はたらく魔王さま!~IN EDO~    作:ジャンヌ

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第八話 勇者、爆走する/魔王、始動する

 本隊に先立ち敵をあらかた全滅させた沖田と土方は、近藤をすっかり忘れたままターミナル内へ人質を救出せんと乗り込んでいた

「総悟。おまえに聞きたいことがある」

「?なんでさあ、土方さん」

 走りながら土方のほうを向き、首をかしげるという器用なことを行う沖田。

「あのさ・・・後ろの、それ・・・」

「ああ、これですかい?真奧ですが」

 ・・・思わずくわえていた煙草を落とす。それにも構わず、土方は俊敏に沖田の背後にまわり、ズルズルと引きずられていた真奧を救出した。

「なぁにやってんだ総悟ぉぉ!!」

「なにって・・・覚悟見せろって言質取ったばかりでさぁ」

「そーゆーことじゃねーよ!!」

 ぐったりして意識などとうにない。仕方なく真奧を肩に背負って走るが、なにぶん大の男であるからして、負担が大きい。弱音を吐くほどではないが、それでもこの後のことを考えると、不安がのこる。

「・・・つーかテメエのせいなんだから、俺が背負う必要はねえよな」

「土方さん、責任転嫁はいけませんぜ」

「だーからテメーのせいだっつってんだろ!!」

 良くも悪くも、人のいい土方であった。

 

***

 

 

 一時は混乱に見舞われた街であるが、しかし真選組、そして万事屋四人の奮闘によって、徐々に沈静化して、などいなかった。

「もう、なんなのコレ!?全然へりやしない!!」

「ウザッたいアル・・・あ、やべタマ切れそうネ」

 どこから湧いて出てくるのか、斬っても斬っても新手の雑魚が立ちはだかる。いつまでたってもターミナルに近づけない状況に、誰もが苛立ちを感じていた。

「どうします、銀さん?」

「知るか、そんなもん・・・とにかく進むしか手がねーよ」

「でも、それじゃ・・・」

 すぐにタイムオーバーになってしまう。既に戦闘開始してから十五分。体力云々よりも、目下それが一番の懸念であった。

「爆弾おとされたらおしまいネ・・・シッ!!」

「何か手はないかしら・・・ん?ねえ、銀時!!」

「あ?なんだ恵美」

「あれってさ・・・もしかして」

 そういって恵美の指差した先にみえたのは、真選組部隊、そして

「あー・・・ゴリラだ」

「悪質ストーカーですね」

「毛むくじゃらゴリラGアル」

「・・・近藤さん、だよね」

 あまりにひどい言いぐさに苦笑する恵美。ちなみになぜ知っていたかというと、ちょっとわけありなのだが、余談は許されない状況である。

「お、そこにいるのは・・・やっぱりお前らか、万事屋!!」

 神楽が狙撃するよりもはやく、近藤が万事屋の存在に気付き、駆け寄ってくる。

「なんだよゴリラ、テメーとお友達になった覚えはねーぞ」

「そうだけどさ、って酷くない!?」

「あの、失礼ではありますけど、用件だけいって帰ってくれませんか?」

「視界から消えろ害虫ゴリラ」

「・・・泣いていい?」

 割と本気でショックだったのか、ハンカチを探そうとポケットを漁りだす。ちょっと同情した恵美は、話を進めるために声をかける。

「えっと、真選組の近藤さんですよね?同じ戦場で戦っている者としてできれば情報をくれませんか?」

 ある意味、ずうずうしい要求である。民間人がなに聞いているんだ、と拒絶されればそれまで。だが、見ている分では銀時たちと少なからず面識があるようなので、ある程度目処は立っていた。そのせいもあり、おもいきって飾らずにきいたのだが。

「あ、そうですか。えーと・・・」

「遊佐恵美です」

「そうですか!えー恵美さん、実はまだこちらとしてもなかなか敵陣地に突破できなくてですね  」

 いやいや、あっさりすぎる。思わず呆気にとられてしまった。それは銀時も同じようで。

「おいおい、警察サマがそんなかんたんに情報開示していいのかよ?」

「ん?いや、この方、お前の仲間だろ?なら断る理由はない」

 まあ。こんな豪胆な性格だからこそ、荒くれ者ぞろいの集団をまとめるに足りるのかもしれないが。

(ほんと、教会のお偉いさんに見せつけてやりたいわ)

 過去の不満とともに、そんな感想を近藤に抱く恵美だった。

「そーいや、サドとマヨはどうしたアルか?」

「確かに、こんな状況だったら喜々として斬りこんでそうですが」

 脳裏にサドのしたり顔と、マヨの瞳孔の開き切った目を浮かべながら近藤に問う。

「あー、そのな・・・うん。もう、フィーバーしちゃってね。ここにはいないんだー」

「へーそーなんだーあははー」

「あははー」

「・・・・」

 

 

「「「「はぁぁあああぁぁ!?」」」」

 ここにはいない。つまり、このうざったい雑魚弾幕を難なくクリアし、ターミナル内部に入ったことに他ならない。こちらがヒイフウいいながら足止めされていた間に、先駆けとは。

「あの野郎、会ったら覚えとけよ・・・」

「ちょ、怖い!!こわいから!!」

 銀時と神楽の驚きようは半端ではなく、もう一周まわって殺気を練り始めている。

「だって仕方ないじゃん、あの気迫見たら!二人とも突進して吹き飛ばしていってさ、って部下が、」

「それだ!!」

 え?と怪訝そうに恵美を見つめる一同。当の恵美は、まるで試験終了ギリギリに解法を思いついた受験生よろしく、目をキラキラさせて、

「そうよ、邪魔ならふっ飛ばせばいいのよ!!ああ、なんでこんな簡単なことに気付かなかったのかしら?」

「あのー、恵美」

「そうと決まれば行くわよ   銀時!!」

 ガシッと銀時の手首をつかむ。戸惑おうがどうしようが意に介さず、フゥと息を吐き、

 

「顕現せよ、魔を滅する光よ・・・!!」

 

 刹那、恵美の全身が眩いばかりの光に包まれる。思わず敵も味方も戦いを中断し、目をつむる。

「・・・これが」

 そうして集束した聖法気が、“破邪の鎧”や“聖剣・ベターハーフ”をかたちづくり、

 髪が本来の、高貴に光る銀色へと変貌し。凛としたその姿、

「・・・勇者、エミリア・ユスティーナ、なのか」

「さあ、行くわよ!!全速力!!」

「すげぇ・・ってちょ、まてまてまてエミリアさーん!?ストォォップ!!」

 もちろん聞き入れられることなく小脇に抱えられ、

 ターミナルへと、規格外の速さで、光のごとく突進し、

「ああ、なんだ!?」

「てめぇ止まりやがれ!!とま・・・え?」

「おい・・・まて、くるなぁぁ!!」

 たったの一閃。それだけで、

 

「天光駿靴!!!」

 

 道は、開かれた。

 

 

***

 

 そしてターミナル内部では。

「土方さん、監察によればそろそろ人質の場所だそうでさぁ」

「そうか・・・ん?なんで監察の奴ら、居場所が分かったんだ?」

「どうせ山崎あたりでしょうぜ」

「ああ、ザキか」

 彼の名前が出た瞬間、疑問はどこかへ消え去った。深い意味はない。ただ、地味の彼方へ消えてっただけである。よく分からない表現だが、ジミーとはそういうものなのだ。

「で、どうします?突撃ですかい?」

「ああ・・・いやちょっと待て。確実に見張りがいるだろうから」

「じゃあいきますぜい」

「おいだから真奥が目ぇさましてねーんだよ!!」

 それを聞き、しぶしぶと物陰にもどる沖田。

 現在状況として、通信端末に送られてくる大まかな情報をもとに、人質のいる部屋の前まで来ている。あとは真奥が目を覚ますだけだった。

「ん、んん・・」

 そうこうしているうちに、真奥が意識をとりもどす。

「こ、ここは・・・」

「はあ、やっと気づいたか」

「・・・え、土方副局長?それに・・・ターミナル?もしかして・・・」

 せっかく赤みを帯びてきた顔が一瞬にして血の気が引く。

「いやそんな顔されても困りまさぁ・・・ププ」

「総悟・・・まああのバカはほっといてだな・・・」

 

かくかくしかじか、と説明中・・・

「そうですか・・・すみません覚悟見せろといわれたのに・・・」

「まあ気にすんな、俺だってそこまで鬼じゃねえ」

「よっ、おに~のふ~くきょ~くちょ~」

 バッと腰の刀に手を伸ばす土方。

「総悟・・・死にたいか?」

「テメーが死ねクソヒジカタ」

「ああ``!?」

「ちょっとやめてください二人とも!!」

 あわてて止めに入る真奥。何べんもあったのか、慣れた手つきである。

「とにかく今は人質にされた方々の救助が先です!!行きましょう!!」

 そういって真奥は二人の手をとって駆け出した。不満そうな顔も一瞬だけで、土方も沖田もすぐに真剣な表情となる。

 かくして扉は開かれる。待っていたのは・・・

 

「・・・なかなか前奏が長かったでござるな」

 

***

 

時はもどりて、ターミナル下の混戦地帯。

 エミリアの人外な突進の威力の程は、

「・・・・」

「・・・・」

「・・・・」

 

「「「・・・は?」」」

 

 敵も味方も度肝を抜かれ、そこに立ち尽くすしかなかった。

「あのー新八くん?つかぬ事を聞くけどさー。・・・なんなの、彼女?」

「・・・その、勇者です」

「それと姉御ネ!!」

 すでに、近藤のライフは0を下回りました。

 それほどまでの、常識外のパワーだった。同時にそれは、敵に畏怖と、味方に士気を与える結果となる。

「な、なんだあいつ・・・」

「じゅうぶんやばかったけど・・・マジ、ありえねえ」

 

「なんだ、いまのは・・・」

「おい、こりゃチャンスじゃねえのか!?」

「局長、おねがいします!!」

「お、おう・・・総員、とつげきだぁぁ!!」

「「「おお!!」」」

 

 勝てる。名も知らぬ人だが、この好機を無駄にするまい。

 まさに、彼らの顔には、希望が見え始めていた。

「よし、僕らも行こう神楽ちゃん!銀さんや恵美さんにまけないようにしないと!!」

「・・・」

「・・・神楽ちゃん?」

 新八は、傘を振り回さず、ただ上空の一点を凝視する神楽を不審に思い、その視線の先を追う。

「・・・!!」

「なに、アルか・・・あれ!?」

 

 それは、ただの一人の、堕天使“ルシフェル”。

 

「あれ、まだぜんぜん盛り上がってないじゃん、つまんないなぁ・・・」

「それじゃ、いきますか」

 

 手に収束した魔力。次の瞬間には、あたり一面に、

 爆撃。魔力弾の嵐が吹き荒れた。

 

***

 

「あのさ、」

「ん、なんだよジム?」

「おれらさ・・・ぶっちゃけ暇じゃネ?」

「まあな・・・まあ二、三人なかに入れちゃったけど、その程度なら上の方が始末するだろうし」

「そうそ、ただの見張りでいいって言われたモンなー」

「なー」

「ところで、サム」

「おいおいなんだいジムくん?」

「あれってなんだ?」

「あれって・・・」

 

 ドガァァァン!!

 

 ジムとかサムとかいうやつらは、地上の彗星に一気になぎ払われた。

 もちろん彗星とは、エミリアのことである。

「ふぅ・・・ここまで派手にやると、さすがに、キツイわね」

「たりめぇだバカヤロー!!俺を殺す気かぁ!?」

 すでに銀時のテンパは救いようのないほどに暴風に蹂躙され、荒れ果てている。

「テンパはどうでもいいだろうが!?テンパに悪いやつはいねぇンだコンチクショー!」

「・・・?ま、まあ気を取り直していくわよ」

 銀時の誰にたいしてなのか、突然の怒りに首をかしげつつ、歩き出す。

 銀時を、小脇に担いだまま。

 おまえなぁ、と呆れかけた銀時の口が、急につぐんでしまう。

 恵美の纏う破邪の鎧   元をただせば聖法気、それが、徐々にぼやけ始めている。細かい、細かい光の粒子が大気中に離散していく。小さな事もようでいて、それがとても重大なことにあるのは、誰よりも銀時が理解している。

 聖法気の、枯渇。

 もうすでに、恵美の体力は限界に近いはず。枯渇したからといって即死するわけではないが、全身を循環する聖法気、なくなれば体に与える影響はただでは済むまい。

「恵美・・・」

「ん?どうしたの銀時」

 それをおくびにも出さず、平然を装う。なにが彼女をそこまで駆り立てるのか?

 復讐か、正義感か、それとも予想外の事態への、焦燥か。

(ま・・・俺が悩んで、どうにかなることではないか)

 そう、なにがどうなろうと、たとえ柳生九兵衛が男性とイチャコラする事態に陥ろうとも、結局は、自分自身の問題だ。

 だから、現状、銀時のやれることは。

 

   恵美を、そっと見守ること。

 まあ、そっとなんて彼の性分ではない。

 よって、

「恵美、とりあえず降ろせ。さすがにあれは抱えたままじゃ荷が重いだろ?」

「え、なにいって・・・!」

 突如知覚した、さっきの巨大さに、思わず歩みを止める。

 

「さーて、そろそろ真ち登場ッスよ!!」

「わたしは戦闘向きではないのですが・・・まあ、今回は勝算があることですし」

「コハァ・・・」

 

 来島また子。

 武市変平太。

 名も知らぬ、荼鬼尼×3。

 

 今までとはあまりに違う相手の気配に、思わず恵美の背中に冷や汗が垂れた。

 

***

 

「なるほど、これは綺麗な和音を奏でる。しかし  」

 べベン、と相槌のようにならし、敵を静かに、無感動に見つめる。

「しょせん、荒いだけの、三流ロックでござる」

 刀に重心を預け、しきりに肩で息をする警官三人は、その言葉に口を歪ます。

「ほぉ・・言ってくれるじゃねぇか」

「確かにそうかもしない、けど」

「あいにく、ここからが一のサビでございまさぁ!!」

 グッと力を込め、ばらばらに立ち上がる。血にまみれようとも、その目はぎらぎらと滾る。

 だが、満身創痍なこの状況では、さすがに分が悪い。

「心配せずとも、あと三十分ごの爆撃が済めば、五体満足に返還するでござる。だから、」

「ひけ、とでも?言うかボケ」

 腰を落とし、素早く河上の懐に飛び込む。だが、速度も落ちた今、

「かわせぬ道理はない、でござる」

 刺突を難なくよける。そして刀を抜き、上空の、

「グッ!!」

 真奧の上段切りも難なく弾く。

「で、終わりだとおもいまさぁ?」

「っ!!」

背後からの沖田の右切り上げを紙一重で回避し、そのまま、

「土方さん!!」

「もらったぜ、河上万斉!!」

 風をも切りかねない荒々しい太刀が

 

届くことなく、阻まれる。

「!?」

「これまでで一番良いコンビネーションだったでござる・・・まあ、」

 

「結局は、拙者を本気にさせただけのこと」

 

 気づけば沖田も、真奧も一歩も動けずに茫然としている。

「チッ・・・あれか、三味線の弦か」

「ご名答、といっても前に披露したでござるな」

 刀にぐるぐるとまかれ、鈍い光沢を放つ、鋼鉄の弦。伊東鴨太郎の変の際、銀時や土方たちを苦しめた、厄介な攻撃手段。

「そちらの初見の方のため・・・たかが弦だと思うと、誤って肉を断つ恐れがあるでござるよ」

「!!」

 驚きに染まった真奧の顔を見ながら、「白夜叉には効かなかったでござるが・・・」と呟く。まあ、このメンバーにあの芸当ができる者はいない、と思い直す。

「で・・・どうする気だ。これでチェックメイトとでもいうつもりか?」

「まあ、そんなもんでござるよ」

 興味をなくし、立ち去ろうとする万斉。ギリ、と歯噛みする彼らに、ああそう、と思い出したかのように声をかける。

「そういえば、そろそろルシフェル殿も制圧が完了する頃でござるな・・・予定通り、なら」

「「「!?」」」

 いま、何と言ったのか、このグラサン侍は。

 それが本当なら・・・

「計画が、ひっくり返るじゃねえか・・・」

 幹部連中は揃ってターミナルにいるはず。それは万事屋も、真選組も同じ認識だった。このままでは、

 下にいる者は   

「拙者も止めようかと思ったが・・・何分、わがままさの程は、先日の襲撃事件で証明されているでござるよ」

「!あれは・・・あの馬鹿ニートだったのか・・・」

 エンテ・イスラ侵略当時から彼の性格を熟知している真奧は、なぜ気付かなかったのか、下唇をかんで悔やむ。

 

「・・・んじゃねぇ」

 

 ミシッと嫌な音が、万斉の手元の三味線から漏れる。

「ッ!?ば、ばかな・・・」

 白夜叉しかできないとおもっていた、蛮行。

 まさか、それが、

「ふざけんな・・・そうそうてめえらの思い通りになると思ったら・・・」

 こんな、剣を振り回すだけのマヨラーに・・・

 

「痛い目みんだよクソガァアア!!!」

 

 やすやすと、突破されるとは。

「も、もしや・・・」

    内なる修羅を、呼び起こしたか。

「んなわけ、このバカ土方におきるわけないじゃないでさぁ」

「!?」

「いや、この状況でケチ付けるのはやめましょうよ・・・」

「・・・」

 もはや、口をただ開ける事しかできない。万斉の目に映るのは、

 ぼろぼろの弦を纏う、三人の侍。誇り高き男たち。

 

「つうわけで、ここは頼んだ、沖田と真奧」

「はぁ?誰が土方なんかに手柄を譲ってんですかい?」

「はっ、任せてください!!・・それと、彼に連絡を・・・」

「・・・あいつか?理由は知らんが・・・わかった」

「サイナラマヨネ~ズ」

「あ、まて総悟!!抜け駆けしてんじゃねえぇぇ!!」

 嵐のように、まるで少年のような無邪気さを思い起こさせるような、緊迫感もなにもない。だが、それは、彼らなりの、覚悟のあり様だ。

「さて・・・ここからは、こっちのターンだB級ザムライ」

 ようやく正気に返った万斉が放った弦を、刀に絡めて封じてから、言い放つ。

 

「一番隊真奧貞夫・・・参る!!」

 




今回はちょっと詰め込みましたかね・・・。6000文字越え。

さてさて、覚醒フラグのたった真奥!
そして、恵美たちの戦いの行方は!?
そして・・・

乞うご期待!更新、多分遅れます・・・。
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