デレマス短話集   作:緑茶P

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人は、果てしない悪意や憎悪で身が竦んで動けなくなってしまうことが、あるのです。

でも、たったひと匙の想いに救われる事もあるのです。


一匙の想い

あらすじという名のプロフ

 

比企谷 八幡  男  21歳

 

 大学の先輩に美味しいバイトだと唆され付いてった先が346プロだった。逃げようとするが時給の良さとチッヒの甘言に唆され隷属された。ちょろい。丁度、シンデレラプロジェクトによるアイドル部門立ち上げの事務処理などをしている時に武内Pに効率の良さを認められ、引き抜かれる。

 最初は何人かいた社員・バイトは激務・諸事情に耐えかねて徐々に消えていき、その度に便乗しようとしてチッヒに(社会的に)殺されかけている。気付けば、プロジェクト初期メンバーとして芸能関係のあらゆる事に精通して普通の社員より働かざる得なくなった。

 送迎(バイク&ハイエース)・発注・スケ管理・人員配置など上司二人の補助がメインだったが年数を増すたび丸投げされるようになった。やだ、優秀。

 大学1・2年でかなり単位を無理して取ったためゼミ以外は卒業まで週1で出れば間に合う計画だったが最近は346の激務のせいでその貯金も無くなりかけている。前期は教授4人に土下座した。そろそろやばい。

 

 

 

鷺沢 文香    女  21歳

 

 シンデレラプロジェクトの初期メンバーの一人。比企谷と同級同学部で貴重な古本や八がぎっくり腰の叔父を家に送った時にはち合わせるなど諸々の切っ掛けで知り合い、本で盛りアガがっているところを武Pにスカウトされた。基本的に一人で本を読んでいる事が多く人嫌いと思われがちだが、没頭しているだけでおしゃべりは嫌いではない。

 最初期は体力はメンバー内最下位だったが、その人を引き付ける声と歌唱力は追随を許さなかった。自己評価の低さから卑屈だった性格も、ステージを重ねる度に前向きになって多くのファンを引き付け、COOLトップアイドルの一角として君臨する。ただ、最近はある事件のせいで活動を休止しているようで…?

 

 

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 絶え間なく降り続く小雨が窓へ降りかかり、力なく砕けてはまた集まり滴となって滑り落ちて雨落ちへと吸い込まれていく。季節柄とはいえ厚く空を覆う雲のせいで随分と暗く感じる部屋の中でその光景を何するでもなく何時間もそれを見つめている自分に小さくため息を漏らす。

 

 何度となく気を紛らわせようと手を伸ばした愛読書達。いつもはすぐに入り込んでいけるその世界に入り込もうとしても、目は字面を滑って行くばかりで諦めと共に脇へと何冊も積まれてしまう。普段なら絶対にしない様なその行いに本達の責める様な抗議が聞こえて来る気すらする。だが、棚に戻そうとする手を伸ばそうと、部屋の空気を入れ替えようと、何かするたびに脳裏に”あの事”がよぎり、思わず竦んだ身体はそのまま力なく座り込んでしまう。

 

 万事が全てこの調子なせいか世話になっている叔父にも、仲間たちにも、迷惑を掛けてしまっていて。ソレが更に胃の奥を締め付ける様にして喉元を何かがせり上がるのを感じ、脇に据えていた桶を咄嗟に引き寄せる。

 

「―――っかふ!」

 

 胃が何かを必死に締め上げ蠕動を繰り返すが、出るのは僅かな胃酸とくぐもった自分のうめき声。

 

 当たり前だ。ここ数日で碌に物など食べていない上に、一定の間隔で襲ってくるこの発作のたびに空の胃から僅かに含んだ水分すら吐きだしているのだから出て来る訳がない。そんな状態でも意外と死にはしないのだと感心と、いっそのことこのまま静かに眠るように死なせて貰えないものかと自嘲して、目を閉じる。

 

 あの光景を思い出す事も分かっているが、目を開けている気力すらもはや残っていなかった。

 

 そして、案の定――――瞼に焼きついた、あの光景が繰り返される。

 

―――――――――――

 

 ようやく自分の日常に溶け込み、慣れ親しんだステージが暖かい歓声に包まれ終わった後のファン達との握手会のことだった。握手に来てくれた人達が誰もが笑顔で声援を送ってくれて、力強く自分の手を握って喜んでくれる。その中には見知った顔になりつつあるファンが何人もいてくれて、その笑顔に自分なんかが欠片でも役にたっている事が嬉しくて自分も思わず綻んでしまった。

 

 今思えば、自分も浮かれていたのだろう。

 

 憧れていた物語の主人公になれた気でもしていたのだ。だが、その勘違いはすぐに正された。

 

 次々と握手を交わして行く人々の中で、一際目を引き綺麗な少女が自分の前に立った。彼女も笑顔で自分の手を握って、声援を送ってくれたあと”貴女を思ってお菓子を作ってきた”と、美しい顔に照れたように小さな箱を手渡してくれた。”ホントは目の前で食べて欲しいけど、楽屋ででも開けてくれると嬉しい”そう言ってくれた。

 

 その言葉に感極まった私はその包みをその場で開けてしまったのだ。

 

 

 ――――その人の、その深くなった笑みの意味も知らずに。

 

 

 中に入っていたものがなんなのかは、今でも分からない。

 

 細く、長い髪の様な何か。

 

 今だ苦しみ、のたうつ何かの生物。

 

 それらを無理やり何かで固めた甘ったるい何かの匂い。

 

 そして、―――――――箱の内側いっぱいに書かれた呪いの言葉。

 

 絶叫を上げて崩れ落ちる私を見た彼女が、狂気すら感じる声で甲高く笑った。すぐさま駆けつけた警備に拘束された彼女は血走った眼で、朗々と語りあげた。どれだけの憎悪を籠めたらここまで人を貶める文言を思いつくのか想像もつかない言葉の羅列が叩きつけられた。口を塞がれてもなお、その深く弧を描く瞳と、その輝き。

 

 その悪意が自分に向いている事が、ただただ恐ろしかった。

 

 

――――――――

 

 

 そこまでを追憶した所で、目が覚める。

 

 全身を包む不愉快な冷や汗と、早鐘の様になる鼓動が喘ぐような呼吸を強制する。時計を見れば目を閉じてから二十分もたっていないが、ここ最近ではずっとそんな感じでこの悪夢が繰り返される。

 

 騒然とした場から連れ出され、仲間やプロデューサーが何度も声を掛けてくれても、ソレに答えようとしても”あの瞳”が脳裏をよぎって頭を抱えて絶叫を上げてしまうだけしかできなくなってしまったのだ。その後の専門医が来て”絶対静養”を仲間たちに告げてから私はこの部屋から出られなくなっている。

 

 その事にまた胃が引き裂かれるように絞られ、胃液すらでなくなったえずきを繰り返す。

 

 結局は、霧のような小雨を眺めて何も考えない様にする。汚物を撒き散らす分、出来そこないの人形の様に日々を過ごすしか今の私に息をする術がないのだ。

 

 これは、罰なのだと、最近は理解し始めた。

 

 自分の様な人間が勘違いしていた、罰なのだ。

 

 物語の主人公を脇役が出しゃばって演じようとしていたら読者はその滑稽さに笑い、思い入れのある人は怒りだすだろう。

 

 あの女性は、そんな自分を許せなかった”自分の罪の形”なのだ。

 

 一瞬でも馬鹿な夢なんか見ずに、古びた古本屋で静かに朽ちていくべきだっ――――――。

 

 

”ピリリリリリ”

 

 

 そんな独白は無機質な電子音に打ち切られた。

 

 雨粒の音に馴染んだ耳に異常に響いたその音に肩を跳ねさせ、その画面に表示された名前にまた胃が引き絞られる。

 

 

『比企谷さん』

 

 

 そう表示されたその文字に、また脳裏をよぎる悪夢を振りっ切って震える手を何とかその携帯に伸ばす。なんども取り落とした携帯をようやく捕まえ、荒れる呼吸を必死に飲み込んで、ボタンを押す。

 

「――――もしもし、鷺沢、です、が」

 

 久々に意味のある言葉を紡ごうとする自分の声は自分でもびっくりするほどざらついて耳障りの悪い音で、この声を彼に聞かれたかと思うと今すぐに通話を切りたい衝動に駆られる。だが、そんな私の思考を余所に向こうからの返信は、ない。その間に、悪い想像が更に加速して絶叫しそうになる寸前でようやく彼は口を開いてくれる。

 

 一体、彼からどんな言葉が出て来るのか。励ましも、心配も、応援も、今は―――今だけは聞きたくなかった。

 

「…悪い、文香。レポート手伝ってくれ」

 

「……はい?」

 

 身構えていた身体も、心も、警戒心も、彼のあまりに突拍子もないその一言に、間の抜けた声が零れてしまった。

 

 

―――――――――――

 

「その教授の授業は、こちらのノートの…ココがメインですね。そっちのレポートもココの議題が応用が利くので引用し合えば効率よく出来ると、思います」

 

「えー、この教授がアレで、こっちがソレだから…やっぱり、この教授から片していくべきか。…悪い、辞書も貸してくれ」

 

 鳴りやまない雨音が続くなか、リュックいっぱいのレポートや参考書を抱えた彼が息を切らせて私の下宿の古本屋に駆け込んできたのが三十分前。彼を家に上げる事を渋った叔父との間にひと悶着があったが、引きこもっていた私が会いたいと伝えると叔父も文句を言いつつも渋々と了承してくれた。

 

 彼は申し訳なさそうにしつつも私の部屋に入るなり地面に頭を擦りつけるようにして土下座を敢行し、自分の状況を打ち明けた。曰く”単位がヤバい”だそうだ。真剣な彼の様子に聞き入っていた私がコントの様にずっこけてしまったのはきっと誰も責められない筈だ。

 

 まあ、生徒が代返や課題提出は抜かりなく対策していても言わないだけで各教授は誰がでていて、出ていないのかなんてしっかり把握している。教育では無く、研究が本分の彼らは興味のない生徒ならそのまま適当に放置しておくのだろうが、彼はちょくちょく彼らの琴線に触れる意見を出すせいか随分と気に入られていて―――はっきり言えば、悪目立ちしている。そんな彼らは、彼に授業の”単位が欲しければ面白いレポート”を提出しろと要求し、追い詰められた彼は苦心の末にココに転がり込んだそうだ。なんとも気の抜ける話である。

 

 真っ青な顔で私のノートを読み込み、参考文献と見比べて要点をまとめていく彼を見ていて、喉がなる様な音を耳がひろった。

 

―――いま、私、笑った?

「ん?ここ、参考書とノートでニュアンスが違うけど…なんか俺の顔についてるか?」

 

 そんな自分でも良く分からない疑問に目を見開いていると、彼と目線がかち合い彼が怪訝そうにするので慌てて思ってもいない事を口ずさんで話題を逸らす。今さらだが、掠れたこの声を彼は聞いても不快じゃないだろうかと関係ない不安も滲んでくる。

 

「い、いえ、…ただ、そこに着目するくらい優秀なら普段から授業に出ればいいのにと思ってしまって」

 

「…俺もそうしたいんですけどねー。チッヒがトップだとしても、君もその一端なんだけどね―」

 

 そして、墓穴を掘った事に言ってから気付いた。その授業に出れない原因のアイドル活動に自分も含まれてるのは間違いないし、自分は授業もちゃんと出させてもらっている。数は違えど少なくなく被っている授業に彼をほとんど見ないのは自分たちの段取りをしてくれているからに他ならないのは分かっている。でも、その嫌味っぽい目線と言い方にちょっとだけムッとしてしまう。

 

「その分、代返とか協力はしているつもりですよ?」

 

「はいはい、感謝しておりますよ―――「そうですか、じゃあこのノートも解説もいりませんね?」いや、すみません!感謝しています!!」

 

 差し出されたノートをそのまま回収しようとすると、彼は一瞬で平謝りをしてくる。その様子に、今度ははっきりと笑ってしまい、揉み手をしてへつらってくる彼に溜息を一つ付いて、さっき聞かれた部分の解説をしてあげる。

 

 久々に聞く自分の笑い声は、随分としゃがれてしまっていたが―――不思議とさっきの様な恥ずかしさは沸かなかった。

 

 

――――――

 

 ノートと参考文献とを睨めっこしつつ、棚にある本や、一階の古本屋にある参考になりそうな本まで引っ張り出して二人でレポートを進めていると、気がつけば夕刻はとっくに過ぎていい時間になってしまっている。その事実に驚いてしまった。一分が過ぎるのすらあれほど長く感じていた日々があれだけ続いていた筈なのに、まったくそれを感じていなかった事に。

 

 そうして呆然としていると彼が、私の視線を追う様に時計を見る。

 

 

 

 その目を覆い隠したくなってしまったのは―――なぜだろうか?

 

 

 そんな自分にも分からない衝動も空しく彼は時計の針を見て小さく息を吐く。その先を、聞きたくない。そう願っても、彼の口はゆっくりと開かれて、

 

「腹減ったな…。台所、ちょっと借りていいか?」

 

「―――え、あ、はい」

 

「あ、いや、やっぱいい時間だし「いえ、使ってください」お、おう」

 

 彼の遠慮を遮るように、口を開いていた。その言葉の先を、今は聞きたくなかった。

 

 戸惑う彼を台所に連れていき、何があったかと思案するも最近はソレどころでなく冷蔵庫がどうなっているか分からず焦る。何か彼の小腹を満たせるものは残っているだろうか?そんな考えを必死にしているのを見た彼は苦笑して、手を振る。

 

「ああ、いや、鍋一個貸してくれりゃ事足りるんだ」

 

「へ?」

 

 そういって彼の方を見れば彼は背負ってきてバックからタッパーに詰まった白米と梅干を出して笑う。だが、まさかそんな物だけで飢えを満たそうとしているのかと思って私はさっきよりも焦る。

 

「い、いえ、冷蔵庫を探せば何かあるはずなので作りますよ!?いくらなんでも…!!」

 

「いや、ちょっと最近ロケ弁続きで流石に食傷気味でな…」

 

 慌てて冷蔵庫を確かめようとする彼は”いいから”と私をテーブルに座らせて立てかけている鍋に水を大雑把に足して湯を沸かし、調味料の場所だけを聞いて次々と調理をしていく。後ろからみているだけでもその大雑把な分量と味付けに口を出したくなってしまうが彼は”いいからいいから”とまた押しとどめる。

 

 そこまで言われては動くに動けないが、彼の作ろうとしているモノが分かって来て首を傾げてしまう。それこそ、調理と言っても口の出しようのないほどにシンプルなその料理。やがて、危なっかしいその風景も終わって出来あがったのは”おかゆ”だったのだから。

 

いくら食傷気味だと言っても、成人した男の人には物足りなさ過ぎるであろうソレが器に盛られ、彼はソレを一口だけ口に含んでちょっとだけ唸る。そして、チョットだけ逡巡したあと、もうひと匙だけすくってこちらに差し出してくる。

 

「ん、料理なんか滅多にしねぇから成功かも分からん。…ちょっと、味見してくれ」

 

「―――」

 

 窺うような不安げなその目に、距離感に迷っている様なその差し出された匙に、何より不自然すぎるその献立に――――全てが得心がいってしまった。

 

 

    コレは、私の為に

 

 

        作られたものなのだ。

 

 

 悪意の籠められたあの異物の恐怖を、人への恐れを拭えない私に

 

 

    目の前で作り、

 

       自ら食べてみせ、

 

          私が踏み出すのを願って差し出された

 

 

 

    あまりに不器用な、彼の、精一杯に伸ばしたその、優しさなのだ。

 

 

 私は、その匙を迷いなく口に含む。

 

 一瞬、震える彼に微笑み、目を閉じてその優しさを噛みしめる。

 

 荒っぽく刻まれた梅の爽やかな酸味に、煮詰められた穀物の優しい甘さ。そして、チョットだけ強い塩気が、鼻の奥を痺れさせる。それでも、ゆっくり噛みしめて飲み込む。

 

 悲鳴を上げ続けていた胃が、暖かな何かにその声を緩めて、身体の奥に残っていた筋をゆっくりと解いていく。そして、その筋が解け切った時に、私は”お腹が減っていた事”に気がついた。

 

 ああ、私はこんなに、飢えていたのだ。

 

 その自覚は、無意識に言葉に出ていた。

 

「…もう一口、ください」

 

「―――ああ」

 

 はしたなくひな鳥の様に差し出された口を広げる私に、彼は戸惑いながら匙を差し出してくれる。

 

 もう一口、もう一口と、何度もねだる私に彼は無言で答えていき―――気がつけば器はほとんど空になってしまっていた。

 

「最後に、もう一口」

 

 戸惑った彼は、残りを丁寧にすくいあげ私に差し出してくれる。

 

 その匙を見て”貴方に差し出されたのならば、毒でも喜んで飲み干すのに”なんて古い戯曲の一片を思い出して、照れくさくなる。でもきっと、変に生真面目な貴方は怒ってくれるだろう事を思って笑ってしまう。

 

 その笑いを最後のひと匙と共に飲み込んで、小さく息を吐く。

 

「…ご感想は?」

 

「水と塩の分量が適当過ぎますね…まあ、”今後に期待”といったところでしょうか?」

 

 ワザと辛口に言った憎まれ口に彼は苦笑して、肩をすくめる。下ろした匙と共に、彼も肩の荷を下ろしたようにホッとしたその顔に小さく綻び、私は掛けっ放しになっていたエプロンを手に取り、冷蔵庫を開ける。止めようとする彼を今度はこっちが押しとどめて座らせる。

 

「貴方の晩御飯を食べきってしまいましたから、そのお詫びです。それに、叔父のご飯もそろそろ作って上げないと不摂生になっているようですから」

 

 ゴミ箱に乱雑に入れられた弁当の空を指し示して、冷蔵庫に入っている物での献立を考える。そうしていると、次々とやることが思いついてきてしまう。試験の近い大学の事、迷惑と心配を掛けた皆への謝罪、家事や店の品物の管理、楽しみにしていた作家の最新作。止まっていた時間が、急に動き出したように動きだしていくような感覚に身体に力が漲ってくる。そんなときに、あの人の悪意が一瞬だけ浮かんで強張った身体は、差し出してくれた匙と暖かいおかゆにゆったりとかき消されてゆく。そんな自分の現金さに笑ってしまう。

 

 きっとこれが物語なら、今でも自分は脇役の端役だろう。でも、私がいま歩んでいるのは現実なのだ。

 

 スポットライトが当たらない古びた本屋の町娘でも、どんな役でもその人生の主役は自分だけ。

 

 だれも変わってくれないその物語に、後ろでレポートに頭を悩ませる変り者で優しい彼が寄り添う様なストーリーを積み上げていく事には誰にだって文句は言わせない。

 

 

 

 だってコレは”私の物語”なのだから。

 

 


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