TSキリン娘のヒーローアカデミア   作:鰹節31

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死んでました(生きてます)。
ずっと放置していて申し訳ありません。
作者、鬱になってました(なんでだろう)。
漸く元気になったと思ったらヒロアカ滅茶苦茶凄いことになってるし、本編書けないしで申し訳ないです。

後、生存報告用にTwitterアカウント作りました。進捗を偶に呟いたり、来た質問に答えたり答えなかったりします。良ければフォローしてください。


番外編 : 魔王と黒き竜

「も、もう許し、ゴハッ」

「この、バケモンがッ!」

 

 深夜、誰も訪れることのない廃工場で俺は目の前のゴミ2人を叩きのめしていた。

 

「ハァ……良い取引があるっていうから来てみりゃあ…いきなり襲いかかってくるのはなんなんなだ?」

 

 今朝、ヤクザ共を貪っていた俺に黒いモヤを纏った男が接触してきた。男は俺に新鮮な人肉を用意する代わりに協力するよう持ちかけてきた。

 

『あなたの“個性”はとても強力なもの。これからの我々の活動に必ず必要になる』

『……なんでお前が俺を知っているのかはどうでも良い。信用ならねぇ、帰れ』

 

 言い捨てた俺に新鮮な人肉をノータイムで渡してきた男を睨みつけながらそれを受け取った。毒であっても俺の身体なら問題なく解毒出来る。試す価値はあった。

 

『今夜、指定の場所にて詳細を話させていただきます。どうにも此処は血なまぐさい。ヒーローにバレてしまうのは時間の問題でしょう』

『……罠だったら殺す』

 

 渡された地図を頼りに来てみればこれだ。やはり罠だったか、あの男見つけ次第殺すと心に誓いながらゴミ1人の胸倉を掴む。

 

「聞いていた通り素晴らしい“個性”だね」

「……あ?」

 

 俺とゴミ2人以外誰もいなかった廃工場にモヤの男と異様なマスクを被る男が背後に立っていた。

 

「見つける手間が省けたなぁ…罠だったんだろ? ぶっ殺してやるよ、モヤ男」

「いえ、罠ではありませんよ。勝手ながら我々はあなたを試したのです」

「試すねぇ」

「ヤクザ相手に圧倒できたとしても数々のヒーローを殺した凶悪犯にどう対処できるか、僕はそれを知りたかったんだよ。そして君は傷つくことなく勝利した」

 

──騙すようで悪かったね。

 

 笑いながら微塵も悪いと思っていないようにマスクをつけた男はそう付け足した。

 

「そうか」

 

 短い返答。これ以上話しても意味がないと判断し、目の前の2人を殺すために鱗粉を撒き散らす。姿からして胡散臭いような奴らだ、今後も絡んでくる可能性を考えれば今ここで殺しておいた方がいいだろう。

 

「じゃあ、死ね」

 

 竜人かした状態で即座に接近。最初にモヤ男の顔と思われる掴む為に右腕を伸ばす。

 

「……?」

 

 掴んだ感触がしない。なんなら俺の右腕が背後から伸びている(・・・・・・・・・)

 

「っ……ワープ系か。見んのは初めてだな!」

 

 離れるのは相手にワープで追撃される。近づいて攻撃……いや、さっきのようにワープを使われる。なりたくねぇが、ゴア・マガラになるか?

 

「随分と血気盛んだね。だからこそ君の力が必要だ。これから僕達は大きな作戦の実行する」

 

──君には雷麒麟という少女を相手にして欲しいんだ

 

「なんで……そいつを?」

 

 一度離れてからマスクをつけた男を睨みつける。不気味に笑いながらマスクをつけた男は俺に近づいてきた。

 

「君も彼女に興味があるのかな? そうだと嬉しいね。僕は彼女の“個性”が欲しいんだ」

「“個性”が欲しい……?」

「おっと、これ以上は秘密さ。君が仲間になるなら話しても構わない」

「いや……それはどうでもいい……取引に一つ追加だ。雷麒麟は俺に殺させろ」

「いいや、僕の目的が終わるまでは生け捕りさ。それさえ終われば後は好きにしてもいいよ」

 

 雷麒麟を殺すなら駒は多い方が良い。相手は古龍、だからな。それにマスクをつけた男……なにやらきな臭い。雷麒麟を殺した後にコイツも殺すとしよう。

 

「それでいい」

「いいね、それじゃあこれから宜しく頼むよ。僕の名前はオール・フォー・ワン。皆からは先生と呼ばれているよ。君も是非そう呼んで欲しい」

「俺は、(しょく)だ……」

「……うん、蝕君か。良い名だね。黒霧、彼をアジトに連れて行ってあげなさい。皆に挨拶をしないとね」

「畏まりました」

 

 モヤ男が広がり、飲み込まれたと思いきや目の前の景色がガラリと変わる。辺りの眩しさに若干目を細めながら周りを見る。ここはBARか?

 

「黒霧、なんだこいつ」

 

 目の前にいる奴らは様々な寛ぎ方をしながら俺を見てくる。なんだか随分と愉快な性格をしてそうな奴らだな。

 

「こちらは蝕さん。今回の作戦に参加してもらう方です」

「……蝕だ。雷麒麟は俺が殺す」

 

 その俺の一言に色んな反応を見せる愉快な奴ら。こいつらの名前や思想、目的なんてどうでもいい。どうせ目的を果たしたら俺は此処を去るつもりだ。

 

「まぁ、いい。使えるなら使うし使えないなら殺すだけだ。ようこそ(ヴィラン)連合へ。せいぜい働け」

「ぶっ殺す」

 

 俺は取引をする相手を間違えたのかもしれない。




この後、黒霧に止められた。

蝕君の皆への印象。

死柄木弔→ぶっちぎりのイカレ野郎。ファッションセンス皆無、ネチネチウザい、多分美味しくない。

黒霧→ワープ便利。小言うるさい。食えるのかコイツ?

荼毘→焦げてる。絶対美味しくない。

トガヒミコ→血美味いよな、わかる。めっちゃ絡んで来てウザい。肉付きいいし絶対美味い。

トゥワイス→なんだこの全身タイツ。言ってること滅茶苦茶だし、めっちゃ絡んで来てウザい。作った分身は不味かった。多分本体も不味い。

Mr.コンプレス→便利な“個性”。焼いた肉を携帯食料にしたいから“個性”使うのお願いしたら断られた。めっちゃ絡んで来てウザい。多分美味い。

スピナー→ランポス? ……いや、色違うか。ステインなにそれ美味いのか?って聞いたらブチ切れた。意味分からん。多分不味い。

マグネ→オネエ。めっちゃ世話やいてくる。止めろ普通の飯近付けんな。食える量多いから美味しくなくても満足できるかも。

マスキュラー→戦闘狂。戦おうってうるさいから捻り潰したらずっと勝負挑んでくる。多分不味い。

マスタード→身体中ガスまみれで多分不味い。

ムーフィッシュ→キモイ。わかる、人肉いいよな。多分不味い。

オール・フォー・ワン→きな臭い。他の奴とは存在感が違う。目的果たしたら殺す。食べる気にならない。
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