コードギアス 白蛇は勘違い   作:砂岩改(やや復活)

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この話の後は他キャラの話を二、三話書いてアンケートの外伝を書いて二期に突入します。
外伝はとりあえずC.C編を書きます。






再会

「それ以上は許しませんよ…」

 

「っ!お前は…」

 

「お久しぶりですね。神根島以来といえば良いでしょうか?」

 

 ミカエル騎士団の地下牢に待ち構えたのは黒い神官のような人間二人と童顔の少年。中央に立つ少年とは薫は面識があった。

 

「あぁ…あのギアス使いか」

 

 腰にあるリボルバーを手にする薫。すると少年の脇に立っていた神官たちも拳銃を構える。

 

「驚きましたよ。まさかギアスが効かない人間がいるなんて…"あの人"も大変興味を持っていましたよ」

 

「出来れば放っておいて欲しいがな」

 

「貴方はCCと同等。いや、それ以上の価値があると言われていましたから。殺しはしません」

 

「生け捕りか…それは嫌だね」

 

 なんかやばそうな人間に目をつけられたっぽいけど現在、世界指名手配中のテロリストだ。日の当たる生活が出来るなんてもう思ってない。

 

「では早速…」

 

ウー!ウー!

 

「ちっ…」

 

 少年がギアスを発動させようとした瞬間。基地内に警報が鳴り響く。流石に長居をしすぎてしまった。こうなったらブリタニア軍が大勢迫ってくる。

 

「ルルーシュ!」

 

「それはさせません」

 

 檻に近づこうとすれば少年が邪魔してくる。だが向こうも正規兵にあまり見られたくない様子だった。お互いにここにはいられない状況、檻の中のルルーシュは座ったまま動かない。

 

「くそっ!」

 

 お互いに退くしかない。ここまで派手にやっておいて成果無しなのはキツいが全滅するよりマシだ。

 

「くそがぁ!」

 

ーーーー

 

「この!」

 

「これは…エリア11の!?」

 

 ゼットランドに迫った零子は左手をハドロンランチャーに添えると内蔵兵器を起動させる。巨大なハドロンランチャーは熱膨張で膨れ上がり爆発する。

 

「どうだ、内蔵型輻射波動の威力は!」

 

 輻射波動を放った左腕からは蒸気が吹き出しカートリッジが吐き出される。

 

《左腕オーバーヒート。強制冷却開始、再起動まで300秒》

 

「このバカ!奥の手使ってどうするの!?」

 

「おかげで左手が動かなくなってしまった」

 

「あれほどクリミアさんに注意されてたでしょ!」

 

 武器を失ったゼットランドは不利を悟って退避するが左足の間接を狙撃されてその場でひれ伏す。

 

「まったく~とどめはちゃんと刺さないと」

 

 空港の倉庫を陣取っていた柏木のサザーランドによる狙撃。それによりゼットランドは行動不能にされる。

 

「他の部隊も空港に集結しつつあるから気を抜かないでね」

 

 グリンダ騎士団、フロート搭載ナイトメアに長距離射程のナイトメア。奇襲攻撃の撤退時に障害となり得る部隊、だからこそ迅速に仕止めるために部隊が集まりつつある。

 それに対してブリタニア軍も部隊の統制がとれつつある。長居は無用だ。

 

「柏木、二時の方向!」

 

「え?」

 

 長距離からの攻撃により持っていたヴァリスと左腕を破壊されるサザーランド。その先には真っ白な機体、先行試作型のヴィンセントがヴァリスを構えていた。

 

「アヴァロンのナイトメア!」

 

 柏木は機体のハッチを開いてそのままサザーランドから飛び出す。その瞬間、サザーランドが撃ち抜かれ爆発する。

 

「柏木!」

 

「またランスロットタイプか!?」

 

「いや、頭部の形状が違う!」

 

 ヴィンセントはサザーランドを撃破するとそのまま猛スピードで零子たち白夜に突っ込んでくる。

 

「早い!」

 

「気圧されてる…それでは死ぬ…」

 

「や、弥生…」

 

 全身にナイフを装備した白夜はヴィンセントのSMVSを受け止めると蹴りを入れる。

 

「…防がれた」

 

「危なかった、間髪入れずに蹴りなんて」

 

 弥生の蹴りをブレイズルミナスを展開した左腕で受け止めたセシルは襲ってきた衝撃に顔を歪める。即座にヴァリスを撃つが射線から弥生は退避しており、弾は空を切る。

 

「速めに殺る…」

 

 すると弥生の白夜の腕から三連ガトリングがせり出し掃射を開始する。それをブレイズルミナスで防ぐセシル。だが毎分1000を超える弾丸をバラ撒くガトリングの集中攻撃を受けて動きを押さえられる。

 

「やらせないわよ!」

 

 そんな弥生に迫るランスロット・グレイルだが他の白夜に阻まれて動きを制限される。

 

「くっ!」

 

ーーーー

 

「くそっ!ジェシカ、撤退信号だ」

 

「了解しました」

 

 なんとか清白に乗り込んだ薫は頭部のバルカン砲でブリタニアの歩兵をミンチに変えると飛び立つ。同時にジェシカの放った信号弾が空に輝く。

 

「合流ポイントに集結急げ。ドダイで脱出するぞ」

 

「待ってくれ!」

 

 脱出しようとした瞬間。基地から飛び出して来たランスロットがMVSを構えながら突っ込んでくる。

 

「邪魔するな、スザク!」

 

「もう一度、話を!」

 

 薫は両腕のチェーンソーを起動させランスロットのMVSを受け止める。すると力任せに押し返してランスロットを地面に叩きつける。

 

「なんてパワーだ!」

 

「雑魚は引っ込んでろ!」

 

 ランスロットに追随してきたサザーランドに向けて指ハーケンを射出。コックピットを潰したサザーランドごと他のサザーランドを壁にぶつけて潰す。

 

「僕はナナリーを売ったつもりはない!」

 

「じゃあ、なんでブリタニアにいるんだ!」

 

 ランスロットが起き上がった瞬間、蹴り上げられる清白。倍はあるであろう清白を蹴り上げたランスロットは回し蹴りで追撃。清白の巨体は地面に倒れる。

 

「それは…っ!」

 

 清白は倒れた直後に頭部バルカン砲を撃ちスラスターを吹かし間合いを取るとそのまま飛び立つ。

 

「お前の相手をしてられるほど強くないんでね!」

 

「白蛇様を援護!」

 

 空から降り注ぐ攻撃にランスロットは足を止めて防御に徹する。フロートシステムを持たないランスロットにとってこの攻撃の中では追撃は不可能だった。

 

ーー

 

「弥生、そいつを振りきれるか?」

 

「可能、念には念を…」

 

 弥生は白夜の巨体を生かしたタックルでセシルを吹き飛ばすとそのままナイフを投擲。左足を破壊するとそのまま離脱行動に入る。

 

「零子、柏木を回収しろ」

 

「了解!」

 

「チャフスモーク弾、発射!」

 

 物理的、電子的な視界を奪うチャフスモークをバラ撒いて撤退する白蛇隊。

 

「レオン、合体よ」

 

「待ちなさいオズ」

 

「なぜ、フロートシステムを保有しているテロリストをほっておけって言うの?」

 

「味方の被害が大きい。オルドリン、貴様もレオンの機体もエナジーが少ない。諦めろ」

 

「…シュバルツァー将軍」

 

 本国から連れてきた部隊が壊滅したブリタニア本国隊。いまだにユーロ・ブリタニアと情報を共有していない現在。保有戦力で敵の追撃は極めて困難であった。

 

 

 

 

 




執筆中の小説が何故か消えるバグ?に襲われること4、5回。ツギハギだらけなので誤字などあるかもしれません。(こっちでも確認しておりますが)すいません。
いったい、なんなんでしょうね?

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