マッドな科学者が鎮守府を経営するそうです 作:リバプールおじさん
いい人なんて嘘なのです!どう考えても殺す気なのです!?誰か助け...。
電「へ?」
立川「なんだ」
電「い、いや。今何を...?」
立川「決まっているだろう?脈拍だ。それを計っているから大人しくしろ」
電「は、はあ?」
立川「不服か?」
電「い、いえ...」
こ、怖い...。
立川「よし、73か。まぁまずまずの結果だな。よし、それは置いといて鎮守府を経営しようか。確か建造なり何なりするんだろ?」
電「は、はい。じゃあ工廠に行くのです」
立川「とりあえず最低値でブチ込んで...これでいいのか」
電「はい、後は妖精さんがなんやかんやしてくれるのです」
立川「そのなんやかんやが知りたいのだ。まさか無機物から有機物の生成をしてるわけじゃないだろうな?」
電「あの...司令官さん」
立川「ン?」
電「なんでそんなに色々と知りたいのですか?」
立川「...謎ってのが好きだからだ。この世界にはな、いろんなものを欲する馬鹿がいる。金を求める馬鹿、地位を求める馬鹿、権力を求める馬鹿...。俺の場合は謎を求める馬鹿だっただけだ...」
妖精さん『建造完了シタヨ』
立川「お、そうか。では誰が来るか...」
白露「白露型1番艦、白露です!1番です!」
立川「分かった分かった。そう興奮するな、暑くなる」
白露「はーい...」
立川「さて...では盛大に歓迎するぞ、と言うわけでこちらに来やがれ実験材料!」
白露「じ、実験!?ちょ、待って!助けて!?」
電「あ、こんな調子の司令官さんなのですか」
そう思って安堵...........。
立川「フッフフフ!さて実験の時間だコラァ!大人しく腕を上げろ!!」
白露「いやァ!?怖い怖い!目が!目がァ!?」
電「やっぱり怖いのですゥゥ!!」
全然海軍の人じゃないのです!『ヤ』で始まって『ザ』で終わり自由業の方なのです!きっと前世は狂犬か魔王だったのです!
あの運転手のおじいさんの二の腕が恋しいよぉ...。
白露「はァッ、はァッ...こ、怖かった...。」
立川「全く騒々しい奴らだな。もう少し静かには出来んのか」
電「怖いから無理なのです...」
立川「誰が怖いって!?そんなに怖いか?」
電「い、いや、なんでもないのです...」
立川「そうか。いや俺の見た目などどうでも良い。それよりも、だ」
白衣のシワを直して改まったように私たちに司令官さんが向き直ります。
立川「お前らをずっと実験材料と呼ぶのは鬱陶しい。これからお前らだってどんどん数が増えるのだからな。という訳で新しい名前を決めようと思う」
白露「じゃあちゃんと名前で呼んでよ」
立川「お前らの顔と名前なんてすぐ覚える。...モルモット」
白露・電「へ?」
立川「お前らモルモットと呼ぶ。異論は認めんぞ」
白露・電「へ!?」
カタストロフィの幕開け!