プリキュア世界に転生したのだが、俺は陸戦型で頑張る   作:アインスト

10 / 12
本日も更新(*´ω`*)

ストックがいくつかあるのでどんどん行きますー。

では、どうぞ。


俺はもう大丈夫。俺が何をすべきなのか、少しわかった気がしたから。

 

 

──‥‥‥ここ、は?

 

 

 

 

あれから目が覚めると、いつもの見慣れた天井。

 

そうか、ラボに帰ってきたのか。

 

でも、なんでここに?

 

 

 

 

「──あっ!目が覚めたの!?」

 

──ん、んー‥‥‥おう。

 

「大丈夫?」

 

──‥‥‥まだ、気持ち悪い。吐きそうとまでは言わねぇけど、やっぱりダメだ。

 

 

 

星空が心配して俺に声をかけてくる。

 

俺は適当な受け答えをして、震える手を見せる。

 

 

 

 

──‥‥‥この、この手に。まだ、残ってんだよ。人を刺した、感触が。

 

「そう、なんだ‥‥‥」

 

──‥‥‥ごめん、星空。嫌な所見せちまって‥‥‥。

 

「ううん、大丈夫だよ。それに、タクマ君は止めようとしたんでしょ?」

 

──それは、そうだけど。

 

「それでも、あんな結果になっちゃったのは仕方ないよ。タクマ君は、正しい事をしたと思う」

 

──それでもッ!!

 

「──ッ」

 

──俺は、人殺しには何ら変わりないんだよ‥‥‥。

 

「タクマ君‥‥‥」

 

──‥‥‥ごめん、しばらく一人にさせてくれ。

 

「‥‥‥うん」

 

 

 

 

そう言って部屋から出ていった。

 

‥‥‥確かに星空の言う通り、正しい事をしたのかもしれない。

 

あの時だって、自分だってわかっていながら、覚悟を決めたって思っていながら、このザマだ。

 

もしかしたら、殺さなくても良い方法があったのかもしれない。

 

でも、奪った命は、今更後悔したところで帰ってこない。

 

 

 

 

──‥‥‥あれは、仕方なかったんだろうか‥‥‥。

 

 

 

一人呟く声が、狭い部屋に僅かながら反響する。

 

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

 

部屋から出た私は、珍しくアンハッピーな表情をしていたと思う。

 

部屋の前で待ってくれてた皆が心配そうにしている。

 

 

 

 

「‥‥‥どうやった?」

 

「はっぷっぷー‥‥‥ダメみたいだよ‥‥‥」

 

「それもそうだよね‥‥‥だって聞いた話だと目の前で見ちゃってるんでしょ?」

 

「そうみたい‥‥‥」

 

「確かに‥‥‥彼が意図しなかったかもしれないとはいえ、命を奪ってしまったというショックが大きいのでしょうね‥‥‥」

 

「どうにか元気付けてもらえないかなぁ‥‥‥」

 

「‥‥‥みゆき、どうしたん?さっきからずっと暗い顔して。らしくないで?」

 

「そう、なんだけどさ‥‥‥さっきれいかちゃんが言ってたけど、あれって本当に考えてなかったのかなって」

 

「それってどういう事?」

 

 

 

そこで私は、ずっと考えていた事を皆に話した。

 

あの時のあれは、考えた上でやったんじゃないかって。

 

私が見た時も、躊躇いなくトドメを刺していたから‥‥‥。

 

 

 

 

「──って事があってさ」

 

「なるほど、なぁ‥‥‥」

 

「それはつまり、そうせざるを得ない事態だとわかってしまった、という事でしょうか‥‥‥?」

 

「そんなの、悲しいよ‥‥‥」

 

「だからあんな思い詰めとった顔してたんやな‥‥‥」

 

 

 

 

そのとたんに皆は落ち込んでしまう。

 

それもそのはずだよね。

 

でも、私は信じてるよ。

 

タクマ君は、きっと立ち直ってまたウルトラハッピーな顔をしながらお話をしてくれるはずだから。

 

そのためにも今、私たちは落ち込んでる場合じゃない。

 

私たちでどうにか励ましてあげなくちゃ!

 

 

 

 

「ねぇ、皆。考えがあるんだけど‥‥‥」

 

「「?」」

 

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

 

 

──‥‥‥ふぅ。

 

 

 

あれからどれ程時間が経ったのだろう。

 

少し落ち着いてきたのか、思考が冷静になっていくのがわかる。

 

あれは、恐らく俺がまだ対人戦を経験していなかったがために起きてしまった事なのかもしれない。

 

それでも、命を奪った事には変わらない。

 

俺はその罪を受け止めた上でこれからを過ごさないと。

 

だけど‥‥‥あいつ、どうも精神状態があまり良くなかった気が‥‥‥。

 

まさに"俺が主役なのに"ってぐらいに怒り狂っていたな。

 

‥‥‥俺は、立ち直れたのだろうか。

 

またあいつみたいな奴が現れたら、同じように戦えるのだろうか。

 

それはその時になってみないとわからないが、俺は、進むしかない。

 

俺もあいつみたいに何処か狂っているのかもしれないな。

 

そう考え、ベッドから立ち上がり開発を再開するために設計図を手に取って部屋から出る。

 

その直後、クラッカーを鳴らされる。

 

 

 

──どわたっ!?

 

「やっと出てきたね。もう大丈夫?」

 

──‥‥‥まぁ、多分。

 

「もう出てこないかと思ったよぉ‥‥‥」

 

 

 

 

黄瀬がやたらと心配している。

 

どうやら心配かけすぎたみたいだな‥‥‥。

 

 

 

 

「あの、気持ちの整理はついたのですか?」

 

──何とか、な。

 

「それならいいんだけど、さ。だいぶ参ってたみたいだから私たち心配になってさ」

 

──‥‥‥ごめん、色々心配かけすぎた。

 

「もうええって。タクマは私らや街の皆を助けようとしたんやろ?」

 

──それは、そうだけど。

 

「ならそれでいいじゃない。違うかな?」

 

──‥‥‥そう、だな。

 

「それじゃ、しんきくさいのもこれでおしまい!ほらタクマ君、こっち!」

 

──お、おい?

 

「私らとタクマの祝勝会まだやってなかったやろ?せっかくだからここでやろうってみゆきがな?」

 

──だからって俺のラボでやらなくても‥‥‥というかさっきのクラッカーはそういう事だったのかよ‥‥‥心臓に悪いからやめてくれよ‥‥‥(;´∀`)

 

「あはは、ごめんねー」

 

 

 

 

この調子ならまだ、上手くやれるかもな。

 

ブルーデスティニーも完成間近だし、これからの戦闘のバックアップもやりやすくなるはずだ。

 

んじゃ、身体ブッ壊さん程度に頑張りますかねー(´・ω・`)

 

 

 

 




とりあえずのオリジナル回終了。

次回もゆるーくお待ちください(;´∀`)

では、また次回の更新でお会いしましょう。

感想等お待ちしてます。

ではでは(*´ω`*)ノシ

ヒロインまだ決めてないんでここで決めたいと思いますー(;´∀`)一応活動報告でもアンケートはとります。とりあえずここでは誰か一人をヒロインにするなら誰にするか決めてください。期限は特にありませんよ(*´ω`*)

  • 星空みゆき
  • 日野あかね
  • 黄瀬やよい
  • 緑川なお
  • 青木れいか
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。