ユウキと共に 作:yuki05
始まりの町へと強制的にワープさせられた俺たちの前に突如赤いローブを着たアバターが出現した。そのアバターは突如こう語りだした。
『プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ』
『私の名前は茅場晶彦。今やこの世界をコントロールできる唯一の人間だ。プレイヤー諸君は、すでにメインメニューからログアウトボタンが消滅していることに気づいていると思う。しかしゲームの不具合ではない。繰り返す。これは不具合ではなく、《ソードアート・オンライン》本来の仕様である』
『諸君が、向こう側に置いてきた肉体の心配をする必要はない。現在、あらゆるテレビ、ラジオ、ネットメディアはこの状況を、多数の死者が出ていることも含め、繰り返し報道している。諸君のナーヴギアが強引に除装される危険はすでに低くなっていると言ってよかろう。今後、諸君の現実の体は。ナーヴギアを装着したまま二時間の回線切断猶予時間のうちに病院その他の施設へと搬送され、厳重な介護態勢のもとに置かれるはずだ。諸君には、安心して......ゲーム攻略に励んでほしい』
『しかし、充分に注意してもらいたい。諸君にとって《ソードアート・オンライン》は、すでにただのゲームではない。もう一つの現実と言うべき存在だ。......今後、ゲームにおいてあらゆる蘇生手段は機能しない。もしヒットポイントがゼロになってしまったらその瞬間、諸君のアバターは永久に消滅し、同時に諸君らの脳は、ナーヴギアによって破壊される』
『諸君がこのゲームから解放される条件は、たった一つ。先に述べたとおり、アインクラッド最上部、第百層まで辿り着き、そこに待つ最終ボスを倒してゲームをクリアすればよい。その瞬間、生き残ったプレイヤー全員が完全にログアウトされることを保証しよう』
『それでは、最後に、諸君にとってこの世界が唯一の現実であるという証拠を見せよう。諸君のアイテムストレージに、私からとてもありがたいアイテムを支給してある。』
『......以上で《ソードアート・オンライン》正式サービスのチュートリアルを終了する。プレイヤー諸君の検討を祈る』
とまあ、こんな感じの内容だった。しばらくして赤ローブのアバターは消えていった。赤ローブのアバター
が消えた後もプレイヤーたちは呆然としていた。するとあるプレイヤーが
「そ、そういえば茅場が言っていたアイテムってなんだ?」そう言って自らのアイテムストレージを開いた、すると中には手鏡が入っていた。ほかのプレイヤーたちもつられて次々とアイテムストレージから手鏡を取り出していった。
「ユウキ、これ何のために使うのかな?」
「んーボクにはさっぱりわからないや。」とそんな会話をしていると、急に手鏡が淡く輝きはじめた。
「うわ、、、」
しばらくすると光も収まってきた。
「ユウキ大丈夫?」
「うん、ボクは大丈夫だよユウは?」
「俺も平気、、、」と言いかけたところで俺はある異変に気付いた。
「ユウキ、姿が」
「え?」
「お前、キリトか?」
「もしかして、クラインなのか?」
鏡の鏡の影響だろうか、ユウキだけではなくキリト、クライン、俺、そして周りのプレイヤーまで皆リアルの姿なってしまっていたのだった。
と、キリトが突然
「みんな、話がある、このゲームが茅場の言う通り本当にデスゲームになってしまったのなら、早めに次の町にいってそこに拠点を移したほうがいい」
「どうして?」とユウキは不思議そうに尋ねた。
「おそらくこの町周辺の狩場へレベル上げに来るプレイヤーが多くいるはずなんだ。一度にたくさんのプレイヤーがきたらどうなるとおもう?」
俺は、すぐにキリトの言いたいことが分かった。
「プレイヤーがモンスターを一度に狩るからモンスターのポップが追い付かないからでしょ?」
「おお、ユウが初めて喋った」
「う、うるさいな、それでどうなの?あってるの?それとも違うの?」
「ああ、ユウの言う通りだよ」
「そ、」
「悪いキリト、俺は一緒に行くことは出来ねえ。このゲーム買うために一緒に徹夜して並んだ仲間を置いていくことは出来ねえんだよ」
「そうか、わかった。生きてお互いまた会おうクライン」
「おう、お前こそ死ぬんじゃねえぞキリト」
「当たり前だろ。じゃあなクライン」
「おう、じゃあなキリト」
「それで、ユウキたちはどうする?一緒に来るか?」
「んーごめんねキリト、ボクはユウと一緒に攻略するよ」
「そうか、わかった。二人ともまたいつか会おう」
「うん!じゃあねーキリト」
「またいつか」 そう言うとキリトは、先に行ってしまった。僕たちはまた二人きりになった。
俺たち《ボクたち》の冒険は、いまここから始まる。
さてさて、とりあえずこんな感じで、行ってみましたが、面白くもなんともない作品になってしまいました。すみません
次回はもう少し面白くなるように努力します。
次回は、完全にオリジナルで行きたいと思います。