雪宮春夏です。
原因としてはまぁ、……アニメにやられました。
追撃で色々な方々の手がけられた二次作品にやられました。(苦笑)
最初から物騒ですが、どうぞご覧下さい。
「さて、どうかな?」
暗闇の中に煌々と光る、画面の中のブルーライト。
サウンドオンリーと、簡潔な文字が浮かび上がる画面から聞こえるのは、年齢を判別させない男のもの。
「流石です」
それに感嘆をもって答えたのは
“闇ブローカー“メディチ。
裏社会の重要人物とまで称される彼が、力を入れている
嘗ては、“
それは、超常と言う現象が起こり、特殊能力である個性が溢れる超人社会となってからも変わりが無い。
寧ろ、個性を持ってしても万能とはいかない分、
手に入るというのなら、更にその先を望むのは、古今東西変わることの無い人の業でもある。
ここは彼……メディチの個人的な邸宅。
そこで今、メディチは時差の異なる遠い異国……日本にいるこの男と、一つの商談を纏めていた。
「流石は闇の支配者と呼ばれる御方。その真贋を見抜く力、些か侮っていた部分が有ったこと、ここに謝罪いたします。……遠い島国に、まさかこのような逸材がいたとは思いませんでした」
恭しい様子で手を胸に当てるも、サウンドオンリーの文字が示すとおり、メディチの姿は男には映っていないだろう。しかしそれは、メディチには些細で関係の無い事だった。
メディチが敬意を示したのは一方的な感情からであり、それは男に強要されたわけでは無い。
よって、男の視線を気にする必要は無いのだ。
「買いかぶりすぎだよ。“闇ブローカー“メディチ。なぜなら僕は、わかるまでだ」
微かな笑い声と共に男の声が画面越しに届く。
分かるだけで、何も出来ないと。
それは仕方のないことだろう。
当然、それで使われる
「謙遜を。あの程度の映像、私とて、初見では気付けたかどうか」
それを欲した男に対して、柔らかい声で応じつつ、メディチは、今し方入ったこの情報の使い道を慌ただしく頭の中で組み立て始めた。
「大規模な爆発でしかこれと言う特徴が見られなかったのは、まだ年若いからでしょうが……間違いありません」
これからの市場の動きを思い浮かべて、自然とメディチの頬は上向いた。
「あれは……