響「ケーキ!!!」
チュドォォォォォォォォォォォォン!!!
?「ドーモ、ハジメマシテ!」
ーー『???鎮守府、正面海域』ーー
時をさかのぼり、響がケーキを食べるずっと前のこと。
日向「・・・・・」
長門「どうだ、日向?」
日「・・・どうやら、
長「そうか・・・」
日向のその言葉を聞いて、苦い顔をする長門。瑞雲からの報告を受けた日向も長門と同様な、苦い顔をする。
その会話を聞いていた、川内、時雨も顔をうつむせて、暗い表情になっている。
長「・・・よし、一度我が鎮守府に戻るz」
?「その必要はありません」
長門の言葉を遮るように、後ろから声を掛けられる。かけた相手は、
不知火「あなた方は、何処の所属の船でしょうか?」
陽炎型駆逐艦、その2番艦である不知火だ。
不「何故、このような場所に隠れているのですか?」
日(まずいな・・・)
長(どうする・・・)
長門と日向が策を考えていると。
川内「あたしたちは、第14補給鎮守府のものだ。」
時雨「隠れているんじゃなくて、僕たちは帰還途中でちょっとここで一休みしていただけさ。」
フォローに入る2人、
長「そ、そうだ。我々は任務を全うして、いま少しここで小休憩をとっているだけだ。」
日向もそのセリフに合わせて、ゆっくりうなずく。
不「・・・・・・・・。」
不知火の鋭い視線が少し痛い。
かなり怪しまれている。
不「なるほど。わかりました。」
ほっとする川内、時雨。しかしさし
不「あなた方の言っていることは、
「「「「!!!」」」」
不「あなた方の任務は、差し詰め、
まずい、バレてる。完全にバレてる!
不「申し訳ありませんが、あなた方は、ここで沈んでいただきます!!!」
長「総員!散開!!川内!!!」
川「了解!!!!」
不知火がポケットに手をいれ、
長門の指示を受けて川内が撃ったものは、
不「・・・チッ」
煙幕だ。
周囲が真っ白で何も見えない。
煙幕が晴れたころには、そこには誰の姿もない。
不「・・・不知火です。申し訳ございません。ネズミを取り逃がしました。」
?「・・・・・・・・・」
不「!!違います!!決してそのような気はありません!!!」
?「・・・・!・・・・」
不「申し訳ありません!次こそは!次こそは必ず!!!だから・・・」
不「だから
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響「そして時は動き出す・・・。」
俺「いや何言ってんの?」
ーー響が言った様に、時は戻り現在、『鎮守府執務室』ーー
俺「んで、君の名は?」
響「やっとぉ~目を~♪さましたかぁぁ~い♪」
俺「あんたはだあっとれ!」
あの爆発の中、建造
?「えっと・・・その・・・」
俺「?どうかしたのか??」
?「あ!いえ!!たいしたことではないのですが・・・なんていうか・・・その・・」
名前を聞いただけで困り果ててしまっているようだ・・・まさか
響「んじゃ、名前は後回しにして、艦種は?」
?「・・・・・・・」
響の質問にも、困り果てたような顔をしてしまっている・・・
俺「おい、まさか君・・・」
響「記憶喪失、あるいは名前も艦種も全く自分のことを知らないかの、どちらかだね。」
?「ううっ・・・」
うそでしょうそでしょ??え?なに??そんなパターンあるの??
響「んで、どっちなんだい?」
?「・・・たぶん、自分のことを全く知らないの方だと思います。」
まじか?マジで??
俺「え?なに??名前も艦種も
?「は、はい・・・」
響「不明な戦力が加わったようだね。」
?「大きな音に驚いて起きて、目を開けたら皆さんがいて・・・。」
少女の説明を聞いている限り、本当に自分に関する情報が無い様だ。
俺「じ、じゃあ君のことはなんて呼べば・・・」
響「”ああああ”でいいんじゃないかな?」
響の言ったことは無視しよう。うん。
響「んじゃ・・・”くぁwせdrftgyふじこlp”で。」
少女の顔から見ても「いや、それはないんじゃ」と言いたそうだ。
響「・・・んじゃ”ヴァッ〇ュ・ザ・スタn」
ていとく の じとめ!こうかはばつぐんだ!
ひびき は おしだまってしまった!
俺「にしても、さすがに名前がないのはこまったなぁ・・・。」
?「すみません・・・。」
少女が暗い顔で謝る。
俺「いやまぁ、君が謝る必要はべつに・・・」
響「謝る前に、ちゃちゃっと名前きめようか?」
お、響が復活した。
とりあえず、もう一回ジト目で響を見る。
響「司令官、ここからは真面目にやるよ。」
俺「・・・次ふざけたら、1ヶ月、甘いもの禁止な。」
響とそう約束して、話を戻す。
俺「ん~、にしても名前かぁ・・・。」
響「その艤装・・・どういう戦い方をするんだい?」
?「え?えっとぉ・・・この四角い箱の中には『対艦ミサイル』が各箱の中に一発ずつ収容されてます。」
ふむふ・・・・ん?
俺「いま、なんと?」
?「え?ですから、各箱の中に一発ずつ『対艦ミサイル』がはいってます。」
俺&響「「・・・・・・ふぇ?」」
2人とも驚いた顔をする。
それもそうだ、ミサイルを運用する艦娘なんて、見たことも聞いたこともない。
いうなれば、この子のみがもつ大きな特徴の一つだ。これは・・・
俺「・・・閃いた。」
響「あ、もしもし憲兵?」
俺「・・・・・。」
響「ごめんなさい。」
全く、やっぱり秘書艦間違えたかな・・・。
そんなやり取りをやっていると
?「失礼します」
誰かが執務室にやってきた。
長「長門、入ります。」
川「川内、入ります。」
日「日向、入るぞ。」
扉のない執務室に入って来たのは長門、川内型軽巡洋艦のネームシップ、川内と、伊勢型航空戦艦二番艦の日向だ。
俺「ん?どうした、3人とも。」
長「先の工廠爆発の被害報告と、先ほどの報告の続きを、と思いまして。」
俺「ん、いまは被害報告だけを聞いておく。作戦報告は、今夜にでも聞こう。」
本当なら作戦報告の方を優先して聞きたいが、今はこの子の前であまり暗い話をしたくない。
長「では、工廠爆発の被害は、負傷艦は0ですが、1番建造ドックがしばらく使えなくなりました。それ以外にも、もともと旧い工廠でしたので、あちらこちらにヒビが入っていて、倒壊寸前です。」
建造ドックが一つ使えなくなったのは、少し痛いが、まあけが人0なら良しとしよう。
俺「そうか、わかった。すぐに修復作業に取り掛かるよう、明石ら技術班に伝えてくれ。それと、安全が確認されるまで、誰も工廠に近づけさせないようにしてくれ。」
俺はそう長門に伝えると、長門は一礼して執務室から出て行った。
俺「んで、川内と日向は?入渠完了の報告か?」
川「あ、うん。そうだよ」
日「ちなみに、まだ時雨は入渠中だ。」
長門以外の3人は帰還途中に深海棲艦による奇襲を受けて今まで入渠していた。
俺「そうか。ま、時雨少し損傷が酷かったもんな。とにかくお疲れ。ゆっくり休んで・・・」
そこで口を止めてしまう俺。さっき閃いた内容を川内を見て思い出してしまったのだ。
俺「・・・川内、お前今から『演習』ってできるか?」
川「?もちろん大丈夫だけど?もちろん!夜戦なら何回でもOKだよ!!」
俺「そうか・・・なら決まりだ!」
俺が考えていたこと、それは、
響「なるほど、歓迎パーティーか。」
?「歓迎・・・パーティー?」
響「そうだよ、我が第十八鎮守府のやりかたさ。」
注:そんなものございません。
響「我々はきみのことを歓迎しよう、盛大にね。」
絶対それ言いたかっただけだろお前。
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ーー鎮守府、演習用海域ーー
300m×500mの長方形になっている演習用の海域、そこの見物台に俺、響、そして何故かいる日向。
俺「日向、休んでもいいんだぞ?」
日「何を言っているのだ提督。戦力不明な新顔、どのように戦うのかとても気になるだろう?」
まあそうだけどさあ。
・・・まあいっか。とりあえずこっちが先か。
俺「よし、二人とも準備ができたら返事をしてくれ。」
無線を通して呼びかける俺。
?『私はいつでも大丈夫です。』
川『川内、準備完了よ!』
2人の合意の返事が聞こえてきた。
俺「川内、相手は新兵だ。手加減してやってくれよ?」
川『了解。でも、相手がかなりやるようなら、こっちも本気で行くからね?』
俺「ほどほどにな。」
名前を決めるだけなのに、こんな大事になってしまったが、まいいか。
俺「よし・・・演習開始!!」
俺の合図をもとに、戦闘がはじまった。
憲兵「・・・なにか言うことは?」
俺「全世界不知火ファン及び不知火を妻としている提督方、
ま じ ス ま ん じ !」
不「謝る気ゼロですね・・・。」
アホな提督に代わりまして、作者がお詫び申し上げます。
すいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁ!!!
憲兵「ハイクをヨメ、テイトク=サン!カイシャクしてやる!!」
俺「しるもんか
おれはまったく
わるくない!!」
憲兵「ナムサン!!!イヤーッ!!」
俺「グワーーーーーーーッ」
※2018/8/17
誤字報告を確認しましたので、直させていただきました。
誤字報告を見て「あ、しっかり読んでもらってるんだぁ」と涙する作者です。( T∀T)ダバー