白き鋼 ー Fog Fleet YAMATO ー   作:Arcelf

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武蔵が出なくて大型連打したら胃が大破しました。
紅茶姉妹いっぱい来ました。


それと短めです


大和ト大鯨

―――執務室―――

 

あの後ヤマトはパラオ泊地へ一直線に、途中敵に遭うことも無く何事もなく帰還した。

 

そして提督は執務室で頭を抱えていた。

 

上への報告に艦娘たちへの説明、今後の対応に提督は悲鳴をあげていたのである。

更には大鯨の初発見である、未確認艦娘の初発見だけで大騒動が起きるのだ。

報告には発見した艦娘の能力と写真をとらなくては行けないのだ、場合によっていは大本営に送る事もある。

 

(どうすんのぉ!?報告できないよっ!てか何でヤマトは大鯨の事を知っているんだよ!?ほんと何者なんだよっ!)

「大淀ぉ~、大鯨の報告しなくて良いよね?」

 

「未確認艦娘の秘匿は重罪ですよ」

 

(知ってるよ?それぐらい。・・大鯨の情報どうしよ・・ヤマトに頼まないといけないよねぇ)

「ねぇ?。ちょっと大鯨の記録取って来てよ?ヤマトにお願いしてさ」

 

「・・・」

 

大淀は無言で顔を逸した。

 

「・・・大淀くん?こっち見よう?何で目をそらすのかな?言いたいことあるなら言って良いよ?」

 

「大鯨・・諦めましょう」

 

(言い切ったよ・・早いよ!秘匿は~とか言いながら言い切ったよ・・)

「しかしヤマト・・何者なんだよ・・本人も異常だし本体は更に異常と来た」

 

「未来から来たとか言われても不思議ではないですね」

 

(主砲からビーム出たしねぇ?ミサイルも積んでいるみたいだよねぇ?)

「報告どうすんのぉ・・そのまま書いたら頭おかしいって思われるよ・・」

 

そこへ大淀が待ってましたとばかりに資料を差し出してきた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

高機動高速戦艦ヤマト

 

航行速度 300knot

旋回性能 ドリフト可能

陸路航行 可能

 

武装

 

レーザー砲      3基9門

ミサイル発射管    50門以上

 

15.5cm砲らしきもの 2基6門

対空機銃らしきもの  多数

 

特殊

 

シールド及び結界の類 任意展開

光操作?       足場生成

 

 

ヤマト本人備考

 

お付き巨大妖精「エラー」

 

光操作 攻撃可能

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

大淀が差し出した資料にはその様に書かれていた。

恐らく大淀が確認できた情報だけだろう。

それを見た提督は頭を抱えた。

 

(何・・この僕の考えた最強のキャラみたいな性能は頭おかしいんじゃないの?)

「確認できた情報だけでこれか・・実際の性能はどんなもんかね・・・」

 

提督はヤマトが現代では異常な技術で出来ていることを認識していたが。

書面にして見るとどれ程異常なのかよく分かる。

そして上への報告が最も問題である、あれ程までの異常火力に異常な機動力報告するわけにもいかない。

かと言って報告したとして頭がおかしくなったと思われるのが落ちである。

 

「・・直接聞いてはいかがですか?」

 

(直接聞いて平気なの?あれ・・)

「ちょっと大淀聞いてきてくれない?」

 

「無理です」

 

即答した大淀である。

 

「君っ秘書官だよね!?ちょっとヤマトにお話聞くだけだから時間掛からないでしょ?」

 

提督はヤマトに聞いて不快を買ったら海に沈められるんじゃないかと思っていた。

大鯨の時のやり取りが若干トラウマになっているようだ。

あの様子を見るにヤマトは何処に逆鱗が有るのか分からない、分かることは艦娘に対して何かが有るということだけだ。

 

「提督が聞いては如何ですか?。報告書は私が纏めて置きますよ」

 

(・・分かるよ?行きたくないの・・僕も行きたくないんだよ?まだ死にたくないからね?)

「大淀くん・・じゃあさスペックとかだけで良いからさ聞いてきてよ。ほらヤマトさ艦娘には甘いみたいだしさ・・」

 

ヤマトに聞きに行きたくない提督と秘書の大淀である。

 

「それ・・スペックも何も変わりませんよ」

 

(なんかもう空飛んでも驚かないぞ―?)

「ほらもう此処まで見せてくれたしさ・・多分教えてくれるんじゃないの?」

 

「提督が聞いてきては如何ですか?」

 

(そんなに行きたくないか・・仕方ない・・)

「じゃあ・・間宮券・・5枚」

 

「提督聞いていますか?」

 

(くそっ・・懐のも出すか・・)

「10枚・・・」

 

それでも動かない大淀。

そして提督に提案をする。

 

「最近経費削減で嗜好品の搬入数の枠が最近減ってきているんですよね」

 

(こ・・こいつ!?何故ここでその話を持ち出す?!最近不満が来ていたのは知ってるけどそれは・・・)

「分かった・・1割だ・・」

 

「・・・」

 

大淀は無言で手を使って数字を示してきた、手のひらを広げている。

どうやら5を意味するらしい。

 

(5割増しとかマジで無理だからね?最近キツくて経費削減してたんだからね?ずっと秘書だった大淀は分かってるよね!?)

「3割・・」

 

「分かりました」

 

「間宮券はやらないからな!」

 

 

こうして大淀は提督の胃にダメージを与えていた。

 

 

 

 

―――ヤマト艦橋―――

 

 

先程まで艦娘が詰めていた艦橋内は綺麗さっぱりしエレベーターも元に戻っている。

今その艦橋ではヤマトと大鯨が顔を突き合わせていた。

 

(大鯨ちゃんが仲間になりました。生活スペースに食材・・必要よね?)

「さて、大鯨ちゃん?どうしよっか」

 

「えっ・・えぇっと、あの・・お聞きしたいのですけど・・ていとく・・ですか?」

 

大鯨が若干の怯えと困惑を感じられる雰囲気で言った。

 

(うーん・・提督は組織的な扱いよね・・?こちらでも一緒なのかしら?)

「違うわよ?それと、畏まらなくても良いわ」

 

「その・・先程の方は・・」

 

(一応あれ本物の提督よねぇ?)

「此処の提督よ」

 

「えぇ・・・あのぉ・・貴方は・・?」

 

大鯨は目の前のヤマトがどういった立ち位置の人か分からなかった。

パラオ泊地に到着し、退艦する際に指揮していたのが此処の提督であった。

しかし、大鯨は2人を初めて見た時にヤマトの言葉が優先されたこと。

実際はヤマトが押し掛けているだけなのだが、大鯨がまだ何も知らないと言う事が原因であった。

 

「ヤマトよ、この戦艦の主と言ったところかしら?」

 

「私は・・どうしたら・・?」

 

大鯨は自分がどの様な扱いをされるのか困惑していた。

そして大鯨の困惑に気づいたヤマトは目を見開いた。

 

(!?・・・・マズイ・・マズイわっ)

「そうねぇ・・秘書艦お願いしようかしら?」

 

「秘書艦ですか・・?」

 

(・・・ありのまま言ってみましょうか?)

「そうよ。私ね1人だからサポートしてくれる子が欲しいのよ」

 

ヤマトは大鯨が嫌がったらどうしたものかと悩んでいた。

 

「ひとり・・ですか?」

 

「そうよ?仲間と言えるのはエラーちゃんだけね」

 

そう言いながらヤマトは横に座っている巨大妖精の頭を撫でた。

 

「あのっ・・私で良ければ・・お手伝いします」

 

「!良かったわ・・大鯨・・よろしくお願いね」

 

こうして大鯨はヤマトの仲間になった。

そして本格的に艦娘が乗艦することになると、食料や部屋が問題になってくる。

部屋はナノマテリアルで艦内にある程度自由に作れるが、食料はどうしようもない。

ナノマテリアルで食料が再現できるがナノマテリアルである。

味の保証ができない上に艦娘が摂取して大丈夫なのか疑問である。

 

そして、食材をどうにかしなければと思ったヤマトは大鯨を連れて提督の所に突入するのであった。

 

 




気合で書きました。頭がふわふわします。ミスしてたら修正されます。
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