風を操る者   作:海虎

16 / 46
まだ過去編か阿知賀編かは決まってないので希望の方は感想欄で言ってください。


第十四局

合宿2日目 今日は朝から麻雀をしていた。風音も1局終え休んでいた。

 

風音「コーヒーはやっぱりうまいな」

 

久「あら福路君サボりかしら?」

 

風音「サボりだなんて人聞きの悪い、さっきまで打ってたので休憩ですよ休憩」

 

久「休憩ねー東場で和をトバして終わらせてなかったけ?」

 

風音「それに俺は休憩している間も待ってるんですよ」

 

久「何を?」

 

風音「しばらくすればわかりますよ」

 

美穂子「風音少しいいかしら?」

 

風音「姉ちゃんか・・・じゃあ呼ばれてるんで行きますね」

 

久「えぇ」

 

 

 

風音「それで何の用?」

 

美穂子「皆さんにサンドイッチとおにぎりを作ろうと思って風音も手伝って」

 

風音「まぁ少しくらいならいいよ俺はサンドイッチ作るから姉ちゃんはおにぎりを作って」

 

美穂子「わかったわ」

 

美穂子は嬉しそうに台所に風音と並んで立つ

 

風音「何ニヤニヤしてんの」

 

美穂子「えっそんな顔してた?」

 

風音「軽くね」

 

美穂子「久しぶりで楽しいなーって思ってたの風音が家にいた頃はよく一緒にやってたけど高校に入ってから1年の春休みまでずっと帰って来なかったし」

 

風音「あの時は色々整理が着いてなかったから」

 

美穂子「前も言ったけど心配してたんだからね」

 

風音「・・・ごめん」

 

美穂子「それにちゃんと仲間ができてて私は嬉しいよ。去年までの風音だったらこういうイベントにも来なかっただろうしこんなに会話続かなかっただろうし」

 

風音「全部部長のおかげだよ。今の俺があるのは・・・。部長が麻雀部に勧誘してこなかったら俺は今も両親と和解できてなかったよ。本当に感謝してるんだ」

 

美穂子「ふーん。随分楽しそうね竹井さんの話をする時は」

 

風音「そんなことない」

 

美穂子(無自覚なのかしら)

 

風音「そういう姉ちゃんはどうなんだよ」

 

美穂子「私には風音がいるから」

 

風音「はいはいわかった。こっちは終わったけどそっちは?」

 

美穂子「こっちも終わったよ」

 

風音「じゃあ行こう」

 

 

美穂子「おにぎりとサンドイッチ作ってきました」

 

久「いただくわ」

 

そういい風音が持ってたトレーからサンドイッチを食べる

 

風音「部長どうですか?」

 

久「美味しいわよ、これ福路君が作ったの?」

 

風音「姉ちゃんの提案で」

 

久「なるほど、おにぎりの方もいただくわ」

 

池田「いただくし!」

 

優希「いただくじぇ」

 

純「おっサンドイッチじゃん!サンキュ風音」

 

久「あなたのとこのキャプテンはいいわねえ気が利いて料理も麻雀もうまくて」

 

吉留「あげませんよー」

 

池田「それにそっちにも料理がうまくて麻雀が強い男子がいるし!」

 

久「それもそうね」

 

こちらで福路姉弟の料理を食べながら談笑しているとあっちの卓がガヤガヤしてきた。その卓には咲、衣、藤田プロが座っており1人空いた状態だった

 

文堂「あの卓すごい」

 

蒲原「入りたくないなー」

 

久「へぇ」

 

久「じゃあ私が入って久しぶりに本気出しちゃおうかしら」

 

風音「部長待ってください」

 

久「風音君入りたいの?」

 

風音「いえ違いますよ。あの二人とは昨日散々打ったので・・・風音君?」

 

久「あなたのお姉さんと混ざるから読んだのよダメだったかしら?」

 

風音「別にいいですけど女同士で名前呼ぶ方がいいんじゃ」

 

久「確かにそれは普通だろうけど私は貴方と付き合い長いじゃないずっと苗字呼びだっからちょうどいいと思って」

 

風音「なるほど」

 

久「それは置いといてどうして止めたのかしら」

 

風音「もうしばらくすると面白いものが見れるからですよ」

 

久「面白いもの?」

 

風音「きたようですよ」

 

風音立ちの前を透華が通り過ぎる。

 

久「今の龍門渕さん?」

 

風音「ええ、あの状態の透華さんは去年の全国以来見てませんでしたから」

 

久「いつもとは違うってこと?」

 

風音「ええ見てればわかりますよ」

 

卓に透華がつき対局が始まったが咲、衣、藤田プロの3人を相手にして圧勝していた。だがいつもの透華と違うということは見学者全員が対局を見てわかった。咲達と行った対局は4回その全てでトップを取り続けていた。

 

風音「部長さっき俺は待ってると言いましたよね」

 

久「ええまさか」

 

風音「この状態の透華さんを待ってたんですよ」

 

そう言うと透華達の卓に風音は向かった。

 

風音「藤田プロ変わってもらえませんか?」

 

藤田「ああいいぞ」

 

風音「ありがとうございます」

 

冷し透華「風音さんよろしくお願いしますわ」

 

風音「こっちこそよろしく」

 

 

 

 

透華「ハッ!」

 

龍門渕の部屋で目を覚ました

 

一「透華」

 

智樹「おめざめ」

 

透華「夢・・・夢オチですの!」

 

一「衣と清澄の人とプロ相手に連勝してたことなら」

 

智樹「夢じゃない」

 

一「風音君が牌譜をとってくれてたんだ」

 

一「透華3人と4ゲームしたあと風音君と対局して終わったところで気を失っちゃって・・・心配したよ」

 

透華「こんなの・・・こんなの私じゃありませんわっ!きゃっかですわ!」

 

一「透華」

 

透華「これでは原村和とスタイルが違いすぎますわ!それに今の私で風音さんに勝たなければ意味がありませんわ!」

 

一「えっ?」

 

透華「あれは・・・噂をすれば高遠原中学」

 

智樹「原村和のいた中学校」

 

一「あぁそれで」

 

透華「関係ないですわ!」

 

 

 

その数時間後

 

風音(この合宿に来てよかったよ。知りたかった情報が手に入ったし尚且つその人と打てた。これで今年はあいつとの勝負が楽しみになってきた。去年はあいつはまだ参加していなかったが今年はいるそこで全力でやってやるからな■■。2年前よりも強くなってなかったらしょうちしないからな、今度こそ俺を満たしてくれよ)

 

風音は外で風に当たりながら夕暮れの空を見ていた。

 

久「こんな所にいたのね風音君」

 

風音「部長どうしたんですか?」

 

久「もうそろそろ夕食の時間だから呼びに来たのよ」

 

風音「そうでしたか・・・そっちはどんな感じでしたか?」

 

久「そうね、宮永さんもマホさんの存在で浮かれてた所も引き締めたようだしまこも初心者の打ち方見れたからうまくいったわね」

 

風音「それはよかった」

 

久「風音君は打たなくて良かったの?似たような事ができるもの同士の対局私は見たかったわよ」

 

風音「今日は縁がなかったということで」

 

久「あなたの方は全国への準備は順調?」

 

風音「ええ今日は見たかったものが見れたし強い人とも打てたので準備はいい感じになってますよ」

 

久「じゃあそろそろ戻りましょうか」

 

風音「そうしましょう」

 

 

 

 




合宿編はあと2話か1話で終わります。■■の部分は過去編と阿知賀編に登場する予定です
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。