デレマス短話集   作:緑茶P

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はろうぃん☆はろうぃん 後編

 

 10月末を代表する奇祭の影響かいつもに増して賑やかで華やかな雰囲気を際立たせる346パークの園内は誰もが今日限りの仮装を思い思いに楽しんでいる。子供から大人までがその非日常を楽しむ園内だが、それとは別に登っている太陽が沈みゆき黄昏時が宵闇を呼び込む時間帯が近づくにつれて誰もが落ち着きを失くしてゆく。

 

 誰もがまだか、まだかと忙しなく期待に胸を膨らませる原因は園内どころか街中に張り出された広告に打たれた告知のせいだろう。

 

 今や日本どころが海外ですらその名を知らしめる日本有数のアイドルグループによって行われるというナイトパレード。優美なデザインと意味深な招待状だけが描かれたそれには日付以外の時間も書かれていなければ、内容も記載されておらずただ今日この場で“何かが起こる”というだけのふざけた物だ。だが、ここに集った誰もがソレに文句を言うことも無くただただ待ちわびる。

 ステージを見に行ったファンは何度見ても度肝を抜いてくる演出に期待を募らせ、テレビで話題だからと興味も薄い人々は噂の破天荒さに胸を高鳴らせ、無邪気に遊びまわる幼子達は滅多にいる事を許されない夜の遊園地と不思議な熱気に不安と好奇心を滾らせて誰もがその瞬間を待ち望み―――太陽が隠れ、宵闇が訪れた瞬間にその予兆が現れた。

 

 粛々とポールと境界線を引いていくスタッフ達が溢れる人波を割ってパレード用のラインを作っていくその光景。

 

 当たり前と言えば当たり前のその光景にちょっとの落胆を抱いたのは筋違いと分かっていても肩を落とさざるを得ない。ナイトパレードというからには行進を妨げるモノがあってはならないのは当然だし、こういった準備は逆に安心して楽しめるための配慮なのだから評価されてしかるべきなのだが、ありきたりな内容であることに変わりはない。

 

 誰もがあの“ネジの外れた”アイドル達はもっと奇想天外な仕掛けを打ってくるものだと思っていたのだ。

 

 自分たちの想像を一回りも二回りもかっ飛ばした常識を塗り替える様な衝撃を常に与え続けてきたその姿は日本中が毎日のようにニュースやらテレビで知らない人間はいない。だが、まあ、それが異常なだけであって恒常的にそんな体験を求めるほうがおかしいのだ。

 それに、まだ始まってもいないイベントを下準備だけで肩を落とすなんてのは逆に毒され過ぎている事に苦笑いを零しつつ、切り替えて誰もがそのラインの前に集おうと足を向けた時に―――園内中にある大画面の映像が切り替わり、一人の少女が真っ白な画面の中で映り込む。

 

 透明に近い金髪に、不健康なほど細いその体躯を煌びやかなのに何処か不気味な真っ黒なドレスに身を包んだ少女。

 

 その異様な雰囲気に誰もが息を呑み、眼を奪われているウチに園内の光源は徐々に絞られてざらつく画面の先に映る少女だけが全ての視線を集め  少女は小さく歌い始める。

 

 ざらつく映像の中で、表情を変えもせずに彼女は歌う。

 

 マザーグースの中で、唯一この日を謡ったもの。

 

“ハロウィンの夜に、貴方は色んな魔女に会う。全ての魔女が揃う”

 

 たったそれだけの短い歌詞はそれでも会場中にいる全ての人間が息を呑む不気味さを湛えていて、そんな人々を嘲笑うかのように少女は唇を歪めて微笑み――“Happy Hallowe’en”と小さく呟いて映像は途切れた。

 

 あれだけ賑やかだった園内は、あっという間に静寂に包まれて人々は思わず近しい人間と身を寄せ合って周囲を伺ってしまう。さっきの映像の少女に充てられたせいかさっきまでクスリと笑ってしまっていた仮装に身を包んでいる全ての人間に“もしや”という疑念を抱いてしまった。

 

 そんな訳はないと、心では分かっているはずなのに。

 

 そんな自分を笑い飛ばすために周囲を見回し―――いくつもの仮装したお化けたちが蹲っていた事に気が付いた。

 

 会場中のあちらこちらに、気が付けば点在するシーツに可愛らしい目を縫い付けただけのシンプルな仮装。たったそれだけの珍しくもない姿とはいえ、奇妙に目を引く。

 

 というか、そもそも………いつからこいつ等はここにいた?

 

 そんな疑念に冷や汗が背を伝うのを感じると同時に、シーツのお化けが小さく震える。

 

 まるで、図ったかのように一斉に肩を揺らし、小さな笑いをさざめきの様に揃えていき徐々にその笑い声は ケタケタと ゲタゲタと キャラキャラと 大きくなっていきその異様な光景に誰もが恐れ慄いた。

 

 自分は、何処で、今、いったい何に巻き込まれたのか?

 

 さっきまで確かにあった自分の立ち位置を失ってしまったかのような不安感に苛まされる民衆を他所にそのお化けたちは笑い声をちょっとずつ歌声に変えてつつ立ち上がって歩みを進める。

 

 

“This is the Night of Halloween

 

This is the night of Halloween

When all the witches might be seen;

Some of them black, some of them green,

Some of them like a turkey bean.“

 

 

 重なり合う声は、いつしか溶け合って 誰もが聴き込むような美声になる。

 

 バラバラだったお化けはやがて列となり、群となり、引かれたラインの一歩中へと踏み込んでその歌を終え――――そこで初めて観衆は気が付いた。

 

 引かれた行進列の最奥に大量のお化け達の布を全てをくっつけても足りない様な巨大なお化けがいる事に。

 

 分からない。分からない 分からない。

 

 あれが何なのか。 いつからいたのか。 分からないから、月光に照らされるソレを黙って見つめる事しか出来なかった。

 

そんな誰もが身じろぎ一つ躊躇う中で、月明かり以外の光源が初めて揺らぐ。

 

“ぎぃ、ぎぃ、ぎぃ”なんて不気味な音を立ててカボチャを被った案山子がその巨大なお化けの影から篝火をもって現れ、こういった。

 

『Happy Hallowe’en Night!!』

 

 そんな一言と共に案山子は自らに火をくべ 激しく燃え上がり踊り狂う。

 

 踊り狂った火の粉がお化けの布に移り、溶ける様に燃えてゆく布の奥から現れたのは―――――百鬼夜行をその背に乗せた巨大なカボチャの城であった。

 

 その大口の中に飛び込んでいった案山子によってカボチャの城は息を吹き込まれたように全ての燭台に火を灯し、くりぬかれた大口や瞳から憤怒に燃えた炎を吐き出しつつその背に乗せる怪物達を照らした。

 

 吸血鬼に魔女、人狼にフランケンシュタインにゾンビ―――数えきれないくらいの魔物に扮した美姫達は誰もが不敵に怪しく笑いながら声を揃えて歌い上げる。

 

『Happy Hallowe’en Night!!』

 

 その声と共に、園内全てに設置された篝火が一斉に業火を吐き出して闇夜に光と影を躍らせる。

 

『Happy Hallowe’en Night!!』

 

 その炎の揺らめき合わせ、厳かに整列していたお化け達ももう辛抱溜まらんといわんばかりにその布を脱ぎ捨てた。

 

 幽霊にゾンビ、ジャックオーランタンにスケアクロウにアルウネラとシーツの下から現れるのも見目麗しすぎる怪異 怪異 怪異。

 

 全ての魔物がベールを脱ぎ捨て、篝火に合わせたようなおどろおどろしくも愉快なメロディを刻む音楽が爆音で鳴らされ、ゆっくりとその列が行進を始めた時に完全に呑まれ翻弄されていた観客たちはそこにいるのが誰なのか気が付き――驚嘆と、衝撃と 確かな感動に包まれて誰もが大歓声を上げずにはいられなかった。

 

 カボチャの城でその衣裳を見せつける様に満面の笑みで手を振るのは世界にその名を轟かせた“高垣 楓”を始めとする346の頂点に君臨したシンデレラ達で

 

 目の前で、いや、ついさっきまでこちらに立って自分達の心胆を冷やしたお化け達は誰もがトップアイドルを名乗って憚らない“シンデレラプロジェクト”の乙女たちが悪戯を成功させた子供の様に意地悪気な顔で微笑んでファンサービスを振りまいている。

 

 日常から不思議な夜に引き込むために―――ここまで体を張るのか?

 

 張るのだ。

 

 この“ネジの外れた”アイドル達は。

 

 誰もが、予想を裏切られた。

 

 誰もが、想像もしなかった。

 

 だから、このアイドルグループは全ての人間に中毒の様な快感を刷り込んで火を灯していく。

 

 揺らめく篝火の灯りの中で汗も拭わず全力で観客に応えながら行進していく彼女達の唄が特別な夜に響く。

 

“楽しい夜だ 賑やかな夜だ 誰も彼もが 人も怪物も 踊り狂え

 

 競った悪戯に 甘いお菓子を持ち寄って 夜を明かせ パーティーだ

 

 今日という日は始まったばかり まだまだ夜は終わらない”

 

 陽気に歌い、練り歩き、笑いかける今世紀最悪の百鬼夜行は誰も彼もに熱狂という火を灯して全ての人をステージへと誘っていく。

 

 

 夜は―――まだまだ始まったばかりなのだ。

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

「あっははははは! みなさーん!! カワイイ僕のジャックオーランタンによる着火の瞬間はどうでしたか~~!!? 余りの可愛さに度肝を抜かれた事でしょう!!」

 

「え……、あれ、幸子ちゃんだったの? スタントさんかと思ってた……よ?」

 

「ふ、フヒヒ、……だから、ちょっと焦げた匂いがしてる、のか?」

 

「誰も気が付いてないっ!!」

 

 “ワハハハハハハハハハハ”

 

 波乱のナイトパレードも無事に終わりそのまま特設のカボチャ城をステージにオープニングを務める142‘s達が順調な滑り出しをしているのを見届けてようやく息を一つ大きく吐いた。

 

 普通のパレードの常識やセオリー総無視の試みは実に肝が冷え込んだ。まず、盛り上げるパレードで観客をビビらせる所から始まるとか意味が分かんない。その上、こっそり観客に紛れて小梅の映像に気を取られてる隙に折りたたんだシーツを被って観客に紛れるとか警備スタッフが裏でゲロ吐くくらい心労モノだ。

 

 その他にも言いたい文句も苦労も堪える事はないが、まあ、終わりよければ全てよしだろう。どうせ深く突っ込んだところで誰も聞きゃしないし、最終的にゴーサインを出したのはこっちのボスなのだから今は素直に成功を喜ぶべきだろう。

 

「肝心のステージも終わってないのに楽観とは随分お気楽なモノね?」

 

「とちる予定でもあんのか?」

 

「鴉が、誰にどんな口を聞いてるのかしら」

 

「あだだだ」

 

 舞台袖から進捗を見送ってどっぷりと溜まった心労から深く溜息を吐いていると思わず背筋が伸びてしまう様な静かで張りのある声が掛けられたので、反射的に軽口を叩いたらチクチクと小道具の弓で背中を刺されたので払うために振り返れば、案の定そこにはデレプロ内でも一、二を争うくらい目つきの悪いアイドル“財前 時子”が冷たい目で俺を見下ろしていた。長男じゃなきゃ泣いてるレベルの痛さと怖さである(notハロウィン。

 

 そんな彼女もウチの所属アイドルである以上は当然仮装をしているのだが――豊かな赤毛はそのままに耳だけは特殊メイクで長く取れ気味に伸ばされ、いつものボンテージっぽい服ではないゆったりとしたローブと狩衣を合わせたような服装に手には弓と矢。

 

 まあ、いわゆる“エルフ”という種族が物語から飛び出てきたらまんまこんな感じなのだろうと思えるくらいの完成度を誇る彼女がいつもの様に眉間に皺を寄せていた。多分、本物も人間嫌いらしいからこんな感じの視線で人間を見下しているはず。

 

「なによ」

 

「いや、普通に似合うな――って、いででで。なんで褒めたのに刺すんだよ」

 

「分かり切った事をいちいち言うんじゃないわよ」

 

「へいへい。で、法子は無事にやってるみたいだけど見なくていいのか?」

 

「………別に、そんなのどうでもいいわよ」

 

 褒めたのにチクチクと背中を刺される事に若干納得がいかないが、彼女の本来の目的であろう相方の少女が丁度ステージに出てきた事を教えてやると素っ気ない返事。だが、それでもいつもは極寒の視線に少しだけ柔らかさを混ぜこんでいるのがバレバレなまま彼女はステージで賑やかにトークを交わす法子を見守る。

 そんな偏屈な部分にちょっとだけ苦笑を漏らしつつも俺もステージの方に視線を向けようとすると唐突に彼女からタンブラーを突き出され目を白黒させてしまう。

 

「……なんだ、これ?」

 

「法子が勝手に私のタンブラーに安物の茶葉を足したのよ。不味くて飲めたもんじゃないから処分しておきなさい」

 

「……ああ、そう。んじゃ、ありがたく」

 

「返さなくていいわよ。鴉が口をつけたのなんてぞっとするわ」

 

読解に少々だけ時間はかかったが、どうにも紅茶の差し入れもこの舞台袖に来た理由の一つに含めてくれているらしい。蓋を開けた先にはぶわっと広がる熱々の紅茶の豊かな匂いと熱気。10月末とはいえ大分冷え込む夜風の中では流石にジャンバー1枚では冷え込んできた所なのでありがたくその差し入れを頂くことにする。

 

 甘く、渋く、柔らかい。

 

 どっかの誰かさんみたいなその味わいに少しだけクスリと笑いを零してしまったが、ぎろりと睨まれ目を逸らす。エルフはどうにも日本で言う“サトリ”的な能力も備えているらしい。くわばらくわばら。

 そんなこんなでどうでもいい戯言を脳内で繰りながら猫舌を酷使しながら紅茶で暖を取っていればステージはつつがなく進行していき、遂には隣の女王様の出番まで間近となっていた。

 

「ん、そろそろ出番だな。よろしく」

 

「……一度、徹底的に躾けてやるから覚悟なさい、鴉」

 

 俺の軽口に律儀に答えてくれるエルフの女王様にひらひらと手を振ってノーセンキューを伝えていると―――マジマジとみられている事に気が付く。

 

「なんかついてるか?」

 

「――――」

 

 俺の問いに答えることも無く彼女は厳めしい顔のまま、そのしなやかな親指でそっと俺の唇をこする。攻撃でもなく、年少に行う慈愛に満ちたモノでもない――不思議な雰囲気を宿したままその撫でた指を離して眺める彼女に俺は首を傾げるしかできない。

 

「なんだ?」

 

「……相変わらず間抜けな顔だと思っただけよ。―――精々、私のステージから気品というモノを学ぶことね?」

 

 そういってニヒルに頬を歪めた彼女が立ち去っていくのを頭をかきながら見送るしか出来ず首を傾げていると入れ替わりにステージから降りてきた狼の耳を付けた法子がやってきた。

 寒い夜風の中で濛々と体温と汗で湯気を立てて顔を興奮で赤くしているのを見るとこちらもその健全さについつい頬を綻ばせてしまう。

 

「あははははっ、今日もドーナッツみたいにサイコーのステージだったよハチさん!!」

 

「あいよ、お疲れさん。体冷える前に汗吹いとけ」

 

 勢いそのまま突進してくる法子を受け止めつつ首元にかかっているタオルで頭をガシガシふき取ってやると飼い犬みたいにソレに目を細める。その様子がおかしくて苦笑を零していると法子が何かにきづいた様に目を瞬かせる。

 

「…それって、時子さんのお気に入りのタンブラーじゃない?」

 

「ん? おう、お前が入れた紅茶が安物だからって俺に差し入れしてくれた奴だな」

 

「……ん、私が?―――あっ、ふふっ。うん! そうだね!! 私が時子さんの嫌いな茶葉入れちゃったから仕方ないね!! でも、そのタンブラーすっごい高い奴だから捨てるのはもったいないね。色も大人っぽいし、そのまま比企谷さんが使った方がいいよ!!」

 

「いや、別に洗ってかえしゃいいだけでしょ…って、いででで。なんで? ナンデ、アィエエエェェ」

 

「うん、その方がぜっっっっったいに いいと思うんだ!!」

 

「なに? そこまで俺って雑菌扱いされてるのん? 小学校の黒歴史レベル案件じゃん、それ」

 

 時子の言葉がいつものツンドラでなく単純な嫌悪だったと一番仲のいい少女に肯定された衝撃で肩を落としている俺を当の本人はニコニコと満面の笑みで俺の事を見つめて意味の分からんことを呟いている。

 

 

「ふふふふっ、時子さんはやっぱ可愛いとこいっぱいあるよね?」

 

「……なんのこっちゃ?」

 

 

「んー、   時子さんも、今日はちょっとだけ素直になった  ってお話だよ!!」

 

 

 満面の笑みでそう答える彼女に俺はやっぱり首を傾げる事しか出来ず―――ステージで燦然と迷える子豚を導いてる顔なじみの女王様に今度このなぞかけの答えでも聞いてみようと心に決めたのだった。

 

 

 





 華々しく、不気味で愉快な百鬼夜行がテーマパークをこれでもかと練り歩きお菓子や笑顔、何処までも響く笑顔なんかをばら撒いたパレードは大成功のまま終わりを迎えた。

 誰も彼も非日常の中で空想か、幻の様な曖昧な境界に好奇心とちょっとスリルを味わいながらも数多くのアイドル達のパフォーマンスに酔いしれて夢見心地のまま会場を後にしたらしい。そんなこんなで開園以来で最大規模の動員となったイベントは何事もなく終わり、年少組を送り届けたウチの怪物アイドル達はいつものごとく勝利の宴を開くべく〆の挨拶もそこそこに予約していた呑み会場に直行というのも手慣れた流れである。

 本来は報告書やらミーティング的なモノを行うのが一般的らしいが、会社の実質トップの常務も、直属の上司である武内さんやチッヒもここにいるのにそんなものを書くのも馬鹿らしくいつも通りご相伴に預かっている。

 ちなみに、しょぼくれる目の要求に従ってさっさっと帰りたいという要求を無理やり通すとその後が大変なのは実証済みなので素直に隅っこで呑んで座布団で眠りについた方が被害は少ないのである。

 そんな経験を生かした戦法で程よく暴れる姦しい声がBGMと化し、瞼の重さがいよいよ臨界点を超えてきた所で俺の肩をゆすったのは――――





( *´艸`)続きは、君の中に芽吹いた妄想次第さ。ウヒヒヒ。



♡ Happy Hallowe’en my friends 


終わりん♪

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