俺「カエレ!!!」
流「
『特務艦流星、特務艦流星。至急食堂まで。繰り返す、・・・・』
時間は少し戻って
ーー『第十八鎮守府、執務室』ーー
吹雪と流星が通信室ぐらいに居る頃のお話
提「そーいや、響。」
響「司令官、なんだい?」
唐突に響に話しかける。
提「流星の建造に資材以外で何入れた?」
響「・・・・。」
確かに不思議である。
一般的な資材(軍や補給鎮守府から受け取った資材)と開発資材のみで建造、または大型建造をすれば、
つまりは、開発資材+各資材+αをしなければ特務艦なんて建造されないはずだ。
響「・・・・。」
提「黙ってないで、正直に話してみろ。」
響は黙ったまま、机の上の書類を片付けている。
提「うんとかスンとか、なんか返事したらどうなんだ?」
響「スン」
スンって・・・いや確かにうんとかスンとかとは言ったけどさぁ・・・。
ジリリリリン!ジリリリリン!
唐突に執務室においてある電話が鳴った。
響「はい、執務室の響だよ。」
青『どもっ、通信室青葉ですぅ~。第十七鎮守府から通信が来ました。』
響「了解。司令官。第十七鎮守府から電話だって。」
第十七鎮守府・・・ここよりも先に出来た鎮守府。あそこの提督とは、昔から仲が良く。ときたま合ったりしている。
提「わかった。こっちに回してくれ。」
あいつは真面目だから下らない電話はしてこない・・・つまり、
提「・・・第十八鎮守府提督『
七『ああ・・・久しいな八谷。第十七鎮守府提督『
互いに簡単に挨拶を澄ます。なんか久しぶりに名乗った気がする・・・。
八「どうした?大規模作戦か?」
七『まあ、それに
八「似たようなモノ?それってどういう・・・」
七『お前の力を貸してほしい』
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ーー『第十八鎮守府、食堂前廊下』ーー
放送を聞いてから私と吹雪さんは急いで食堂に向かった。
食堂まではそう遠くは無かったので、すぐ着いた。
吹「あれ?あそこに立っているのは・・・」
吹雪さんのその言葉を聞いて食堂前を見た。そこに立っているのは、
流「提督さんと・・・秘書艦さん・・?」
食堂前に立っていたのは提督と秘書艦の響さんである。あっちの二人もこちらに気づいたようだ。
流「特務艦 流星。ただいま到着しました。」
そう言い吹雪さんと私は提督の前で敬礼をする。
提「おし、来たな。吹雪、君は先に食堂で昼食を取ってくれ。」
吹「はい!じゃあ流星さん。また後で!」
そして吹雪さんは食堂に入っていった。
提「流星。君にはこれからやって欲しいことがある。」
やって欲しいこと?なんだろう・・・
流「はい。なんでしょうか?」
少し不安に思いながらやって欲しいことを聞く。
提「なに、簡単な
流「じ、自己紹介・・・ですか?」
内容を聞いて、少しホッとする私。というより、さっきまで不安に思っていた私がバカに思えてきた。
提「そう、この艦隊で全員お前のことを知っている訳じゃない。そいつらに、艦種と名前だけでも知ってもらおうと思ってな。」
確かに。この鎮守府に何人いるかわからないけど。まだ挨拶していない人もきっとたくさんいるだろうし。これを機に皆さんのことを知りたいと思う。
提「おし、そいじゃあさっそく・・・」
響「ちょっと待って。」
いきなり止めに入る響さん。
響「流星、君に一つ聞きたいことがある。」
流「はい、なんでしょう?」
さっきのこともあり、今度は軽い気持ちで返事をする。
響「君は、我々の
敵・・・そういえば、まだ知らない。今朝、敵だ敵だとわめいていたのに、私はまだ敵を知らない。
響「その様子だと、まだ知らないみたいだね。」
私の反応を見て響さんはどうやら理解したらしい。
流「は、はい・・・」
響「まあ、昨日建造されたばかりだし、しかたがないね。」
しかたがないとはいえ、ずっと気になっていたことだ。私たちの敵って・・・。
提「おーい、まだか~?」
そう言って、食堂から顔を出す提督。どうやら先に食堂に入っていたようだ。
響「ま、この件は後でどうにかするさ。さ、行こうか」
そう言って食堂へ向かう響さん。私もそのあとに続く。
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ーー『第十八鎮守府、食堂』ーー
提「あーあーえーっと、我が艦隊の諸君?聞こえてるかな?」
どこぞのみんなのことが大好きな人みたいな口調で注目を集める提督。
提「みんなの大切な休憩時間を借りて話したいことが2つある。」
ウバッタジカンヲカエスデチィー
提「うるせぇオリョクルすっか?」
オリョクルハイヤデチ!
そんなヤジとのやり取りで笑い声が発生する。
提「話は戻して、まず一つ目。」
そういうと笑い声は止まった。
提「実際に合った奴や、演習した奴、はたまた耳の良い奴から聞いた奴もいるとは思うが、我が第十八鎮守府に新たなる仲間が増えた。」
センダイネェサンヲヤッタコカシラ アササワガシカッタコカナ ヤッターナカチャンノファンガマタフエルー アサノシンブンニノッテタコカナ
ざわざわとした話し声が聞こえる。
提「新しい仲間のことを知ってもらうために、艦種と名前だけではあるがこれから自己紹介をしてもらう。皆、しっかり覚えてやってくれよ?」
そう言って提督は私を手招きした。
私が提督の横まで来るとみんなの視線が全部私に集まった。
ここにいる人が全員だろうか?あ、あの人ら三人服装似ている。あの人キレイだなぁ。等々緊張のせいで色々考えてしまい半分パニックになる私。
そんなとき、横にいた提督が私の背中を軽く押してくれた。
そのおかげではっとなり、自己紹介をしようとした途端に
響「うらー、時間の無駄だぞ~はやくしろ~。」
と、私をあおってくる。その行為に少しむっとしながらも感謝をして、
流「特務艦 流星です!よろしくおねがいしましゅっ!」
・・・噛んだ、
全員「・・・・・・・・」
やめて、静かにならないで。ものすごく恥ずかしい。
・・・パチ・・・パチ
誰かが拍手をしてくれた?
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
誰かの拍手をきっかけに食堂に居たみんなが拍手をしだした。
・・・と思っていたのだが、横で提督がプルプル震えている。
よくよく見ると笑顔ではなく笑い顔の人や笑いをこらえている人、爆笑しながら拍手している人もちらほら見える。
みんな悪い人や怖い人では無い様で少し安心しながらも本当は今すぐにでも逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。
提「お、おし、自己紹介ありがとな。良い事故紹介だったぞ?」
字がおかしい、字がおかしいですよ提督。
響さんから「じゃ、事故紹介も終わったし、適当に席について」と言われ、少し顔を下に向けながら食堂の端の席に座る。
提「んで、次に二つ目!」
少しざわついている中、提督は話を続ける。
提「我らが敵、『
その言葉に場の空気が一変して、鋭くなったのがわかる。
提督の我らが敵という言葉からすると、その深海棲艦というものが敵だということは分かったような気がした。
提「まだ詳しい規模、正確なポイントが分からない。ただ近々第十七鎮守府と合同でこの敵連合艦隊を討つということを知っておいてほしい。以上だ!」
ババッ!!!
みんなが一斉に立ち上がり、敬礼をする。私は少し遅れて敬礼をする。
響「じゃ、お昼に戻っていいよ。」
響さんの間の抜けた一言を聞いて、食堂は騒がしくなる。
響「あ、ごめんそのまえに!以下の者は、本日ヒトサンマルマルに執務室まで出頭するように~」
その言葉を聞いて、ほんの少しだけ静かになる食堂。
響「特務艦 流星、駆逐艦 吹雪、正規空母 大鳳。以上、よろしく」
そのことを伝えると、響さんは食堂を出て行った。
正規空母 大鳳さんってどんな人だろう、なんでよばれたのかな?等々考えながら食事をしていると
?「お前か?川内をぎりぎりまで追い込んだっていう新人は?」
突然横に誰かがやってきた。眼帯を見て天龍さんかな?と思ったが服装や髪形、体型等多くの場所が違っていたので天龍さんではない
木「おっと、自己紹介がまだだったな。俺は球磨型軽巡5番艦、『木曾』だ。よろしくな」
流「あ!はい!こちらこそよろしくお願いします!」
木「そうかしこまらなくていいぞ?俺たちは『仲間』なんだからさ?」
?「なにクセェこと言ってんだ?木曾」
また誰かが近くによってくる。今度は先ほど(前話)作戦司令室前廊下であった『天龍』さんだ。
木「あ”?んだよ別にいいだろうが。可愛い後輩にかっこいいとこみせるぐらいさぁ?」
天「だったら戦場でみせろよ。お前この間の戦闘、魚雷全部外したってきいたぜ?」
木「ちょ、バカ!ありゃ太陽の逆光が目に入って狙いが定まらなかったんだよ!それにお前だって、相手駆逐艦のみの編成にもかかわらずお前
天「んだとこの野郎!」
木「やんのか?あ”あ”?」
わたしの目の前で喧嘩になりそうになる。私は慌てふためいてどうしようもなかった
?「もう二人とも、いきなり新人の前で喧嘩はやめなさいよ。」
?「そうですわよ、みっともない。そんな二人に『馬鹿め』と言って差し上げますわ。」
そんなとき、また別の人がやってきた。
衣「あ、あたし青葉型重巡2番艦の『衣笠』。困ったことがあればおねぇさんに相談しなさい。」
高「高雄型重巡『高雄』よ。よろしくお願いいたしますわ」
?「おおっ?喧嘩ですか?記事にしちゃいましょうか??」
あ、この聞いたことがある声は・・・
青「どもっ!先ほど通信室でお会いしましたが改めて自己紹介を!青葉型重巡『青葉』ですっ!」
木曾さんと天龍さんの喧嘩を境に、食堂に居た人みんなが自己紹介に来た。
日「伊勢型航空戦艦2番艦の『日向』だ。もう毎朝さわぐなよ?」
伊「伊勢型航空戦艦1番艦の『伊勢』よ。なになに?日向から聞いたけど、目覚まし砲で一人大騒ぎしたんだって?」
流「だ、大丈夫ですっ!もう騒ぎませんよ!」
綾「あ!あの朝敵だ敵だ~って騒いでいたのは流星さんだったんですか!?・・・あ、特Ⅱ型駆逐艦綾波型1番艦『綾波』です!」
流「うう・・・もう掘り返さないでください・・・恥ずかしいので。」
龍「いんや、もうしばらくはそれでいじられるでぇきみぃ・・・・あ、航空母艦『龍驤』や。」
龍驤さんのその言葉にショックを受けて少し固まる私。
雷「心配しなくても大丈夫よ!この特Ⅲ型駆逐艦暁型3番艦の『雷』様がついてるんだから!」
電「雷ちゃん。流星さんがなんの心配しているかわかっているですか?あ、暁型4番艦『電』なのです。」
暁「そーよ雷!この特Ⅲ型駆逐艦暁型1番艦『暁』というレディがいるんだから!なにも問題ないのよ!」
響「ねえさん。それじゃ答えになってないよ。あ、暁型駆逐艦2番艦『響』だよ。後にロシアに見世物として売り飛ばされて『
流「な、なんかいまサラっとすごいこといいませんでしたか?!」
長「ま、事実ではあるがな。長門型戦艦1番艦『長門』だ。よろしく頼む」
流「あ、はい!よろしくお願いしまs」
長門さんの後ろの方から、強い視線を感じ一瞬止まってしまう私。
誰のか確認しようとする前に、目の前に誰かが現れた。
それは、私が最初にお世話になった人
川「ドーモ、リュウセイ=サン。センダイデス!」
ナムサン!センダイ=サンだ!手を合わせ、独特な口調でアイサツをするセンダイ=サンだ!
あ、このパターンは・・・咄嗟に昨日の戦闘での出来事をおもいだす。
流「ドーモ、センダイ=サン。特務艦 リュウセイデス!」
目の前のセンダイ=サンと同じく手を合わせ、同じ口調でかえす私。なぜなら、アイサツを返さないのはシツレイなのだから!
神「姉さん。真面目に自己紹介してください。川内型2番艦『神通』です。よろしくお願いしますね?流星さん。」
深々とお辞儀をされ、礼儀正しく自己紹介をする神通さん。
流「あ、ご丁寧にありがとうございます。流星です。今後ともお願いします。」
それにつられて、こちらも深々とお辞儀をする。
川「なによ神通。それじゃ堅苦しいでしょ?私は、もっと気軽に会話ができるようにと思ってさぁ・・・」
那「そうだよおねぇちゃんたちっ!アイドルは笑顔が大事!艦隊のアイドル『那珂』ちゃんみたいにもっとスマイルスマイル!」ニコッ
満面の笑みで自己紹介をする那珂さん。
後ろにいた神通さんが大きくため息をついて
神「姉さん、那珂ちゃん。少しお話があります。」
そう言って、川内さんと那珂さんを引っ張っていき、正座させ、お説教が始まった。
?「さすがは『鬼の神通』怒らせるととっても怖いっぽい・・・」
時「そうだね・・・。あ、僕は白露型駆逐艦2番艦『時雨』。『佐世保の時雨』とも、呼ばれていたよ。」
夕「夕立は白露型駆逐艦4番艦『夕立』よ!よろしくお願いするっぽい!」
吹「こ、この流れは、私も自己紹介する流れね・・・特型駆逐艦『ふb「ちょっと失礼」はうっ!」
吹雪さんの自己紹介を割って入って来たのは、髪は短めに纏めた黒髪のサイドテール。青い袴を身にまとい、こちらに冷ややかな視線を送っている。
しばらくじっとこちらをにらみつける・・・しかし、そんなに恐怖を感じないのはなぜだろう?
そしてしばらくして
?「こら。あまり新人をいじめちゃだめですよ?加賀さん?」
また別の人が先ほどまでこちらに冷ややかな視線を送っていた人にやさしくチョップを入れる。
加「なんですか?赤城さん。私はいじめる気なんて毛頭ありませんよ?」
赤「初対面の人にそんな目でにらみつけられたら怖いですよ。ね?」
突然こちらに話を振られる。
流「え?は、はい・・?」
突然のことで曖昧な返事をしてしまう私。
赤「ほら加賀さん。めっ、ですよ?」
加「ですから、いじめる気はありませんよ。ただ私は、この新人が私たちの足を引っ張らないかどうか心配していただけです。」
その言葉を聞いて、私は下をむいてしまった。
不安が頭の中で増幅していく・・・みんなと歩調を合わせられるのか?敵味方の区別がつくのか?等々色々考えてしまう。
赤「何を言っているんですか加賀さん。まだこの子は建造されて間もないのですよ?誰でも最初はうまくいかないものです。しっかり鍛錬を積めばきっと、この艦隊の旗艦になれますよ。」
その言葉を聞いて、私はハッとした。
そうだ、まだ建造されたばかり。これから頑張っていけばいいんだ!
流「あの!ありがとうございます!!・・・・えっと」
赤「そういえば、自己紹介がまだでしたね。正規空母、一航戦『赤城』よ。」
加「・・・加賀型戦艦『加賀』よ。よろしく。」
流「はい、よろしくお願いします!」
へぇー、二人とも似たような恰好をしているから、てっきり同じ艦種なのかなーって思っていたけど・・・
龍「いや、なんでやねん!加賀!あんたは正規空母やろ!一航戦やろ!」
流「・・・へ?」
え?加賀さん空母?戦艦?加賀さんの隣でプルプル震えている赤城さん。
加「・・・龍驤、あなたもう少しネタというものを勉強することをお勧めします。」
龍「なんでやねん!!」
加賀さんと龍驤さんのやり取りで回りが笑い出す。
加「ハァ・・・もう少し、あなたであs(ゲフン」
え?遊ぶ?遊ばれていたの私?
加「改めて、正規空母、一航戦『加賀』よ。あなたの活躍、期待しているわ。」
さっきの冷たい視線とは変わって、今度はあたたかな視線を送ってくる加賀さん。
?「うむぅ・・・さすがは一航戦。やることがちがうでちぃ・・・」
また別の二人がこちらに近づいてくる。すると髪を一つに縛った水着を着た人が
イ「伊号潜水艦『伊168』イムヤよ。お前をいつでも狙っているわ!」
流「うぇ?!私ねらわれているんですか?!」
?「い、イムヤがこわれたでち?!」
イ「なによ?海のスナイパーと呼ばれてたんだから。こーいう自己紹介もありでしょ?」
?「そ、そうだけどさぁ・・・?ってそのセリフ、大丈夫?」
イ「なにがよ?」
?「いや・・・やめとくでち。」
海の
と、理解していた横で話を進める二人。
ゴ「ゴーヤは伊号潜水艦『伊58』ゴーヤっていうでち。」
流「はい!よろしくお願いします。」
いつの間にか、食堂に居た人全員が私の周りに集まっていた。
そして、自己紹介大会が開かれていたのだった。
夕「さっきもあったけど、この流れ的には自己紹介をするべき!兵装実験軽巡 『夕張』。よろしく!」
明「さっきもしたけど、流れ流れ。工作艦 『明石』よ。」
その二人を見たとたん。私はこの二人に艤装が壊されていることを思い出す。
流「わ、私の艤装!すぐ返してください!!!」
明「心配しなくても大丈夫!もうバラバラにして、図面取ってあるから!」bグッ
流「どこがです?!」
夕「あとは、組み立てるだけね。」
流「うう・・・不安です。」
そんなやり取りをしていると。
?「はいはい!流星さん!吹雪さん!!もうすぐじかんですよ!!」
元気よく名前を呼ばれ時間という言葉で時計を見てみると。ヒトフタヨンゴー。確かに集合時間は近いが・・・。
大「あ、申し遅れました。正規空母『大鳳』よ、今後ともよろしくお願いともするわね」
大鳳さん・・・確かこの人も呼ばれていた・・・。
大「みんなとの自己紹介も終わったし、集合時間もそろそろだから、早く食事澄ましなさい!」
大鳳さんにせかされて、私と吹雪さんは、食事の手を急がせる。
夕「やばい、これじゃあ夕張か夕立かわからないっぽい!」
夕「そうっぽい。これじゃあどっちが何しているかまるで分らない。」
え~ん~じゃあ、こうだ
張「ん?」
立「お?」
よし、これで解決!
~オリ艦娘紹介~
『特務艦 流星』
作者が勝手に考えた「ぼくのかんがえたさいきょうのかんむす」の一人、とても耳が良く。ヘッドホンからは細かい船の起動音や魚雷の接近からなんでも聞き取れる。おまけに彼女専用の武装、「対艦対ミサイル」を持つ唯一の艦娘。ただそれ以外はただの足の速い重巡となんら変わりない。性格はまっすぐ。ただあまりにもまっすぐすぎたので、よくイレギュラーなことがあるとすぐに混乱することも多々。体型は高雄や愛宕ほど胸部装甲は無いが、そこそこある。
ゲーム(本家)では、そのマップの敵艦編成を高い確率で見えるようにすることができ、一度だけミサイルを敵艦隊に向けて放つことが可能。