【SLG風】Cinderella in Your City:あなたの街のシンデレラ 作:自称付き人
P「昨日と一昨日は屋内だったしな」
美城学園を出て、駅から逆方向の郊外、いわゆる「閑静な住宅街」に来てみた。
美城市は元々がこの地の地主、美城一族が一帯を持っていたことが名前の由来だが、学園の裏側はまさに美城に近しい住んでいた場所とされ、どちらかといえば高級住宅街とされる。
山とまでは言わないまでも、ちょっとした丘のようになっており、なだらかな斜面に見える家々はそれなりに立派だ。逆に、駅の方に向かっていくと集合住宅が多くなってくる。
もちろん、その頂点には美城宅、つまり理事長の家がある。
P「まぁ住宅街って言っても、別に何もないわけじゃないしな」
この辺りは美城市の中でも古くから人が住んでいた場所なので、歴史のある料亭や大きめの神社、魔術書でもありそうな古本屋がある。
また、有閑マダムを狙ってるであろうオシャレなカフェ、スポーツクラブが活動していそうな広い公園もある。
P「で、そのスポーツ公園に到着っと。予想はしてたけど、この時間は人が少ないな」
時間は昼過ぎ、今日は平日。少年少女は学び舎で勉学に、大黒柱は汗水流して稼いでる最中と思われるので、広い公園といってもいるのは太極拳してるお爺ちゃんとミニチュアダックス連れたセレブマダムだけだ。
P「......一応俺もちゃんと働いてるからね? これは街の調査だからね?」
別に誰に責められてもないけど言い訳しておいて、公園をぐるっと見渡す。そこで、遊具に一つが目に入った。
ここの公園は、遊具エリアと広場エリアが垣根で分かれている。
広場は壁打ちの壁やバックネット、低めのフェンスで仕切られたコートなど本当に運動となっており、遊具もブランコや簡単なアスレチック、健康機器のようなつり輪や登り棒もある。
P「ブランコかー。昔はよく乗ったなーこれ」
なんとなく近づいて、勢いのままに漕ぎ出す。ちょっと涼しくなって来た空気が肌を撫でて心地いい。
P「久しぶりに乗ったけど、気持ちいいな。子供用だから流石に小さいけど」
子供の頃、たまに乗っては靴飛ばしたりして遊んでた。成長するにつれ乗らなくなったけど、ジェットコースターみたいに感じてたんだろうか?
大人になっても早い乗り物ってワクワクするし、似たようなもんだった気がする。今ではスーツ着るほど大人になったし、ブランコじゃ物足りないけど。靴飛ばしだって、流石に革靴じゃできないし。
って、スーツ? 革靴?
P「......いい大人がスーツ着てブランコ全力で漕いでるとか事案だろ! もうちょい早く気付け社会人!」
平日昼下がりにスーツでブランコとか完全にリストラされたこと家族に言い出せないおっさんじゃねーか!
一人でアワアワしてたせいで、ただでさえ人少なくて目立ちやすい公園で一際注目されてしまった。視線が痛い。
やべぇ、別に悪いことしてないのに、美城学園の職員ってバレたら怒られる気がする。理事長とかアシスタントとか。
P「さーて仕事するぞー!」
むやみに大声出して(逆効果)、仕事してますアピールしてからやることを考える。
まぁ、それがすぐ思いつけば苦労はしないんだけどね。
P「マジメにどうするかな。このままここにいてもしょうがないのはわかるんだが、場所移すか、時間変えてまた来るか」
どのみち今日はもう遠くに行けそうにない。この辺で成果を上げることを考えよう。
さて、何をするかなーー
①ちょっと時間潰してこよう(晴、みりあ)
②仕事がうまくいくよう願掛けでも(歌鈴、朋)
③甘いものには目がないんです(志保、愛梨)
④古本か、千川好きだったっけ(文香)
⑤ここ、やっぱり立派な料亭だよな(葵、響子)
⑥理事長の家、圧がすごい(美城、麗、聖、明、慶)
⑥は理事長以外はトレーナー姉妹です。
トレーナー姉妹は学校関係者なので、一度出てきたらシナリオ上はちっひと同じようなポジションになります。
同じく武内P、米内P、匠内Pなんかも。