トゥルーエンディングにたどり着くまでループするらしいですよ。 作:諒一
アルの手紙を王様に渡してから2週間が過ぎた。
この2週間、ギルドで討伐系の依頼を受け続けていたらランクが2つ上がってDランクになった。
「こんなに簡単にランクって上がるものだっけ?」
「強い人には強いモンスターを倒して欲しい、ということですよ。ランクが上がらないと依頼を受けられませんからね」
「なるほどね」
ちゃんと理由があったらしい。
「本当はゲームだからなんですけどね」
「ちょっと納得していたんだけど!」
ナビからイタズラされながら移動を続け、ギルドに到着した。
ギルドで依頼を眺めていると、ギルドの職員から声をかけられた。
どうやらお城に急いで来るように言われているらしい。
お城に急ぐことにした。
「急用ってなんだろうね?」
「多分魔王関係だと思いますよ。いつ復活してもおかしくない時期ですから」
お城に到着するとすぐに王様の所に通された。
簡単にいうと、王様から魔王が封印を破って復活したから倒して欲しいとお願いされた。
準備をしたら王都を出発します、と返事をしてお城を出た。
「本当に魔王が復活したみたいだね」
「そうですね。まずはどこに行きますか?」
「うーん。……4つの隠しダンジョンが人間界にあるんだっけ?」
「そうですよ。5つある内の4つが人間界、残りの1つが魔界にあります」
「じゃあそのダンジョンに行ってみようかな。ちなみにどんなダンジョンなの?」
「火のダンジョンは火山、水のダンジョンは海、風のダンジョンは古代の塔、土のダンジョンは洞窟になっています。クリアするとそれぞれ火、水、風、土属性の特別な力を手に入れる事が出来ますよ」
「ここからは何処が一番近い?」
「水か土のダンジョンですね。ちなみに火と風は帝国が近いです」
海に行くか洞窟に行くかどっちかってことか。
「ちなみに隠しダンジョンには、それぞれの守護者がいてその人の許可を貰わないと入れませんよ」
「ダンジョンに行く気満々だったんだけど……まぁいいや。その守護者を探さないといけないわけだ」
「その通りです。誰から探します?」
「とりあえず水か土でお願い」
「水の守護者はアリアさんで、土の守護者はレオナルドさんですよ」
「その2人は、もしかして僕が知っているアリアとレオナルド?」
「はい。ちなみに火の守護者はアルベルトさんで、風の守護者はシオンさんですよ」
見事に1周目で仲間だった人達だ。
「守護者が誰かは分かったけど、許可って簡単に貰えるのか?」
「大丈夫ですよ。聖剣を持っているのである程度は楽になっているはずですので」
「場所が分かっているアルにとりあえず会いに行こうか」
守護者探しを僕は始めた。