マッドな科学者が鎮守府を経営するそうです   作:リバプールおじさん

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突然で申し訳ありません。短期集中連載にしました。理由としては長くなりすぎるか短くなりすぎるかの二択しかこの作品の着地点は見れなかったから、という自分勝手な理由です。申し訳ありません。


第9話 刺突

 

 

 

立川「ふーぅ...。あのバカ秘書にも困ったモンだ...」

電「秘書?」

立川「ん、知らんのか貴様?あの客は元帥の秘書だぞ?テメエは元々大本営から来たんだろうが」

電「あ....そういえばそうなのです!確かに元帥さんの隣にいらっしゃったのです!」

立川「うるせえモルモット、面の皮ひん剥くぞ」

電「ヒィ!?」

立川「嘘だ嘘。したいのは山々だが」

 

そう言って司令官が箱を取り出す。そこにあったのは青色の液体を内部に満たした液体。そしてもう1つ。紫色の液体が入った試験管。

 

 

立川「いいか、この青いやつは」

 

 

 

 

 

『深海棲艦のDNAだ』

 

 

 

 

電「....え....?」

立川「職業柄な、こういうものを入手して来たのだ。勿論あの秘書にも注入してはいたがな。それの30倍の濃度に凝縮したものだ」

電「な、なんでそんな物持ってるのです...?」

立川「研究の一環で手に入れたんだ、色々とやって来たものでね。フ、フッフ....」

 

 

そう言ってさも愉快そうに笑い出す。

 

 

電「なんで...なんでそんな物持ってるのですか!?」

立川「同じ質問しかできないのか...?決まっているだろ?このゴミみたいな世界を壊すため」

 

そう言って凶暴な笑みを唇に浮かべ、そのまま右腕に注射器を突き刺した。

 

 

立川「いいか、よく覚えておけモルモット....。深海棲艦の遺伝子はな、全身に巡らせれば全身が異形になるが身体の、骨髄などに直接打てばその身体の一部だけ身体能力が強化される!」

 

 

そう言って注射器の内容物全てを体内に流し込む。心なしか右腕のみ黒っぽく染まる。

 

電「なんで...」

 

 

電「なんでそんなことしたのです!?」

 

 

そう言って怒鳴りつける電。その目には水が溜まっていた。

 

電「....司令官は悪い人です!でもそういうことはしないと....モガッ!?」

 

立川「その表情をするな、あまり貴様らのそういう顔は見たくはない」

電「フゴッ、モググ....ンンンーー!」

 

司令官が口を右腕で塞ぐ。

 

 

立川「いいか、俺はこれから直ぐに大本営に出向く。そこで上層部を皆殺しだ」

電「ダメなのです」

立川「なんで止めるか分からねえな。だってあの上層部だぞ?」

電「でも元帥さんもみんないい人だったのです。だから...」

 

ジャキリ、と艤装を展開する電。

 

電「ここで止めるのです」

立川「上等...!」

 

____

 

 

 

 

三等兵「大変だー!!元帥殿が刺殺された!」

大尉「どこのどいつじゃあ!!」

三等兵「分かりません!」

大尉「探せぇ!」

三等兵「そんな無茶な!」

 

 

 

 

秘書「痛いかね?元帥様。こんなナイフ一本で潰れるのがあんたの作った国かね?」

 

元帥「ま、待て...。何を...」

秘書「これで復讐は完了。次はあの科学者でも殺すとするかね、ハハハハハハハハハハ...」

 

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