ユウキと共に 作:yuki05
案外ホルンカの町からトールバーナまでの距離が近かった。まあ多少はモンスターも出てきたのでその辺はすべて俺とユウキで倒し切った。そのおかげで、俺とユウキのレベルは16まで上がっていた。雑魚のレベルが1~14くらいなので、今の俺とユウキならまずモンスターにやられることはないだろう。
「それにしても、第1層のモンスターだとそろそろレベルが上がりにくくなってきたな」
そう、このゲームの難しいところは敵のレベルがプレイヤー自身のレベルを下回っているともらえる経験値が少なくなるシステムなのだ。つまりいつまでもここでもたもたしていると、レベルが上がらないという問題が出てくる。
「あ、ユウ次の町が見えてきたよ、うわーおっきいね」
「ああ、本当だな」
ユウキが言う通りトールバーナはとても大きな町だったのだ。トールバーナへの入り口は始まりの町の入り口よりもはるかに大きく町の中にも大きな広場があった。
「さてユウ、これからどうしようか?」
「そうだな、何かクエストでもしようか」
そう言うと俺たちはクエストを探した。するとちょうどよさそうなクエストを発見した。
「えっと、報酬は片手直剣みたいだけどユウどうする?」
「ん~片手剣か、まあ一応やってみよう」
「そうだね!もしかしたらこのアニールブレードよりも強い剣が貰えるかもしれないしね」
そうユウキは言うけどこの第一層では現状アニールブレードが一番強い武器とされているためこの剣以上の武器が貰えるとは思っていなかったけども少し期待してしまう。
「クエストの内容自体は、生態系の崩れたモンスターの討伐みたいだね」
「じゃあこれをやろうか、ついでに迷宮区に行くんだから少し探索しながらね」
そう言うと俺たちはモンスターの討伐に向かった。
町を出て少し歩くと迷宮区が見えてきた。俺たちが迷宮区の中に入るとすぐ目の前に大小さまざまな大きさの木が生い茂っていた。太陽の光も届かず薄暗いところだった。
「ねえユウ、ボクこの場所苦手かも」
ユウキがそうやっていうのも無理はなかった。男の俺でも薄気味悪くてこの場所に居たくないと思ってしまう。
「ユウキ早くクエスト終わらせて帰ろう。」
「え、いいの?でもさっきユウ少し探索したいって言ってなかった?」
「たしかに言ったけどさ、ユウキこの場所怖いんだろ?
だから今日はクエストだけやってまた明日来ようかなって思ってね」
「でも、ユウほんとにいいの?」
「うん、かまわないよ」
「ごめんね?ユウ」
「気にしなくてもいいよ。じゃあ行こう」
そう言うと二人はクエストをクリアしに向かった。
時間が空いてしまい申し訳ない