【SLG風】Cinderella in Your City:あなたの街のシンデレラ   作:自称付き人

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day3-0 かわいいアシスタントと朝の会話

P「ずいぶん長い間寝ていた気がする」

 

朝の出社。なんだか妙に懐かしく感じる。昨日もちゃんとこの部屋にはに来たんだけどな。

 

ちひろ「気のせいではないですかね?」

 

P「そう? 2ヶ月くらい寝てた気がするんだけど」

 

ちひろ「また妙に具体的な数字出て来ましたね」

 

しょうがないだろ、そう感じるんだから。

 

ちひろ「そこまで長い間寝てたら、プロデューサーさん自分の仕事忘れちゃったんじゃないですか?」

 

P「流石にバカにしすぎだろ」

 

ちひろ「なら復習! はい、自分の所属と役目と状況と年収と運命の相手をどうぞ!」

 

P「美城学園 地域振興課。住民と交流し街の発展度を上げる事。今は2箇所に訪問して5人の女の子と知り合ってる。年収は言えんし運命の相手なんぞ知るか!」

 

ちひろ「前半は正解! でも運命の相手は不正解ですね。『せんかわ』で始まり『ち』と『ひ』を経由して『ろ』で終わるとってもキュートな女の子ですよ!」

 

P「はっ」

 

ちひろ「鼻で笑ったな貴様」

 

無視されないだけましと思え。

 

ちひろ「それにしても、2ヶ月なんて言ったら夏の一番暑い時期が通り過ぎちゃうくらいの期間ですね」

 

P「冬眠ならぬ夏眠だな。そのまま過眠とも言える」

 

ちひろ「サハラ砂漠のワニは夏眠をするようですが、プロデューサーさんもワニだったんですね」

 

P「違うから。断定するなっての」

 

ちひろ「女の子をパクッといっちゃうあたり似てますね!」

 

P「そういう根も葉もないこというのやめろぃ!」

 

ちひろ「根も歯もないとは言いますね。ところで、昨日はどこの女の子たぶらかしてるんですか?」

 

P「言い方に悪意を感じる」

 

ちひろ「はよぅいえや」

 

P「えぇ...?」

 

なんで急に脅してくんのよ......昨日もよくわからん圧を感じたし、そういう巡りなのか?

 

P「あー、ドレス見てきた」

 

ちひろ「え、ドレスですか?」

 

P「モール散策してたら成り行きでな」

 

ちひろ「あぁ、アップリコに行ったんですか。なら納得です。で、お土産は?」

 

P「ない」

 

ちひろ「つっかえ」

 

酷くない?

 

ちひろ「え、てことはこの人、男一人でドレス見て手ぶらで帰ってきたの? いやぁーこわーい!」

 

P「今日は当たりが強いな! 店員に連れ込まれたんだよ。で、店員の子と話してただけだ」

 

ちひろ「でもどうせその子達には何かプレゼントしたんですよね?」

 

P「......いや、そんなことは」

 

ちひろ「私が経費精算してるの忘れました?」

 

P「はい仰る通りですぐうの音も出ないほど事実です」

 

ちひろ「はぁ......まぁいいですけど。そのうち私にも何かプレゼントしてくださいね。待ってますから」

 

P「わかったよ......というか、悪かったな」

 

ちひろ「やめてください、なんか本当に悲しくなっちゃいますから。店員の子はどんな子たちだったんですか?」

 

P「ネコみたいだった」

 

ちひろ「にゃ?」

 

急に可愛くなるな。

 

P「勝手にじゃれてきて勝手に満足する感じ」

 

ちひろ「あら、可愛らしいじゃないですか。なんてお店?」

 

P「仮面舞踏会。『Masque:Rade』ってところだ」

 

ちひろ「あぁー。あの立派なドレスのところですか」

 

P「やっぱり千川は知ってるんだな」

 

ちひろ「私だけじゃなく、アップリコに行く女の子は大体知ってますよ。結構評判いいんですから」

 

P「そうなのか? 二人からは冷やかしも多い、みたいに聞いたけど」

 

ちひろ「そりゃいるでしょうけど、あそこは作りも素材もいいんです。軽くてあったかくて、肌触りふわふわ」

 

P「へぇー。店員が自信持ってたくらいだし、やっぱりいいんだな」

 

ちひろ「その分ちょっとお値段しますから、学生にはいっぱい買えないのが残念ですけどね」

 

P「それもそれでブランド感あっていいだろ」

 

ちひろ「その通りですが、女の子は欲張りなんですよ」

 

P「ま、我慢してたほうが手に入れた時嬉しいもんだしな」

 

ちひろ「ところで、さっき二人って言いましたけど、それって北条加蓮ちゃんと佐久間まゆちゃんですか?」

 

P「当たり。よく知ってるな」

 

ちひろ「もちろん知り合いではないですけどね。あのお店で二人組って言ったら、まゆちゃん加蓮ちゃんですからね。お店にいるときはなんでかいっつも一緒なんです」

 

P「やっぱり仲良いんじゃん」

 

ちひろ「はい?」

 

P「いや、なんでもない」

 

二人して仲良くないとか言ってたのに。まぁ、あれで仲良くないとか言われても信じる気なんか微塵も起きないけど。

 

ちひろ「あの二人、女の子でもビックリするくらい可愛いですからね。さぞやプロデューサーさんも楽しかったことでしょう!」

 

P「......や、途中から圧と胃に強い負荷を感じたよ」

 

ちひろ「はい?」

 

P「いや、なんでもない」

 

ちひろ「さっきから煮え切りませんね」

 

P「そういう時もあるんだよ」

 

ちひろ「まぁ、いいでしょう。次行ったら私にも何かお土産買ってきてくださいね!」

 

P「わかったよ」

 

まぁ、経費の件だけじゃなく、千川にはいろんなことフォローしてもらってるからな。それくらいしてやらなきゃバチも当たるだろ。

 

P「それじゃ、そろそろ仕事始めるわ」

 

ちひろ「ガッテンです! 今日も地域振興に励んでくださいね!」

 

①住宅街の公園に行く

②駅前通りの商店街に行く

③市境の川の方に行く

④中心部にある商業ビルに行く

⑤市役所に行く

⑥学園内をぶらつく

 




体調不良からのデスマーチが終わり、やっと意識が回復しました。
3日目書いていきます
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