋肉が付いてきた。幸い回路も生まれつき人並みには通っているし、魔王から魔力タンクと呼ばれるくらいには魔力貯蔵量が多いため絞られてもまだ生きていられるみたいだ。

 

俺は孤独だ、そもそも一族全員目の前の全裸にKillされちゃったから家族いねーし、かろうじて使える幻術とか駆使しながら戸籍とお仕事を貰い、まさかの小卒で今の今まで生きてきた訳よ。故に魔王様が唯一の親しい存在だ。回してもらってる仕事も人とあんま関わんないからね。

人生の4分の3を魔術とはかけ離れた場所で過ごしてきたので、ぶっちゃけ魔術師の神秘の秘匿とかようわからんけど、派手な魔術を大っぴらに見せるのが駄目なんだろう。大っぴら(物理)なのはウチの魔王だけで充分だ。

 

 

「今日もべとべとだ、風呂に行くぞ下僕。身体を洗え。」

 

「へいへーい」

 

次の日の朝、夜通しさんざん魔力搾り取って肌がツヤッツヤになった魔王様は悠々と風呂へ向かった。

 

「あ、そうだ魔王様。」

 

「なんだ下僕。」

 

「俺、新しいバイトする事になったから。

遠出になるんだけど着いてくる?」

 

「行くに決まっているだろう、お前の全ては私のモノだ。」

 

さも当たり前のように応える魔王様。

ここんところ散財が酷かったから、短期でまとまった金が欲しかったのよ。

求人広告にはえーと…提供先は…『フィニス・カルデア 』だっけ?名前かっこいーなー。

時給もいいし、頑張れば期間内にたんまり稼ぐ事も夢じゃない。体力には自信あるからな!

 

\ヤッタルデー!/

 

 

 

 

 

「早く来い下僕!私の髪を洗え!」

 

「今行きますよー」

 

おっと魔王様がお怒りだ、風呂に急ごう。

 

 

 

……え?風呂シーン?ねえよんなもん。








やだ…今回Fate要素少なすぎ…?
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