【SLG風】Cinderella in Your City:あなたの街のシンデレラ   作:自称付き人

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今回はチュートリアル。だんだんSLGっぽくなってきました。
前書きには選択肢と、関連するイベントフラグを記載しようと思います
だいたいこれくらいのペースで投稿していければいいなぁ...


チュートリアル

P「で、具体的に俺はどうすればいいんだ?」

 

とりあえず身の回りのものが(やや不本意ながら)ちゃんと揃っていることを確認して、千川に今後のことを聞くことにした。

 

P「理事長からは『何をするか』は聞いたけど、『どうすればいいか』は聞いてないんだよ」

 

ちひろ「あれ、そうなんですか?」

 

P「『アシスタントに聞け』って言ってた」

 

ちひろ「美城さんは...人使い荒いんだから...」

 

P「美城さんってお前」

 

友達か何かか?

 

いやまぁ、確かに千川は別に美城学園の職員じゃないから、美城さんでも問題はないんだけれど。

 

ちひろ「わかりました。それでは私がPさんのために、このゲームの目的をご説明しましょう!」

 

ゲームって言っちゃったよ。メタいな。

 

ちひろ「まず大雑把に言ってしまうと、このゲームは街を散策し、そこで出会う方々と交流することで街の発展度と住民の親愛度を上げていくことが目的です」

 

P「シム○ティとか○列車で行こうみたいなものか?」

 

ちひろ「確かに似ている部分はありますが、例えばライフラインを整備して住宅を作ったり、鉄道を敷いて収支を増やしたりするようなものじゃないではないですね」

 

P「信長の○望の方が近いか」

 

ちひろ「天下統一が目的というわけではないですが、自身の分身を操作して街のパラメータをあげる、他キャラと交流するという部分はほぼ一緒です」

 

P「街のパラメータがあるってことは、行動によって増減するってことだな」

 

ちひろ「別に攻め込まれたりすることはないので、そんなに減るということはありません。初期値から少しずつ上げていって、目指す街に近づけて行きます」

 

P「パラメータを上げるとどうなる?」

 

ちひろ「街の称号が手に入ります」

 

P「称号?」

 

ちひろ「街の特徴を表すものです。わかりやすいところですと、街の《文化》が上昇すれば【学問の街】、《健康》が上がれば【健康推進市】などですね」

 

P「ふむ」

 

ちひろ「これらは複数のパラメータが条件となる場合もあります。例えば《人情》と《活気》が高いと【思い出の詰まった商店街】って称号が手に入ります」

 

P「いろんなのがあるってことだな。にしても、商店街って街の称号なのか?」

 

ちひろ「その辺はご愛嬌ってことで」

 

P「称号が手に入るとどうなるんだ?」

 

ちひろ「聞いて驚け! 街のプロデューサーとして気分が良くなります!」ムフー

 

P「おい」

 

ちひろ「まぁそれは1割冗談として」

 

P「ほぼ全部じゃねーか!」

 

ちひろ「称号が増えると街に新しい施設が増えます。また、特定の条件でイベントが発生したりしますよ」

 

P「ん? 施設がある→称号もらえる じゃなく、称号がある→施設が増える なのか。この手のゲームだと逆なイメージあるけど」

 

ちひろ「名目上は街育成SLGですが、醍醐味はキャラクターとの交流ですからね。交流の中で街を発展に導いてください」

 

P「本末転倒ではないかなぁ...?」

 

ちひろ「それに、1から街を作り始めるわけじゃないですからね。『○○の街!』って宣伝してからシンボルを作る町おこしのありますし、そちら寄りだと思ってください」

 

P「それもそうか。で、キャラクターと交流ってのは?」

 

ちひろ「街の発展のためにプロデューサーさんはいろんなところに行くことになりますが、そこで出会う方々と話したり、一緒に行動したりすることで皆さんに変化を与えることができます」

 

P「変化?」

 

ちひろ「はい。街同様、キャラクターには様々なパラメータがあります。プロデューサーさんへの好意を示す《親愛度》だったり、運動神経を示す《運動》、勉強ができるかを示す《学力》、人付き合いのうまさを示す《社交性》などですね」

 

P「ふむふむ」

 

ちひろ「皆さんと一緒に行動することで、『どこに行ったか』『何をしたか』などによってパラメータが増えたり減ったりします。そのパラメータに応じて皆さんの言動や行動に変化が出てくるって感じです」

 

P「変化が起こると何があるんだ?」

 

ちひろ「例えば人間関係だったり、趣味だったり、そういう部分が変わってきます。皆さんのいろんな面を見てくださいね」

 

P「なるほどな。って、交流についてはそれだけ?」

 

ちひろ「それだけって......まぁこれだけじゃないですけどね。最初に言った《親愛度》はちょっと違います」

 

P「好意を示すって言ってたな」

 

ちひろ「はい。この値が一定値を超えていくと、プロデューサーさんへの感情、または関係が変わってきます。いわゆるギャルゲー的な要素ですね」

 

P「ほぅ。それは是非とも詳しく話を聞かせてもらいたいものだな」フンス

 

ちひろ「鼻息荒くするなよおっさん」

 

P「まだ社会人2年目だよ!」

 

ちひろ「例えば、連絡先を交換していつでも行動に誘ったり、興味ないところでもついてきてくれる確率が上がったりします。また、積極的な子は何かプレゼントしてくれたりする子もいるかもしれません」

 

P「恋愛関係に発展することは!?」

 

ちひろ「......まぁ、あるんじゃないですか?」ムスッ

 

P「イェス!」

 

ちひろ「まぁあなたに惚れるような人がそうそういるとも思いませんけどねー」ムスー

 

P「へっ、今はいなくてもこれから出来るんだよ!」

 

ちひろ「...今もいるんですけどねー」

 

P「なんか言った?」

 

ちひろ「いいえ別に。まぁ恋愛関係になったりするだけじゃなく、場合によってはスペシャルエピソードも用意されるかもしれません。この世界における過去話だったり、他のキャラクターとの関わりのお話だったり」

 

P「ムフフな内容だったり!?」

 

ちひろ「......ムフフな内容だったり」

 

P「え、本当にあるの?」

 

ちひろ「設定がギャルゲーみたいなものですからね。ただ、基本的には親愛度を上げたうえでの物なので、NTR的だったり、プロデューサーさんからの強引な内容は無いと思います」

 

P「まぁ、そんなことするつもりないけど......なんでわざわざ俺から襲うこと否定したの?」

 

ちひろ「我慢のできない女の子から襲われる。ロマン、感じません?」

 

はい。大いに感じます。

 

ちひろ「とまぁ、概ねこんな感じです。改めて目的をざっくりまとめると、

①街のいろんな場所に行って、

②そこで出会う方と話したり一緒に行動して、③パラメータを上げて、

④自分の理想の街を作ったり、住民と仲良くなろう。

って感じですね」

 

P「だいたい理解できたわ」

 

ちひろ「ふふっ、私の説明、わかりやすかったですか?」

 

P「まーな。で、パラメータってのはどんなのがあるんだ?」

 

ちひろ「街、人それぞれ次の通りです。人のパラメータは初期値、現在値は見えないようになってますが、増減値は確認できますよ!」

 

街[ 《健康》《文化》《流行》《観光》《多様性》《利便》《人情》《活気》]

 

人[《親愛》《体力》《運動》《学力》《知恵》《センス》《優しさ》《誠実》《意思》《社交性》]

 

ちひろ「なお、人については住民だけでなくプロデューサーさんも設定されこれだけは例外的に確認することが可能です。ご察しいただけるかと思いますが、パラメータが高いほど有利になる可能性がありますよ」

 

P「なんか、高けりゃいいってわけじゃないような言い方だな」

 

ちひろ「家でゆっくりするのが好きな方にいきなりテーマパークに行こうってナンパしても、いい返事もらえると思います? 」

 

P「んー、微妙」

 

ちひろ「そういうことです。もちろん可能性はゼロじゃないと思いますが、まず相手の好みに合わせて、少しずつ親愛度を上げてください。そうすれば、いずれ一緒に行ってくれるかもしれませんね」

 

P「よし、だいたいわかった。んじゃ早速外出を」

 

ちひろ「待った!」

 

P「うぉあ! なんだよ!」

 

ビックリさせんな!

 

ちひろ「一つ、このゲームには、重要なポイントがあります。その名も!」

 

P「その名も?」

 

ちひろ「クアンタムアイドルシステム!」

 

P「くあんたむあいどるしすてむ」

 

ちひろ「はい、バカっぽい復唱ありがとうございました!」

 

なんで急にバカにしてくるのか。

 

ちひろ「日本語に訳すと『量子アイドル機能』という感じです。このクアンタムアイドルシステム、略してQISですが、わかりやすく言えば、「出会うまではアイドルの個性は未確定な状態」担っているということです」

 

P「うん、全然わからない。むしろわからせようとしてないでしょ?」

 

ちひろ「あ、バレました?」てへぺろ

 

P「そういうのいいから」

 

ちひろ「ちぇー。......プロデューサーさんは、日本人大好きな『シュレーディンガーの猫』をご存知ですか?」

 

P「ええと、箱の中の猫じゃ死んだ状態と生きてる状態が重なり合ってて、観測しなきゃ確定しないってやつだっけ」

 

ちひろ「細かい解釈を考えなければその通りです。これを、街の皆さんにも同じようにしてみました」

 

P「んん? よくわからんな」

 

ちひろ「これは実例があったほうが伝わりやすいですね。ってなわけで、ゲストカモン っ!」

 

ガチャ。

 

千川が声をかけると、ドアが開きひとりの女性が現れた。髪が長く、比較的背も高い。

 

凛「こんばんは、渋谷凛です。...ふーん、あんたがこの街のプロデューサー?」

 

ちひろ「というわけで、今回は凛ちゃんに協力してもらいたいと思います!」

 

P「なんかテンション高いな。渋谷、さん、だっけ? よろしくな」

 

凛「まぁよろしく」

 

ちひろ「プロデューサーさんは、凛ちゃんについてどれだけのことをご存知ですか?」

 

P「え、いや、今あったばっかりだから名前しかご存知ないけど」

 

ちひろ「あぁ、そういう設定でしたね。なら私からご説明しましょう」

 

P「設定って」

 

ちひろ「渋谷凛ちゃんは、シンデレラガールズのクール属性における代表みたいなアイドルです。 ご実家は花屋さんで、よくお手伝いをしているそうです。ニュージェネレーションズやトライアドプリムスと言ったユニットに参加しています。そこまで活発ではないですが、内なる情熱を秘めていて、三代目シンデレラガールにもなっています」

 

凛「なんか照れるね。自分の紹介を人から聞くのって」

 

P「渋谷さんのご紹介どうも。で、それがなんだって?」

 

ちひろ「今ご紹介したのは凛ちゃんの個性の一部ですが...ちょっと解釈を変えれば、《渋谷凛》という人は、「よく花屋の手伝いをしている」「ニュージェネレーションズ所属」「三代目シンデレラガール」という個性が重なっているとも言えます」

 

P「個性というか、肩書きみたいなのも含むけどな」

 

ちひろ「このゲームでは、最初に出会ったタイミングで「どんな出会いをしたか」によって、先ほどのような個性を一つだけ設定します。そして、それ以外は最初の個性としてはないものになります!」

 

P「??」

 

ちひろ「例えば、凛ちゃんと面識がない状態で、街の花屋に行き、そこで出会ったとしますね」

 

P「あぁ」

 

ちひろ「出会うまではいろんな個性の確定されていない状態でした。それが、「花屋で出会った」という事実から、「よく実家の花屋のお手伝いをしている渋谷凛」という個性が確定され、他の個性はなかったことになります」

 

凛「渋谷凛です。家族や大切な人にプレゼント贈るなら、うちの花はどうかな。...え? 島村さん、や、本田さん? うーん、知らないかな」

 

P「あーなるほどな。「ニュージェネレーションズの渋谷凛」って個性がなくなったから、他メンバーは知らないんだな」

 

ちひろ「そういうことです。逆に、花屋は商店街にあるので、商店街の人と知り合いだったりします」

 

凛「こんばんは時子さん。今日は豚肉じゃなく鶏肉が安いんだね。じゃあ......それを200gもらおうかな」

 

P「「にくや財前で働く時子」さん、ってことだな。商店街にある肉屋にいるから、渋谷さんと面識があるのか」

 

ちひろ「他にも花つながりで夕美ちゃん、部活帰りに商店街をよく利用する有香ちゃんなどとも面識があるかもしれません。この場合、直接出会っただけでなく、話題に上がった段階で「観測した」と判定され、個性が決定する可能性はあります」

 

P「この場合、もう「ニュージェネレーションの渋谷凛」だとか、別の個性は完全になかったことになるのか? もう戻せないとかはちょっと嫌だな」

 

ちひろ「いえ、出会ったタイミングで設定されなかっただけで、可能性は残ってます。すぐに、というわけではないですが、ちゃんと交流を深めていけば十分取り戻すことができますよ」

 

P「なるほど。最初は運任せになるけど、そのあとは進め方次第ってことだな」

 

ちひろ「そういうことです。こんな感じで、最初の個性や人間関係がプロデューサーさんの行動で変化するのが、『観測するまで重ね合わせ』という部分で共通しているところからQISと名付けました。もちろん、元々なかった個性も、後から増やしていくことは可能ですからね」

 

凛「渋谷凛です! 趣味はラグビー! 一緒に足跡残して行きましょう! ボンバー!」

 

P「暑苦しすぎるわ!!!」

 

ちひろ「これは何かの間違いで茜ちゃんに影響されすぎた凛ちゃんです。たぶん体温と声量が50%くらい増量してますね」

 

P「とにかくいろんな個性があることはわかった」

 

凛「そろそろ出番は終わりでいい? ハナコの散歩行かなくちゃ」

 

ちひろ「あ、もう大丈夫です。ご協力ありがとうございました!」

 

凛「うん。......プロデューサー」

 

P「ん? 何か用事でもあった?」

 

凛「そんなとこ。ちょっと耳貸して?」

 

P「んー? こんなもんでいい?」

 

渋谷さんに近づき、耳を傾ける。背が高いからあんま屈まなくてよくて楽だ。

 

凛「......私、待ってるから。ちゃんとプロデューサー好みにしつけてね」ボソッ

 

P「ほわっ!?」

 

凛「じゃ、またね」

 

自分だけ言いたいこと言って、渋谷さんはさっさと部屋を出て行った。チラッと千川の方を見ると、ニコニコと鬼の表情で仁王立ちしてた。

 

......どうすんだよこの空気。

 

P「これはな。ちゃうねん」

 

ちひろ「何が違うんですか? 早速女の子たらしこんで、幸先いいですね。もういっそプロデューサー辞めて花屋の跡取りになったらどうですか?」

 

P「いやいやせっかく説明聞いたんだからちゃんとやるよ! って今のは流石に俺悪くないって!」

 

ちひろ「はんっ。どうせこのチュートリアルは本編には影響ないですからね。せいぜいいい気になってればいいんですよ」

 

P「なんで怒ってんだよお前......」

 

理不尽だよ......まぁいいけど。

 

ちひろ「念のため言っておきますと、美城さんと私、他にも何名かはQIS対象外、つまり個性が決まっている状態でスタートします。また、基本的なプロフィールそのものが変化するわけではありません。「商店街に関わりが深い渋谷凛」ではないかもしれませんが、実家が花屋ってことは変わらないため、そこは安心くださいね」

 

P「で、他には何かあるのか?」

 

ちひろ「細かいところはいろいろありますが、大事なところは以上です。あとは進めながら覚えていくほうがいきましょう」

 

P「そうしてくれると助かる。正直、これ以上は限界だ」

 

ちひろ「最後に、プロデューサーさんの行動選択は、1日のうちにどこにいくか、行った先で誰と会うか、会った人とどうするか、の3つが基本です。場合により他の選択が増えたり、逆に自動的に決定されてしまう場合もありますが、覚えておいてくださいね?」

 

P「了解した。色々と教えてくれてありがとうな」

 

ちひろ「こちらこそ、長々と失礼しました。これでチュートリアルは終了です。お疲れ様でした」

 

いろんなことしなきゃならないんだな。成り行きとはいえ、明日から頑張るか。

 

P「ふー、今日はいっぱい話聞いて疲れた。さーて帰って缶チューハイでも」

 

ちひろ「それでは早速、最初の行動選択しましょうか!」

 

P「は!? 今からスタートなの!?」

 

もう完全に帰る気満々だったんだけど!

 

ちひろ「何言ってるんですか。最初の選択肢は用意してあげますから、ほら美城市のためにチャキチャキ働く!」

 

P「ええ......」

 

ちひろ「お給料はそこそこ増えますし、業務に関わる支出は経費として落とせるようにしますから」

 

P「なんかいいように使われてる気がしないでもないんだよなぁ」

 

まぁ、しょうがないか。

 

P「わかったよ。んじゃ、やる気が無くなる前に選択肢を出してくれ」

 

ちひろ「そう言ってくれると思ってました♪ プロデューサーさんはチョロいですね!」

 

P「行くのやめようかな」

 

ちひろ「それではプロデューサーさん、記念すべき最初の一歩をお選びください! 手腕、期待していますよ!」

 

 

①住宅街の公園に行く

②駅前通りの商店街に行く

③市境の川の方に行く

④中心部にある商業ビルに行く

⑤市役所に行く

⑥学園内をぶらつく




後書きには1日の行動終了後に街とPのパラメータ現在値や特別なフラグが立った場合を記載する...かもしれません。

また行動はコメントか何かで記載頂ければ加味して進みたいと思います!
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