マッドな科学者が鎮守府を経営するそうです   作:リバプールおじさん

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えっと、言い忘れていたことがありました。

実はこの話なんですが次に入る話のワンステップなんです。だからこの小説自体よりもその話を期待してくれれば...。


第10話 始まりの終わり

 

 

 

立川「誰を...止めて見せるって?」

電「...司令官さんです!」

 

そう言って砲撃を仕掛けようとする電。だが照準を合わせる前に間合いに入られる。

 

立川「あーすれば仲間は救える、こーすれば国は助ける....」

 

 

 

立川「しょうもねえ話だ。反吐が出そうでたまらない。教えてやる、テメエらにこの国は救えねえんだよなぁ」

電「でも!そういう国を守る存在なのです!艦娘は!」

立川「そんなにすぐ存在意義を体現できりゃ世話ないだろうが!いいか?全然ダメだな軍ってのは。そう思わねえか?ジジイ」

 

お爺さん「そうじゃな。だが貴様は有罪に問われる。付いて来い」

立川「安心しろ。今いざこざを起こしても無駄なだけだ。面白くなるのはこれからだからな...ふっふっふっふ...」

お爺さん「....どういう事だ。貴様、何を仕掛けた!」

立川「何も仕掛けちゃいないさ。人間のサガってもんさ。今に見てろよ、どうせこの戦争が終わっても艦娘に人間は寛容になれやしないのさ!さあジジイ!監獄へと洒落込もうか!話ならそこでしてやるよ!」

 

お爺さん「ああ、お嬢さん。今度はちゃんとした人を送るから安心してね」

電「は、はい!」

 

 

___

 

 

お爺さん「で、刑務所な訳だが話してくれるか?」

立川「分かった分かった。話してやるよ」

 

 

16年ほど前の話。自分の父親は海軍所属だった。そこで深海棲艦の研究を行っていた。

人類の敵だから。バケモノだから。軽い命だから。

 

 

そう信じていた。

 

 

父が死んだ。どうやら死んだふりをした駆逐イ級に打たれて即死だったそうだ。別にどうでもよかった。ロクでもない父親、ロクでもない母親。死ぬのは当たり前。正しい死に方なんてない。

 

そこで気づいた。人は弱い。だから勝てない。1番弱い深海棲艦にも。だから人間は姑息さを身につけた。

 

 

________

 

 

立川「で、だ。長期的な目線で考えた。この戦争が終わったとして、艦娘が全員人類社会に戻ったとしてもだ。絶対に分かり合えない。もう一度戦争は起こる」

 

お爺さん「人を信用しなさすぎだ」

立川「いいや違うね、ただの現実だ。よしんば戦争が起きなくても一悶着あるだろうよ。それに巻き込まれるのはごめんだからとっとと死なせろ」

お爺さん「....軍法がモノを言う」

立川「へえ、そう言うところは規則を守るんだ」

 

 

____

 

 

別の鎮守府にて。

 

 

「今度新しい提督がくるらしいぜ」

「へーえ、前みたいな人?それともいい人?」

「いや、知らないけれどよ」

 

 

 

「なんだか翼生えてるらしいぜ?」

 




なんてもん作っちまったんだ(賢者タイム)
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