べるぜバブの世界に転生しました   作:天導 優

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バブ0 転生者です①

原作開始七年前

目付きの悪い少年side

オレは所謂、転生者って奴だ。

前世の事はあんまり覚えてねーけど、今と同じ様に喧嘩にありふれた日常を過ごしていたのは覚えてる。

ただ、オレと同じく転生した幼馴染みが十一人いた。

喧嘩ばかりしているグループにしては少ないが、それでも俺達の事はとあるアニメから取って十二神将(デーヴァ)と呼ばれていた。

俺達のリーダーはそれが気に入ったのかメンバーにそれぞれ、自分も含めた元となった生物のタトゥーシールを提供してきた。

俺達は不良グループといってもそこまでは悪さをしていない。

精々他校の連中が喧嘩を売ってくるので倒していたらいつの間にか不良グループと扱われるようになっていただけだ。

その為教師には問題児として扱われていたが警察沙汰になったことはない。

この世界に転生した時にリーダーから貰ったタトゥーシールを無くしたと思っていたが、どういう訳だか小学校入学祝いに買って貰った机の引き出しに入っていた。

これを貼っていれば他のメンバーも俺だと分かると想い、その鶏のタトゥーシールを左腕に貼っていた。

すると他のメンバーもそれを見つけて、俺が小学校二年生の頃には十二神将はこの世界に集結していた。

全員容姿や名前は変わっていたが性格までは変わっていなかった。

だが前世より強くなる事を望んだ俺達は蛇のタトゥーシールを貼っていた(前世での俺の恋人)彼女のお爺さんに修行をつけてもらう事にした。

そこで聞いた話によると俺達十二人は何らかの魔力を秘めているらしい。

その為、俺達は全員別々の場所で四年間修行をすることにした。

別れ際に「「「「「「「「「「「「四年後に、堅田中学校で」」」」」」」」」」」」と挨拶を交わして別れた。

俺の魔力は体を硬化させることらしい。

あの約束からもうすぐ四年。

俺は修行を終え、故郷へと向かっている。

早く腕試ししてみたいぜ。

 

白髪の少年side

オレは転生者って奴らしい。

オレの名前や地域の名前から考えるとこの世界はべるぜバブの世界らしい。

オレは今、魔界のブラックジャックと呼ばれている悪魔の先生の元にホームステイしている。

オレ達を鍛えてくれた師匠によると、オレの魔力は知恵や知識がつくほど強くなる傾向にあるため悪魔の世界にやって来て勉強している。

人間界での知識等は前世も含めて、あらゆる知識を習得していたオレは魔界にやって来て魔界大図書館と呼ばれるところに通った。

ここには魔族の子供が見るような絵本から研究の専門家が閲覧するような本まで全て揃っているらしい。

オレはそこでとある少女になつかれてしまった。

歳は(ほのか)とあまり変わらないのに既に親元を離れ、オレが居候している先生の助手見習いをしているみたいだ。

オレはその少女から魔界文字を教わった。

魔族の文字は基本的に28種類存在し部首として扱うのは16文字。後は人間界の漢字と同じく縦横に繋げることで別の意味になる。

オレはこの法則を30分で理解した。

そして、約束してから四年経った今、オレは人間界に戻ろうとしている。

「この四年間、良く頑張った。これは私からの卒業祝のようなものだ」

お世話になった先生はオレの額に魔方陣を刻んだ。

「この魔方陣は君が疑問に思った事を直ぐに解を与えてくれるものだ」

要は答えを導き出す者(アンサー・トーカー)みたいな物だな。

オレはその魔方陣を鼠のタトゥーシールで隠す事にした。

いざ帰ろうとすると泣き顔になった少女にオレの白衣の裾を掴まれた。

「本当に、帰っちゃうんだ」

「ああ、そういう約束だから」

どういう理由であれ、女の子を泣かすもんじゃないな。

オレは着ていた白衣を脱ぐとその女の子に着せてやった。

「きっとまた会える、お前がそれを望むならな」

「じゃ、今度会えたら、お嫁さんにして」

先生の方を見ると勢い良く珈琲を吹き出していた。

「歳にもよるんじゃないか」

先生がそう言うと彼女は。

「なら、お嫁さんになれる歳の前に再開したら、彼女にして」

オレは「わかった」と言って小指を立てた。

「だからこれは契約じゃなくて、約束だ」

「うん」

ゆびきりを交わしオレは魔方陣を潜り、人間界へと帰還した。

 

ナレーションside

転生者である彼らは修行を終え、物語は進む。

そして、本格的な物語が進むのは七年後、転生者の一人が赤ん坊を拾うところから物語が始まるのですが、今回はここまで。

次回もお楽しみに。

っていうか私の出番少なくないですか。




次回はキャラ紹介です。
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