不明な艦娘が建造されました?!   作:BeatFran91

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~前回までのおはなし~
響「ケーキ!!!」
チュドォォォォォォォォォォォォン!!!
?「ドーモ、ハジメマシテ!」



第2話「不明な艦娘が建造されました。」

ーー『???鎮守府、正面海域』ーー

時をさかのぼり、響がケーキを食べるずっと前のこと。

 

 

日向「・・・・・」

長門「どうだ、日向?」

日「・・・どうやら、()()()()()()。」

長「そうか・・・」

日向のその言葉を聞いて、苦い顔をする長門。瑞雲からの報告を受けた日向も長門と同様な、苦い顔をする。

その会話を聞いていた、川内、時雨も顔をうつむせて、暗い表情になっている。

長「・・・よし、一度我が鎮守府に戻るz」

?「その必要はありません」

長門の言葉を遮るように、後ろから声を掛けられる。かけた相手は、

不知火「あなた方は、何処の所属の船でしょうか?」

陽炎型駆逐艦、その2番艦である不知火だ。

不「何故、このような場所に隠れているのですか?」

日(まずいな・・・)

長(どうする・・・)

長門と日向が策を考えていると。

川内「あたしたちは、第14補給鎮守府のものだ。」

時雨「隠れているんじゃなくて、僕たちは帰還途中でちょっとここで一休みしていただけさ。」

フォローに入る2人、

長「そ、そうだ。我々は任務を全うして、いま少しここで小休憩をとっているだけだ。」

日向もそのセリフに合わせて、ゆっくりうなずく。

不「・・・・・・・・。」

不知火の鋭い視線が少し痛い。

かなり怪しまれている。

不「なるほど。わかりました。」

ほっとする川内、時雨。しかしさし

不「あなた方の言っていることは、()()()()()()()()()()十二分にわかりました。」

「「「「!!!」」」」

不「あなた方の任務は、差し詰め、()()()()()()()()といったところでしょうか?」

まずい、バレてる。完全にバレてる!

不「申し訳ありませんが、あなた方は、ここで沈んでいただきます!!!」

長「総員!散開!!川内!!!」

川「了解!!!!」

不知火がポケットに手をいれ、()()()()()()()()()()()()()、長門は指示を出した。

長門の指示を受けて川内が撃ったものは、

不「・・・チッ」

煙幕だ。

周囲が真っ白で何も見えない。

 

煙幕が晴れたころには、そこには誰の姿もない。

不「・・・不知火です。申し訳ございません。ネズミを取り逃がしました。」

?「・・・・・・・・・」

不「!!違います!!決してそのような気はありません!!!」

?「・・・・!・・・・」

不「申し訳ありません!次こそは!次こそは必ず!!!だから・・・」

不「だから()()だけはぁ・・・」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

響「そして時は動き出す・・・。」

俺「いや何言ってんの?」

ーー響が言った様に、時は戻り現在、『鎮守府執務室』ーー

俺「んで、君の名は?」

響「やっとぉ~目を~♪さましたかぁぁ~い♪」

俺「あんたはだあっとれ!」

あの爆発の中、建造()()()()()()()艦娘の情報を聞くために、その子と提督である俺、秘書艦の響の3人で執務室にいる。

?「えっと・・・その・・・」

俺「?どうかしたのか??」

?「あ!いえ!!たいしたことではないのですが・・・なんていうか・・・その・・」

名前を聞いただけで困り果ててしまっているようだ・・・まさか

響「んじゃ、名前は後回しにして、艦種は?」

?「・・・・・・・」

響の質問にも、困り果てたような顔をしてしまっている・・・

俺「おい、まさか君・・・」

響「記憶喪失、あるいは名前も艦種も全く自分のことを知らないかの、どちらかだね。」

?「ううっ・・・」

うそでしょうそでしょ??え?なに??そんなパターンあるの??

響「んで、どっちなんだい?」

?「・・・たぶん、自分のことを全く知らないの方だと思います。」

まじか?マジで??

俺「え?なに??名前も艦種も()()なの?」

?「は、はい・・・」

響「不明な戦力が加わったようだね。」

?「大きな音に驚いて起きて、目を開けたら皆さんがいて・・・。」

少女の説明を聞いている限り、本当に自分に関する情報が無い様だ。

俺「じ、じゃあ君のことはなんて呼べば・・・」

響「”ああああ”でいいんじゃないかな?」

響の言ったことは無視しよう。うん。

響「んじゃ・・・”くぁwせdrftgyふじこlp”で。」

少女の顔から見ても「いや、それはないんじゃ」と言いたそうだ。

響「・・・んじゃ”ヴァッ〇ュ・ザ・スタn」

ていとく の じとめ!こうかはばつぐんだ!

ひびき は おしだまってしまった!

俺「にしても、さすがに名前がないのはこまったなぁ・・・。」

?「すみません・・・。」

少女が暗い顔で謝る。

俺「いやまぁ、君が謝る必要はべつに・・・」

響「謝る前に、ちゃちゃっと名前きめようか?」

お、響が復活した。

とりあえず、もう一回ジト目で響を見る。

響「司令官、ここからは真面目にやるよ。」

俺「・・・次ふざけたら、1ヶ月、甘いもの禁止な。」

響とそう約束して、話を戻す。

俺「ん~、にしても名前かぁ・・・。」

響「その艤装・・・どういう戦い方をするんだい?」

?「え?えっとぉ・・・この四角い箱の中には『対艦ミサイル』が各箱の中に一発ずつ収容されてます。」

ふむふ・・・・ん?

俺「いま、なんと?」

?「え?ですから、各箱の中に一発ずつ『対艦ミサイル』がはいってます。」

俺&響「「・・・・・・ふぇ?」」

2人とも驚いた顔をする。

それもそうだ、ミサイルを運用する艦娘なんて、見たことも聞いたこともない。

いうなれば、この子のみがもつ大きな特徴の一つだ。これは・・・

俺「・・・閃いた。」

響「あ、もしもし憲兵?」

俺「・・・・・。」

響「ごめんなさい。」

全く、やっぱり秘書艦間違えたかな・・・。

そんなやり取りをやっていると

?「失礼します」

誰かが執務室にやってきた。

長「長門、入ります。」

川「川内、入ります。」

日「日向、入るぞ。」

扉のない執務室に入って来たのは長門、川内型軽巡洋艦のネームシップ、川内と、伊勢型航空戦艦二番艦の日向だ。

俺「ん?どうした、3人とも。」

長「先の工廠爆発の被害報告と、先ほどの報告の続きを、と思いまして。」

俺「ん、いまは被害報告だけを聞いておく。作戦報告は、今夜にでも聞こう。」

本当なら作戦報告の方を優先して聞きたいが、今はこの子の前であまり暗い話をしたくない。

長「では、工廠爆発の被害は、負傷艦は0ですが、1番建造ドックがしばらく使えなくなりました。それ以外にも、もともと旧い工廠でしたので、あちらこちらにヒビが入っていて、倒壊寸前です。」

建造ドックが一つ使えなくなったのは、少し痛いが、まあけが人0なら良しとしよう。

俺「そうか、わかった。すぐに修復作業に取り掛かるよう、明石ら技術班に伝えてくれ。それと、安全が確認されるまで、誰も工廠に近づけさせないようにしてくれ。」

俺はそう長門に伝えると、長門は一礼して執務室から出て行った。

俺「んで、川内と日向は?入渠完了の報告か?」

川「あ、うん。そうだよ」

日「ちなみに、まだ時雨は入渠中だ。」

長門以外の3人は帰還途中に深海棲艦による奇襲を受けて今まで入渠していた。

俺「そうか。ま、時雨少し損傷が酷かったもんな。とにかくお疲れ。ゆっくり休んで・・・」

そこで口を止めてしまう俺。さっき閃いた内容を川内を見て思い出してしまったのだ。

俺「・・・川内、お前今から『演習』ってできるか?」

川「?もちろん大丈夫だけど?もちろん!夜戦なら何回でもOKだよ!!」

俺「そうか・・・なら決まりだ!」

俺が考えていたこと、それは、

響「なるほど、歓迎パーティーか。」

?「歓迎・・・パーティー?」

響「そうだよ、我が第十八鎮守府のやりかたさ。」

注:そんなものございません。

響「我々はきみのことを歓迎しよう、盛大にね。」

絶対それ言いたかっただけだろお前。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ーー鎮守府、演習用海域ーー

300m×500mの長方形になっている演習用の海域、そこの見物台に俺、響、そして何故かいる日向。

俺「日向、休んでもいいんだぞ?」

日「何を言っているのだ提督。戦力不明な新顔、どのように戦うのかとても気になるだろう?」

まあそうだけどさあ。

・・・まあいっか。とりあえずこっちが先か。

俺「よし、二人とも準備ができたら返事をしてくれ。」

無線を通して呼びかける俺。

?『私はいつでも大丈夫です。』

川『川内、準備完了よ!』

2人の合意の返事が聞こえてきた。

俺「川内、相手は新兵だ。手加減してやってくれよ?」

川『了解。でも、相手がかなりやるようなら、こっちも本気で行くからね?』

俺「ほどほどにな。」

名前を決めるだけなのに、こんな大事になってしまったが、まいいか。

俺「よし・・・演習開始!!」

俺の合図をもとに、戦闘がはじまった。

 

 

 




憲兵「・・・なにか言うことは?」
俺「全世界不知火ファン及び不知火を妻としている提督方、
           ま じ ス ま ん じ !」
不「謝る気ゼロですね・・・。」
 アホな提督に代わりまして、作者がお詫び申し上げます。
すいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁ!!!
憲兵「ハイクをヨメ、テイトク=サン!カイシャクしてやる!!」
俺「しるもんか
     おれはまったく
          わるくない!!」
憲兵「ナムサン!!!イヤーッ!!」
俺「グワーーーーーーーッ」


※2018/8/17
 誤字報告を確認しましたので、直させていただきました。
 誤字報告を見て「あ、しっかり読んでもらってるんだぁ」と涙する作者です。( T∀T)ダバー
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