立「うぅ~・・・まだねむいっぽぃぃ~・・・」
七「実は・・・俺はあることをお前に、みんなに隠している。」
流「全弾・・・順次射出!!」
今回は時雨sideのお話です。
提督らに見送られ、しばらくは右回りの伊勢達と一緒に行動をしていた。
各々緊張して
立「ぼぉぉぉぉ、いぃぃぃぃ。ぼぉぉぉぉ、いぃぃぃぃ。」※いびきです。
荒「ん~。おねいちゃ~んにゅ~・・・むにゃむにゃ」※ねごとです。
その他「「「「「「・・・」」」」」」
・・・いるんだと思う。うん。
朝「荒潮!!起きなさい!!!」
荒「んにゅ~?・・・あら~?ここはどこぉ~?」
時「ゆうだち・・・?」
立「ぽひっ?!殺気!?」
山「あなた達・・・もう少し緊張感を持ちなさいよ・・・」
伊「まぁまぁ、いいじゃないの。それだけ心に余裕があるってことでさ?」
日「寝ならがら移動か・・・今度練習しておこうかな・・・」
扶「衝突すると思うから止めたほうが・・・」
そんな感じに各々緊張して?目的の場所まで移動していた。
しばらく経ち、伊勢達と別れるポイントまで到達した。
伊「よし!それじゃあたし達はこっちだから、ここでお別れね。」
時「そうだね。頑張ってね!」
日「うむ。そちらも無事を祈る!」
山「伊勢、日向。あなた達より必ず先に着いているわ!」
荒「あらぁ~?競争?」
立「勝負なら全力で受けて立つっぽい!」
朝「では!ご武運を!!」
扶「そちらも!お気をつけて!」
それぞれが言葉を交わし、それぞれの航路を進む。
今日の天気は晴天だ。雨は降るとはとてもじゃないけど思えないほど青々としている。
なんだか、今回は全員戻ってこれる。そんな気がしていた。
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立「・・・ねぇ時雨。」
時「まだ目的地まで着かないよ。」
立「そ、そうじゃないよ!?」
時「ご飯もまだだよ?」
立「ぽ?!まだっぽいの?」
時「ぽくなくて、まだだよ。」
立「(´・ω・`)ポイーン」
伊勢達と別れて、しばらく経った。
おそらく、目的地まで半分ぐらいのところで、夕立がぐずりだした。
扶「山城?今の時刻は?」
山「現在マルキュウフタサンです。」
山城からの返事を聞いて少し考え出す扶桑。
扶「みなさん。あそこの小島で5分の休憩をとりましょう。」
立「休憩・・・ごはん!」
時「大丈夫なのかい?」
扶「ええ、大丈夫よ。時折休憩を取っても十二分に間に合うわ。」
山「扶桑姉様、休憩の前に索敵を行いましょ?」
山城からの提案で、僕はソナーを扶桑と山城は瑞雲を飛ばした。だが・・・
立「あそこでごはんがまっているっぽいぃぃぃ!!!」
ただ一人、小島に向かって走る夕立。
時「ちょ、ゆ、夕立!?勝手に行動したら・・・」
そんなときである。夕立が
それと同時に、僕のソナーに反応がでた。
時「!?扶桑!山城!ソナーに「危ないっ!そこから避けて!!」・・・え?」
二人に報告しようとすると、突然夕立が叫びだした。そのとたん・・・
ドォォン!ドォォン!!
僕たちの所に砲弾の雨が降った。
僕は驚き、その場で伏せて目を瞑ってしまった。
その後である。変な
おそるおそる目を開けると、そこには扶桑が立っていた。
そのとたん、嫌な考えが頭を過る。
時「ふ・・・そう?」
呼び掛けても返事をしない。
時「ねぇ・・・扶桑?」
扶桑の口から赤いモノが出ている。
扶桑が口を開く。
扶「し、ぐれ・・・はやく、逃げ。」
とても近くで聞こえた、砲音と爆音。
そのとたん、扶桑の後ろから大きな煙が出る。
山城が扶桑の名前を叫びながら砲を撃つ。
時「あ、ああ・・・。」
扶桑が僕の目の前でうつ伏せになる。その後ろに、白く伸びる線が此方に向かってくる。
時「扶桑っ!避けて!!」
そう叫び、扶桑を動かそうとしても、あまりの大きさに動かすことが出来ない。そして、
ドォォォォォォォォォォン!!!
僕の目の前で、大きな水柱が立つ。
扶桑が沈んだ?
僕のせいで?
だんだんと小さくなる水柱。
大丈夫、きっとこの水柱が収まれば横になっている扶桑が見える。
そう願いながらただただその水柱を眺めている。
やがて水柱は収まる。そしてそこには・・・
時「あ、あああ・・・・」
誰も居なかった。
扶桑が、僕を庇って、沈んだ。僕の、せいで、シズンダ。
その結果に放心状態になる。
山「立てェェェェェェ!時雨ェェェェェェ!!!」
山城の叫び声にが聞こえる。そう思い、山城を見る。そのとたん
ドォォォォォォォン!
山城の隣が爆発した。
よろめき、傾く山城。そんな状態になりながらも懸命に何かを叫ぶ。
山「立って・・・任務を・・・は、たし・・・」
そう叫び、山城はまた敵の砲を浴び、水柱と共に姿をくらませた。
時「かえ・・・して・・・」
空に向かう黒煙
時「ねぇ・・・かえしてよ・・・・。」
懸命に自身の主砲を撃つ夕立。しかしすぐに敵の集中砲火を受け、頭に被弾。その場に倒れ込む。
時「
此方に向かって何かが近づいてくる。おそらく、敵戦艦ル級だろう。
時「
そう叫び、目の前の敵に砲を向け、引き金を引く。
時「沈め沈め沈め沈め沈め沈メ沈メ沈メ沈メシズメシズメシズメシズメシズメ!!!!!」
今ある全ての弾を目の前のル級に撃ち込む。流石の戦艦でも、駆逐艦の砲を雨霰の様に受ければひとたまりもない。
目の前のル級は、炎を上げ沈んで行く。
それでもなおも、叫びながら砲を撃ち続ける。
やがて主砲の弾が切れたのだろう。いくら引き金を引いてもカチッカチッと鉄と鉄がぶつかる音しか響かない。
時「ハァ・・・ハァ・・・」
全ての弾を出しきり、呼吸が荒くなる。顔を上げると、此方に向かってくる深海棲艦。残りは、ル級2、ロ級1。
それを確認した僕は、敵艦隊に向かい全速力で突っ込む。
勝てる筈がない?そんなことは分かりきっている。
それでも。それでも、僕は・・・
時「お前ラ!みンな!!シズメェェェェェェ!!!!」
アイツらが、憎い。
?「だからって、特攻はバカじゃないの?」
その声が聞こえたと同時に、戦艦ル級の
目の前に突然と現れる、小さな女の子。だけどその手には二振りの刀が握られている。
?「ま、そんなに死にたいのなら、好きにしなさいな。」
そう言いながら、鋭い目付きで此方を睨む女の子。
その女の子に気を取られていたせいで、ル級の砲撃が此方に飛んで来ていることに気づくのが大きくおくれてしまった。
時「!?」
?「安心して。
そう女の子が言うと、目の前に戦艦ル級のような大きな二枚の盾を持った女性が現れた。
そして、僕の代わりにその女性が
しかし、その女性は二枚の盾を自信の前で揃えて敵の弾を防ぐ。
?「あまり、過信は、しないでほしい、です。」
そう呟きながら、守りの構えをゆっくり解く。
?「なに言ってんのよ!現に今のも
?「確かに、そうです、けど・・・」
?「なら信用したっていいじゃないの?もっと
盾「で、でも・・・」
?「はいはい!二人とも今は目の前に集中して。」
ふと聞き覚えのある声が聴こえた。
その声の方を見ると、
時「ヴェール・・・ヌイ?」
暁「時雨ー!無事ー?!」
暁と
?「んで?ヴェル。アイツら沈めていいのね?」
響「うん。よろしく頼むよ。
そう響が言うと、矛と呼ばれた女の子は口角を大きく持ち上げて。
矛「了解。」
と、短く返事をする。
するとその直後、彼女の姿が消えた。
矛「うらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
その雄叫びと同時に空に舞う真っ二つに別れたロ級。
矛「あと・・・一つ!」
そう言って、ル級を睨む。
先ほどの光景を見ていたル級は、白い顔を青く染めていた。
それでもル級は矛に背を向けず、自信の擬装を前に構え、砲を撃つ。
しかし
それどころか、ル級との距離を一気に詰める。
咄嗟にル級は自分の擬装で防御の構えをとる。
しかし、ル級が予想していたところとは、違うところから攻撃がきた。
矛「あのさぁ?敵から目を離すとか、あんた死にたがり?それともバカ?」
そう呆れながら、ル級の背中を十字に斬る。
その攻撃を受けよろめくが、直ぐに後ろに振り向いて砲を向ける。
だがそこには矛の姿はない。
そのままル級は自身の回りをキョロキョロ見渡す。
矛「なに?まだあたしの姿探してるの?」
そう矛がいい放つ。矛はル級とは少し離れた所に立っている。
ル級は直ぐに矛に向かい砲を向ける。
矛「おーおー。怪我してるのにまだやるのねぇ。」
そう煽りながら、矛は二振りの刀を自分の腰にある鞘にしまう。
そして片方の刀を鞘ごと外し、腰を落として居合いの様に構える。
すると、彼女を中心に海面から波が立つ。だんだんと波は大きくなってゆく。
矛「とっておきよ。しっかり味わいなさい!!」
ル級の発砲、矛の回りに着弾し水柱を立てる。
しかし・・・
矛「狙うの遅すぎ。」
矛は先ほどいた場所には居ず、ル級の後ろに刀を振り抜いた姿で居た。
暁「ヒッ!?」
響(あ、これはちょっとマズいかな・・・?)
暁の爆音の悲鳴と共に、その場で崩れる
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矛「だからごめんって言ってるじゃない暁~。」
暁「許さない!絶対に許さないんだから!!」
戦闘後、近くの小島で一休みしている私たち。
響「時雨。大丈夫かい?」
砂浜で体育座りで顔を埋めている時雨に声を掛けてみる。
響「なんでこんなところに夕立と
時「・・・。」
反応なし。
響「夕立
時「・・・。」
少しピクリと動いたが、此方を向く様子はない。
響「さっきの
その言葉を聞くと、いきなり立ち上がり、私の肩を強く握る時雨。
響「ちょ!痛い!痛いよ「・・・らだい?」・・・え?」
時「いつから見ていたんだい?」
そう言って此方をじっと見つめる時雨、だがその目には
響(あ・・・これは、マズな。)
時雨のその瞳を見てわかった。
言葉を間違えたら、多分仲間内で
そう感じ、必死に言葉を選んでいると。
時「・・・そうか。そうナんだ。ずっと見てイたんだネ?はじメから、ズット・・・。」
響「ち、違うっ・・・ぐぅ!?」
時雨の手が私の首を絞める。
時「ヴェールヌイ・・・どうヤら君ハ僕が知ってイるヴェールヌイジャナイネ?」
響「ちが・・・お、おちつ・・・し・・・」
呼吸が出来ない。だんだんと意識が遠退いていく。
暁「ち、ちょっと時雨!?何やってるのよ?!」
暁の声を聞いて、絞める力を入れるのを止める時雨。
時「アア、ソウカ。暁、君モナンダネ?」
暁「ちょっと響!時雨に何したのよ!?」
なんでこんな状況で私を疑うの!?
時「暁、君モ僕ガシッテイル暁ジャナインダネ?」
暁「は?はぁ?!何言ってるの時雨?!」
すると先ほどまで気絶していた夕立が立ち上がる。
盾「あ、まだ、動いちゃ、だめ、です。」
盾の言葉を聞いても何も反応しない。
時「ソウダ、敵ダ。ミンナニセモノダ・・・ダカラ、」
夕立が砲を盾の顔に向ける。
時「ミンナ・・・」
時「シズ「ませねぇよ!!!」」
時雨が大きく横に吹き飛ぶ。時雨の手が無理やり外れたので私も横に倒れる。それと同時に、夕立も糸の切れた人形のように崩れる。
響「ゲホッ、ゲホッ!!た、助かったよ、矛」
矛「ヴェル!アイツはもうダメよ!ここでぶった斬る!!」
そう言って、刀を構える矛。
響「まって!待つんだ矛!!」
矛「なんでよ!?ここでアイツ殺さなきゃあたしらが殺されるかもしれないのよ!?」
響「違うんだ!時雨はただ勘違いをしているだけなんだ!それに・・・」
そう言って時雨を見る。まだ横たわっている。
響「もう意識がないからしばらくは安全だ。」
矛「・・・目を覚ましたら?」
響「説得か、また寝かせる。今の内に鎮守府に帰ろう。」
暁「・・・誰が時雨と夕立を運ぶの?」
暁のその一言で全員が一瞬止まる。
矛「あ、あたしそんなに力ないしぃ、ここはリーダーのヴェルなんじゃないの?」
響「な、なにを言っているんだい?ここは完璧で幸福な大人なレディの姉さんが」
暁「うぇ!?む、無理よ?!」
響「え?じゃあ姉さんは完璧で幸福な大人なレディじゃないの?」
暁「なにその否定したら殺されそうな肩書き!?ここは一番力のありそうな盾さんに譲るわ!」
盾「一人なら、ともかく、二人は、さすがに、きつい、です。」
そうやって二人の擦り合いをしていると。
立「うぅ~ん?うるさいっぽい~。」
夕立が目をs
響「zapzapzap!夕立!!」
立「ぽいっ?!」
ボーーーーン。
夕立のクローンが送られてきま、
暁「せんっ!!!」
響「夕立!起きて大丈夫かい?」
立「ちょっとくらくらするけど、大丈夫っぽい。」
暁「鎮守府までいけそう?」
立「ん~、ちょっと自信ないっぽい。」
響「とりあえず、夕立は私と姉さんで曳航、時雨は盾がよろしく。」
矛「あたしは、役なしね・・・ホッ」
響「矛は時雨が起きないかどうかの見張り。起きたら私に直ぐに報告。」
矛「暴れたら?」
響「峰打ち。絶対に殺すな。」
矛「ん、了解。」
こうして、私達は鎮守府まで舵を取った。
左回り艦隊
作戦:失敗
航空戦艦『扶桑』・・・ロスト
航空戦艦『山城』・・・ロスト
駆逐艦 『時雨』・・・小破および戦意喪失
駆逐艦 『夕立』・・・大破
駆逐艦 『暁』
駆逐艦 『Верный』
??? 『矛』
??? 『盾』
感想、誤字脱字や質問等よろしくお願いいたします。