君は優しいね。話を聞いてくれるなんて。君は今はもう悲しかったりはしないのかい?私は今も辛くてね、ちょっとだれかに話したかったんだ。まあ、皆とここに来た理由は変わらないが、特に私はそのことを気に病んでしまってるだけだよ。
私は一時期ロシアにいた頃があってね、…懐かしいな。この国は海に囲まれた島国だからね、ロシアで産まれた私の母親が、私をロシアのおばあちゃんの家に連れていってくれたんだよ。ただ、あちらはあちらで激戦区でね、次はおばあちゃんと一緒に日本に帰ることになったよ。
…、私が生きているのはあの子のおかげだよ。こちらに帰ってきて近所の子たちと遊んでたら警報がなったから、まず家に帰ろうとしてしまったんだけど、彼女が私の手を引いて避難所まで連れて行ってくれてね。いつも、レディを自称してたけどあの時はレディだなって思ったよ。そのおかげで助かってね、まあ、帰ったら家がなくなってたよ。
そしたら、あの子が来てね、私のうちに来なさい、だってさ。まあ、ボーっとしてたから手を引かれるがままだったんだ。
あの子の親を見たとき似てないなと思ったよ。ああ、どこもかしこも不幸だらけなんだな。
ただ、私の幸運といえば今ここにいることかな。あの子の親が、私に気を使ってくれたみたいでね、この施設に連絡してくれたわけさ。このご時世にあまり迷惑をかけるものじゃないと感じてた私の内心を察してくれたのさ。さすが親だよ。…、あの子は元気にしてるかな。
まあ、そんな訳で私はここに来たのさ。いや、本当にここは良いところだ。温もりを感じられて、気分がだいぶ紛れるよ。泣かないでくれよ。そんなに感情移入してくれるなんてこちらとしてはありがたいが、同じような境遇の子を泣かせたいわけじゃないんだ。
話はこれで終わりだよ。聞いてくれてありがとう。スパスィーパ。
2人とも、どうしたんだい?こっちに来てって?わかったよ。…、これは驚いた。ーー、久しぶりだね。また会えて嬉しいよ。皆で私たちを会わせようとしてくれてたんだね。最近、皆がなんだか私達と話すとき様子がおかしかったのはそういうことか。
なんだって?君は艦娘になったのかい?どうしてそんな危ないことを、まだ私と同い年くらいだったよね?私たちはそう問いかけた。
「だって、私はあなたたちのお姉さんよ!しかも、レディなんだから、皆を守るのは当然よ!」
большое спасибо ……。
私たちにも、君を守らせてくれないかな?