マッドな科学者が鎮守府を経営するそうです   作:リバプールおじさん

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第5話 邪険

 

 

立川「おいおいおい...こいつァ一体全体どう言う事だァ!?」

電「で、電にもよく分からないのです...。ごめんなさいなのです... 」

白露「どうしてこうなったんだろ?」

不知火「これは...何でしょうか?」

 

 

大本営の人が送ってきてくれた艦娘さん達を見て呟きました。

なぜなら。

 

あからさまに敵意を向ける人たちだったのです。ある人は舌打ちをしてある人は独り言をつぶやいています。

 

 

電「ど、どうするのです?司令官さん」

立川「ちょっと待て、今考えてる」

 

 

ボソボソと司令官さんが口に中で何か呟いています。何なのでしょうか。

 

立川「よし」

 

悪人ヅラで笑いながら向かっていきました。多分今までで1番怖い顔だったのです...。

そんな司令官さんは足早に近づいて行って...。

 

 

立川「名前を言えよ!誰なんだよテメエらはァァァァァ!!!?」

 

 

あぁ...終わった...........。元々いた3人が膝を崩してその場にへたり込みました。どう考えても人殺しの目で見ている司令官さんに対していい印象を持つはずないのです...。

 

 

_____

 

 

昔から、圧迫されて生きてきた。そもそも私のような顕現しやすい軽巡洋艦だ。一度練度に引けをとって仕舞えば存在価値など皆無に等しい。

 

だから捨てられた。練度なんて上げる価値がないと。お前など要らないと。掃き溜めのような暮らし、ゴミ溜めのような世界。そして新しく始まる生活。

 

どうせ目の前で睨みつけている提督だって同じだった。

 

そう、思っていた。

 

 

提督「おい、少しこちらに来い!少し要件がある」

?「.......何。要件?」

提督「あまりモタモタするな、するなら話を無かった事にする。あまり俺の目的を邪魔をするな!」

 

目的?邪魔?

 

?「そんなのあんたの自己満足でしょ!?いい加減にしてよ!ずっとずっとさ!ねえ!」

 

提督に、いや、目の前の男に怒鳴りつける。こんな男を、提督という人種を認めたくはない。

 

提督「自己満足...........?」

 

 

提督が私にでは無く自分に呟く様に言った。これはマズイ事言っちゃった?

 

 

提督「自己満足だが、何か?」

 

 

その言葉、提督どころか人にあるまじき発言に弾かれたように顔を上げる。

その顔には引きつった笑みが、邪険な笑みが、浮かんでいた。

 

立川「だってそうだろう?全員自己満足で動いてる。他人のために動くやつなんていないさ。だってそうだろう?殆どの奴らが提督になった理由を教えてやろうか?金だよ、賃金。艦娘大事にしてる奴らもいるようだがそれは賃金あった上でお前らと会ったからなんだ」

 

 

?「...........じゃああんたもそうなるわけ?」

立川「いや、俺はこういう金とかそういう物には欲がないんだ。ただ、研究の為に来たんだ。まぁ安心しろよ!悪いようにはしねぇ、モルモットは生かしておかにゃならん!!!と、言うわけでこの鎮守府に歓迎するぞ川内、若葉、霞!」

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