高町なのは―9課のメインウェポン。
天真爛漫。食欲旺盛。荒唐無稽。天変地異。傍若無人。
9課のトラブルメーカー。
座右之銘は「美味しいから大丈夫だよ」
フェイト・T・ハラオウン―9課のサブウェポン。
爆乳。巨乳。なのはの暴走と、はやての、セクハラに日々耐え続ける苦労人。将来は多分禿げる。
座右之銘は「なのはは私の嫁」爆乳。天使。
主な登場人物は以上三名。
モブは特に凝った名前を付ける気無し。
思い付いた一発ネタ。アホな話を書きたかっただけ。要はただの発作。続かない。思い付いた時に続き書くかも。基本一話完結型で逝くつもり。不定期更新です。キャラ崩壊著しいです。苦手な人はそっ閉じでよろしく。
機動9課と書かれたボロボロのプレートがかかった部屋に二人の少女が集まっていた。
灯りも着けず、一人は机の上で手を組み、そのうえに顎を乗せながら呟く。
「冬月‥」
「高町なの」
私の呼掛けにすかさず真面目に返すなのはちゃん。つれないで。
「温いな‥」
相変わらずここの冷蔵庫調子悪いね‥」
私はポーカーフェイスを崩さず、黄金色の液体‥常温の麦汁を飲み干す。
くっそ不味い。
冬つ‥なのはちゃんも、同じ感想を抱いたようで、うえぇ‥って顔してる。多分私も同じ顔してる。
そんな時、
部屋の隅に女が突然現れた。
気配もなく‥
私でなきゃ見逃しちゃうね。
「何かあったんか?フェイトちゃん」
私は期待を込めて、女に問い掛ける。
だが、女はフルフルと、無慈悲に首を横に振るだけだった。ついでに乳も揺れていた。
揉みたい。
私はタメ息をつきながら、「神は天にありて、世はこともなしか~」
「平和なのは良いことじゃない‥」
「そう言えたら楽なんやけどなぁ~」
フェイトちゃんが訝しげにこちらを見てくる。
「私は暇で死にそうや」
私の答えにフェイトちゃんガガクッと肩を落とす。
「フェイトちゃんおっぱい揉ませて~?」
「やだよっ!」
「親友の生命の危機なんやで~‥暇で、死にそうなんや~」
「理由が最低だよっ!」
薄情な親友やで。
「なのはもなんとか言ってよ!」
「御腹空いたの‥」
「なんでそれ今言ったの?!」
「ちょっと食堂行ってくるの‥食堂で誰かが助けを求めてる気がするの!」
「それ絶対ウソだよね!?」
◆◆◇◇◆
ワシはレジアスゲイズ。
知る人ぞ知る、陸の英雄等と呼ばれている、ミッド地上本部の防衛長官である。
偉いのだ。地位も高いが、血圧も高い。
そんなお偉方のワシにも最近悩みがある。
「うーむ‥」と、腕組して、ワシは食堂の食券機の前で悩み続ける。豚カツ定食が食いたい‥しかし、今この食堂では無料でW定食なるサービスを実施中だ。普通の豚カツ定食を頼むと、問答無用で肉が培になる。‥若い頃なら迷いなく両手を挙げていけたのだが、
しかし、医者からは、油ものを控えるようにといわれている。これも上り詰めた者の憂鬱というやつだ。食堂のおばちゃんの善意の刃が、ワシを襲う。
やめてほしい。その脂はワシにきく。
管理局には若い者も多い。
彼等にととってはこれ以上なく有り難いサービスだろう。
故に文句も付けにくい。
まして、頼んだモノを残すなんて不作法は言語道断。
むう‥やはり、今日はにやめておくか‥だがしかし、既にワシの腹は豚カツ腹になってしまっている。くっ‥
「ねえ‥後ろ、つかえてるんだけど‥」
と、女性の声。
「おっと‥これは失礼‥げえっ高町っ!」
「あっゲイちゃんおひさなの♪」
「その呼び方はやめろ!」
「えー?でもこっちのが可愛いよ?」
「求めてもいない可愛さの代償で何か大事なものを失いそうになってるんだよ!」
こいつは空のエースオブエースこと高町なのは。
管理局随一、いや、人間最強の魔道師だ。
こいつを人間認定するのは、他の人類に対しての裏切りだと思うんだが‥
とりあえず強い。とにかく強い。
ブロリー並に強い。
なので誰もこいつには逆らえない。
しかも、こいつは見目麗しい。
そのせいで、管理局内外にファンも多いらしい。
モノ好きもいるものだ。ティラノサウルスが可愛いから何だというのだ。
ミッド地上のトップであるワシを持ってしても、出きるだけ刺激しないようにしている女である。
「何をそんなに悩んでたの?」
「む?恥ずかしながら、豚カツ定食を喰いに来たんだが、W定食だとちょっと脂が辛くてな‥ど‥」
「なーんだ。そんなことなら、この機動9課にお任せなの♪」
「機動9課?なんだ?その課は?」
「管理局内のお助け隊だよ♪」
聞いたことないんだが‥最近できたという機動6課と関係あるのだろうか‥
「隊長は誰だ?」
「はやてちゃんだよ♪」
やはりあの子貍か!
むう‥しかし背に腹は代えられん。
「それで?どう解決してくれるんだ?」
Wで量が増えた分私が食べてあげるの♪それに‥ヘルシーな食べ方も教えてあげるの♪」
「お‥それは有り難い。」
確かに彼女はスタイルも良い。
日頃アホみたいに食いまくっているのにだ。
何か、秘策があるのか‥そんなものがあるなら是非教えて貰いたい。
「ああ。頼む!」
俺は食券を片手に、カウンターへと急ぐ。
すっかり時間をかけてしまった。
「おばちゃん!豚カツ定食ひとつな!あ、勿論Wだぞ?ガハハハ!」
「あいよ~豚カツWかしこまり~♪」
「豚カツW出来上がり~♪」
流石の早さである。
出てきたお盆を手に空いてる席へと急ぐ。
好きなモノを食べられる。ただそれだけで、世界が輝いて見える。なんならスキップしたい迄ある。
私が席につくと、間もなく、高町が片手に大盛りのご飯もう片方にやはり山のような唐揚げを持って現れた。
「お待たせなの♪」
と、ワシの正面に腰かける。
「おお。それで、食べ方とやらを早速教えてくれ」
「うん。先ずは‥こうして‥こうっ!」
と、高町が腕を振るうと、豚カツの衣が全て消えた。
なん‥だと‥
ワシはあまりの光景に声も出せずに震えていて。
「さあ、召し上がれ~♪」
と、ご飯を掻きこみながら高町は告げる。
後に残ったのは、裸にひんむかれたワシの豚カツちゃん達。
おお‥なんて無惨な‥しかもご丁寧にWで増えた分も、きっちりなくなっている。
ワシが呆然としている間に、高町は食い終わったようで、席を立つ。
「それじゃゲイちゃんご馳走さまなの~♪」
と、走り去る高町。
おのれ‥機動9課め‥許さんぞ!八神はやて‥!
ワシは味気ない肉を噛みちぎりながら、やはり魔道師は嫌いだと、心持ちを新たにするのだった。
後悔はちょっとしてる。