キャラ崩壊著しいです。苦手な人はガッツ石松(バックします)でよろしくお願いいたします。
事件の内容より、冒頭の寸劇の方がネタが無い(笑)
とりあえずテンプレの流れを作る事でお茶を濁してますが(。>д<)
「NANOHA‥」
「なのはなの‥あれ?合ってる?そういえば聞くの忘れてたんだけど‥」
「うん?」
「はやてちゃんは何でこの課作ったの?」
「良い質問や‥」
私はキリッと表情を作って返す。
「それ言いたいだけでしょ‥」
「かなんなあ‥」
見透かされたことに私の頬が朱に、染まる。
「もう長いつき合いだしねえ‥」
「そういう言い方すると、フェイトちゃんが不機嫌になるから止めてくれへんかなあ‥?」
私は部屋の隅に突然現れた気配にひやひやしながら、懇願する。
熱気と冷気の伴った、メドローアみたいな鋭角な視線から身を捩りながら、私は話を戻すことにした。
「で‥何でこの課を作ったか‥やっけ?」
「うん」
「自浄作用て知ってる?」
「主に自然界における、大気や海や河川等が、流れている間に自力で内部の汚物を綺麗にする自然の働きのことだよね?」
「お、おう‥」
「なのはは賢いなあ‥」
フェイトちゃんがうっとりと呟く。
「まあこの場合は組織に対してや‥」
「ふむ?」
「時空管理局は大きい組織や‥でかくなりすぎたと言ってもいい‥人がこんだけ集まれば‥良からぬ輩の分母も自然と大きくなるやろ?
そんな風に内部が腐ってる状態で世間の巨悪を取り締まれると思うか?」
「つまり?」
「なかなか尻尾をつかませないヤツも、状況証拠だけで、マジ狩る。」
「わお♪過激だねえ‥はやてちゃん‥つまり‥私達が自浄作用になるというわけだね?」
「嬉しそうに言ってるなのはちゃんには言われたないな‥」
「そんなのダメだよ。悪がいたとしても、きちんと法に於て、裁かなきゃ!」
「フェイトちゃんはお堅いの‥」
なのはちゃんがタメ息を付きながら、フェイトちゃんを見やる。
そんななのはちゃんに多少気圧されながらも、フェイトちゃんは引かない。
「ダメだよ。魔法は正しい事に使わないと‥!」
「私達がそれを忘れたら、本当に魔法は悪になっちゃう‥!」
「フェイトちゃん‥世の中にはわざわざ法律さんが出る迄も無い小悪が沢山あるの‥そんな小悪は法なんてまどろっこしい事言わないで、潰してしまうべきなの‥」
まあ‥究極的にはそういうことやけども‥なのはちゃんに言われるとなんか違和感しかないな‥いつ私の親友は闇堕ちしたんだろう。超が付く程のお人好しだった彼女は一体どこへ‥?
「そんなぁ‥」
なのはちゃんの言い様にショックを受けたのか、フェイトちゃんはウルウルしている。
フェイトちゃんはもうダメや。
「佐官の幹部が真っ先に組織を見切ってるあたり、もうこの組織ダメなんじゃないかな‥」
と、耳が痛い事を淡々と呟くなのはちゃんから顔を背け、
「まあ兎に角‥カリムの預言に対抗するもしもの為の部隊が機動六課なら、六課‥いや、管理局で対応出来ないトラブルを解決するために作ったのがこの9課なんや‥」
「おお‥まともっぽい‥?」
「表の六課。裏の九課てなぐあいにな‥!」
2つの課は表裏一体!掛け声は‥せーのっシーックスっ!‥ナイー‥
「「言わせねーよ!!」」
と、なのはちゃんとフェイトちゃんの拳が私の両頬を挟み込むように打ち抜いた。
うう‥痛い‥。
「1番自浄作用が必要なのはこの関西人なの‥」
「ぎゃふん!」
「それで‥何でお助け隊もかねてるの?」
「良い質問や(キリッ)」
「それはもういいから‥」
いけずやなぁ‥
「まあ‥早い話が、そう言った内部腐敗を取り締まる課は既にあんねん。まあ‥正直あんまり、機能してないんやけどな‥」
「だから、差別化を図ったわけや」
「フム。まあ‥いっか」
「むっ?!このプレッシャーは?!」
「ちょっと行ってくるの」
いつものように高町センサーが反応し、部屋を出ようとしたなのはちゃん。
しかし、そんな彼女の前にフェイトちゃんが立ち塞がる。
「フェイトちゃん?邪魔をするの?」
フェイトちゃんは真面目な性格やからな。このやり方が受けいれられないのもしゃあない。
が‥フェイトちゃんはフルフルと首を横に振ると、
「この感じ‥キャロが‥泣いてる!」
と、マントを翻して、フェイトちゃんが部屋を出ていった。
ヒヤヒヤしたで‥。どうやら今回の被害者はキャロなんかな?てか、君らのセンサーどうなってるの?
◆◆◆
ルンルン♪
私はキャロ=ル、ルシエと言います。
機動六課に所属している陸士候補生です♪
部落から追い出され、天涯孤独の身な私ですが、今は直属の上司であるフェイトさんに引き取って頂き、それなりに幸せな暮しを送っています。
今は昨日、フェイトさんに戴いたお小遣いを握り締め、隊舎内の売店にお菓子を買う為に向かっています。
今日は何買おうかな~♪
チョコ?キャンディ?スナック?
夢が広がります。
月に一度のお小遣い日の後は、いつもウキウキです。大切に、選ばなければ、先月出た、新作のチョコも良いですね♪夢が広がりングです♪
ルンルン♪
思わずスキップを踏み出しそうになり、私は動きを止めました。
見ると、お店の前に、数人の男の人達が、座り込んでいます。
その顔ぶれは‥私の苦手な人達でした。
課は違う先輩の方なのですが、前々からことあるごとに意地悪をしてくる人達です。
そう。まるで伊知川塁塁みたいに!
楽しい気分はどこへやら。
私はなるべくそーっと‥その前を通り過ぎようとします。
ただ、緊張していたからか、私は足をひっかけて転んでしまいました。
転んだ拍子に手の中の小銭が落ちてしまいます。
そして、そのお金は無情にもその男の人達の元へ転がっていってしまいました。
「ん?なんか金転がってきたんだけどwww」
「何それwwwwマジ卍wwww」
「俺はついに金を錬成することに成功したようだwwww」
「ぱねぇwwww」
「まあどうでもいいか。ちょっとからあげ君買ってくるわwwwww」
男の人達は転んだ私を見てニヤニヤしながら、意味のわからない言葉で会話をします。
男の人達の小馬鹿にしたような視線に私は羞恥を覚えながら、拳を握り締めました。
やがて、男の一人がお金を拾い集め、店内に入ろうとしたので、私は、震える心を立ち上がらせるように、声を絞り出します。
だってそれは、フェイトさんから貰った大事なお小遣いなんだから!
簡単に奪われて良いモノじゃないんだから!
「待って下さい!そのお金は私のです!返して下さい!」
「ああん?これは今俺が拾った金なんだけどwwwww」
「ですから!私が落としたお金なんです!」
「はあ?証拠でもあんのかゴラァ!」
証拠って‥今目の前で私が転んで、その際に落ちたお金だというのはわかってる筈なのに‥!
「おい、お前ら?こいつが金落とした所みたか?」
「「いんや?」」
ひどい‥。明かにウソをついてます‥。
だって目がずっとニヤニヤしてますもん。
私が何も言えずに黙り込んでいると、男の一人がこちらへ歩みより、
私の胸ぐらを掴んで、持ち上げました。
「ナンだそのツラは?」
喉元が圧迫され、顔が苦痛に歪みます。
「候補生ごときが二士の俺達に突っ掛かってきてんじゃねえよ!」
と、怒鳴られました。
確かに、フェイトさんにも言われた事があります。管理局では階級が全て。例え理不尽であっても上官には逆らってはいけないと‥。
「ごめ‥ん‥なさい‥」
でも‥。これは‥悔し過ぎます‥。
力の無い自分が悔しくて、
間違っていない自分が、何故謝っているのか‥
悔しくて悔しくて‥涙が溢れちゃいます。
だって‥女のコだもん‥!
突如、私の胸ぐらを締め上げていた力が弱まりました。
支えを失い、自分の身体が落下するのを感じます。
来るであろう衝撃に目を瞑り、身構えますが、いつまで経っても‥衝撃は来ませんでした。
「大丈夫?‥キャロ?」
変わりに来たのは、暖かな感触と、優しい‥声。
私が1番安心できる声。
私を包む、暖かな感触にすがり付き、私は更に泣いてしまいました。
涙で霞む視界の中で、私が見たのは既に昏倒している三人の男達でした。
後日。
私は心配していました。
だって、フェイトさんは私を助けてくれたけど、
私が上官である彼等に生意気な口を聞いた事は事実なのです。そんな彼等をフェイトさんは叩きのめしてしまいました。
もしフェイトさんが責められるような事があったら、私はどうしたら‥。
塞ぎ込んでいた私を見かねて、フェイトさんが声を掛けてくれたので、私はその、不安を打ち明けました。
すると、フェイトさんは少しだけ困った顔をして、
顛末を話してくれました。
実はあの売店には店の外にも監視カメラがあり、一部始終を捉えていたそうです。
前々から彼等は素行を問題視されており、
今回の事は良い戒めになっただろうと彼等の上司から感謝されたのだとか。
私は安心しました。
ただ、その後の、
「なのはのどや顔が悔しかった‥」
という言葉はよくわかりませんでしたが。
読んで頂きありがとうございますm(__)mこちらは多分更新ペースは安定しませんので悪しからずm(__)m