さて、残すところ最後の一組となりました。
ちょっと裏の方でもね、音がようやく止みました。
後の決勝戦に差し支えがなければ良いんですが……。
では、これより忘却記DE東方M-1、予選最後の1組となります。
最後の大トリを飾るこのコンビにに頑張ってもらいましょう!
―――外来人。外の世界よりやってきた現人神とヲタク魔法使い見習い。外来人同士の未だかつてない漫才が今宵幻想卿に嵐を持ちこむ!
エントリーNo.3番、【グリーングリーン】!
早「はい、よろしくお願いします。東風谷早苗です」
古「いつもニコニコあなたの隣に!」
早「ちょちょちょ………っ!!」
古「這い寄る混沌、みんなのアイドル古河音ちゃん、です!
はい、そんな訳で私達で最後ですね。頑張っていきましょう!」
早「うわぁ…。最初からぶっ込むなぁ……」
古「ほら、やっぱり掴みって大切じゃないですか♪」
早「掴みに行って思い切りスベってる気がしないでもないんですけど……
まぁ、頑張っていきましょう」
古「いや、頑張っていきましょうって言った手前アレなんですけど……
もう私達の優勝は決まってるかなー、って思ってるんですよね」
早「いやいや、そんな事ないですって!皆さん強敵だらけじゃないですか」
古「いや、強敵ではあるんですけど…ね?
今までの2組共みんなチームワークがなってないっていうか」
早「まぁたしかに、多少ギスギスはしてましたねぇ……」
古「その点、私達はとっても仲良し!!こりゃもう優勝はもらったかなー」
早「………んん? 私達って言うほど接点ありましたっけ?」
古「やだなー、私達魔法使いと巫女ですよっ!どこかの主人公と同じですよ!?」
早「あ、だから私誘われたんですね……」
古「ほら、2人の仲を見せつけるために熱い抱擁を!一発ぶちゅ~~…っと!!」
早「気持ち悪いなっ!!!
何なんですかっ!? ただの変態じゃないですか!!」
古「ありがとうございます……。我々の業界ではご褒美ですよソ・レ♪」
早「もうホントに……。止めてください!
優勝どころかお客さんみんな引いてるじゃないですか!」
古「はい、じゃあインパクトあるスタートで。頑張っていきましょう!」
早「……もう疲れた。……頑張っていきましょう」
古「まぁ、私達の最大の共通点っていうとやっぱり外来人ってとこだと思うんですね」
早「たしかに、そうですね」
古「だからネタの方も外の世界にしかないものを、やってみたい」
早「外の世界にしかないっていうと……色々とありますよね」
古「実はですね、コレ意外に思われるかもしれませんけど
外にあって幻想卿にないもの。『ナンパ』」
早「あぁ~……言われてみれば。あんまり人里でそういう事してる人見かけませんね」
古「っていうのもやっぱりナンパっていう言葉の反対で、人里の人達みんな『硬派』」
早「古き良き日本の風習ですよね。
でもそれだとむしろ幻想郷にあって外にないもの、じゃないんですか?」
古「いや硬派なのは良いんですけどね?
あんまり何もされないと私女として見られてないんじゃないかなー…って」
早「まぁ……気持ちは分からないでも……ない、かな?」
古「だから、一度ナンパをやられてみたい」
早「やられっ……やられてみたいですか?」
古「やられたいですね。
だから早苗さん。男役やって私をナンパしてください」
早「私がっ!?」
古「大丈夫ですって。私友達と待ち合わせっていうシチュエーションでやってますので。
そこにナンパに来てください」
早「まぁ、構いませんけど……」
古「魔理沙さん遅いなー。何やってるんだろ?」
早「あのー、ちょっとすみません」
古「はい?」
早「お時間空いてますか?」
古「…………うん?」
早「もしお暇だったらで良いんですけど
少しの間そこの喫茶店で食事でもいかがでしょう」
古「ちょ…いったん止めようか」
早「お代は私が持ちますので……あ、ご迷惑でしたか!?
すみません。突然こんな事言われても……」
古「バカ巫女ォ!!!」
早「ばかみ………えっ!?」
古「もっとぐいぐい来ないと!そんな低姿勢なナンパ聞いた事ない…。
しかも私何も言ってないの何帰ろうとしてんですか!?」
早「いざナンパって言われても、そういうの見た事もされた事もないんですって……」
古「ほら、ドラマとかでたまにあるでしょ?あーいう感じで良いんですよ」
早「あ~、あーいう感じの……」
古「あーいう感じで良いんですよ。危うくついて行きそうになったじゃないですか……」
早「良かったんじゃないですか!」
古「ちがっ…!もし私が男だったらっていう話ですよ。もし早苗さんが男相手に今の
やったらですね!男なんてコロ―っと騙されますからねっ!?」
早「そういうものですかね?」
古「そうい……可愛いなこの人」
早「じゃあドラマとかでやってる感じで」
古「そういう感じでお願いします」
古「魔理沙さん遅いなー」
早「ちょっとそこの可愛いお嬢ちゃん」
古「お、良い感じ!」
早「オレ達ちょっとお金に困っててさー」
古「……あれ?」
早「少しで良いからオレ達に恵んでくれないかなー?」
古「ちょ…またおかしいおかしい。早苗さんちょっとタンマ」
早「あぁ!?持ってないだー?
よし、今からちょっとジャンプしてみろジャンプ!」
古「チンピラァっ!!!」
早「こんな感じじゃなかったですか?」
古「だいぶ違う! まず趣旨が違うもん! お金が目的になってんじゃないですか!」
早「お・さ・い・せん、ちょうだい♪」
古「それ違う巫女!!」
早「一度やってみたかった」
古「やってみたかったですか…。
じゃあですね。私が一度見本見せますんで」
早「ナンパの?」
古「その見本を参考に、もう一度お願いします」
早「霊夢さん遅いなぁ…」
古「ねぇ、そこの君♪」
早「え、私ですか?」
古「そうそう、うわっ可愛い☆
遠目で見ても可愛かったけど、近くで見るともっと可愛いね君ぃ!」
早「チャラっ!上手っ!! 手慣れてない!?」
古「君さぁ、今暇かなー。もしよかったら僕と一緒にご飯食べにいかない?」
早「すみません…。ちょっと友達と待ち合わせしてるもので」
古「じゃあさ、その子も一緒にいけばいいじゃない☆」
早「あの…、このあと2人で約束もあるんです」
古「そんなの後でもイイじゃない。照れちゃって可愛いなぁ」
早「あの…。本当困ります!」
古「そのウブな反応が堪らんわー!ちょっとおいたんと良い事しよ♪」
早「ちょっと何抱きついてきてるんですかっ!? 台本にないですよこんなの!!」
古「よいでわないかー よいでわないかー!」
早「ちょっ…!どこ触ってんですか!?」
古「もう巫女さんってマジ最高じゃないか!暴れないでください可愛いにゃー♪」
早「セクハラかっ!!!」
古「ぐーパンチっ!?」
早「はぁはぁ……。
いい加減にしてください!これもうただのセクハラじゃないですか!!」
古「さぁ、今の感じで私をナンパしてください!!」
早「やる訳ないでしょ!止めさせてもらいますっ!!」
古「どうも、ありがとうございました」
………なんというか、今までにない独特な空気でしたけど。
お疲れ様でした。
「いやー、楽しかった♪」
伸び伸びと動かれてましたからね。
ただ、途中で何やらハプニングが起こっていたようですが?
「……そうなんですよ。ぐーパンチが飛んできたのは予想外でした」
いや、多分ハプニングはそこより前に起こっていた気がするんですがね…。
早苗さんいかがでしたでしょうか?
「はぁ~~……」
ははははっ!
「やった事ないネタを次々と持ちだしてくるので、対応が大変で……」
いや、その割には十分対応出来ていたと思いますよ?
「そう言って頂けると幸いです……」
「ん? 霧之助さんアレですか!? 早苗さん狙いですか!? さなりんやる気ですか!?
私そんなの許しませんよ!? 早苗さんと霧之助さんがファイナルフュージョンだなんて…………アリだな!」
相変わらず自由すぎるなこの子は……。
はい、という訳で【グリーングリーン】でした!
え~…、ここまで読んでくださった皆様。お疲れ様でした!
コンビの採点は2014年 10月15日まで募集しておりますので
こちら(http://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=49668&uid=46052)
の方まで、遠慮なくお寄せください。
採点の結果、次回はいよいよ決勝戦となります。お楽しみに!