合宿2日目の夜、自由時間を各々で過ごしていたがほとんどが大部屋で雑談をしていた。そこで話題になったのが風音と京太郎のことであった。もちろん本人達はいない。
池田「そういえば清澄の須賀君だっけほんとに最近まで初心者だった?」
咲「京ちゃんですか?そうですよ」
優希「入った当初の京太郎は酷かったじぇ」
和「初めての合宿の時当たりから今の須賀君の打ち方になってきましたね」
池田「そんな!」
文堂「それで県予選個人戦3位って凄すぎませんか!」
久「確かにすごいことよね」
まこ「まさかここまで化けるとはあの時は思っとらんかったからの」
加治木「化ける?」
久「さっき和が言ったように合宿の時当たりから今の須賀君に近づいてきてたのよ。そのきっかけと言うかアドバイスをして化けさせたのが風音君なのよ」
咲(!部長いつの間に福路先輩を名前で)
桃(風音君の話題を後で振ってみるのも面白そうっす)
美穂子(あらあら)
透華「やはり風音さんでしたか・・・何をなさったんですか?」
久「彼がやったのはとにかく色んな人の牌譜を見せることと彼の観察眼と場の流れを読むことを意識させるように打たせたことよ」
透華「観察眼?」
咲「京ちゃん中学まではハンドボール部のキャプテンだったんです。福路先輩が言ってたんですがそういうスポーツやるのには観察眼とか場の流れを察知する能力が必要だから京太郎も持ってると思ってたからそれを鍛えたって」
加治木「たったそれだけで」
一「やっぱり風音君すごいや」
透華「そうですわね。だからこそ倒しがいがあるというもの」
池田「そういえば福路はいつ練習してるんだし!この須賀君のことを教えてたりしたら自分の事をする余裕ないし!」
久「私もそれが気になって聞いたことがあるんだけど教えてくれなかったわ」
美穂子「少し話が変わってしまうのだけれど風音はそっちでうまくやってますか?」
久「ええ上手くやってるとは思うわよ。」
桃「でも風音君なんか1年生と少し距離があるような気がするっす」
久「確かにね。風音君へ1年生にもアトバイスとかは上げてるけど少し距離があるなと感じる時はあるわ」
和「確かに会話をしてても少し違和感などを感じることがあります」
優希「あった時よりかは話すようにはなったじょ」
咲「確かにあまりあっちからは関わってきませんでした」
まこ「私らはまだ1年はあいつと一緒じゃからもう少し頑張るかの」
美穂子「あの子は時々誤解されるようなことを言うかも知れませんがよろしくお願いします。」
久「こちらこそ風音君にお世話になります」
久「そういえばどうして風音君は龍門渕の人達を名前で読んでたのかしら」
透華「それは去年の全国大会が終わった頃の話になりますわ」
一「全国大会が終わって東京観光してる時に電話があったんだよ。風音君から練習試合の申し込みがね。全国での衣の試合を見て打ちたいと言ってたから衣が興味を持ってね。その時初めて風音君とあったんだ」
久「それでどうだったの?」
透華「衣以外はみんな風音君に惨敗しましたわ、それから彼の個人戦が終わってから何度もうちに招き練習試合をしてましたのその時にお互いを名前で呼び合うみたいになったんですの」
久「なるほど去年どこかにいってたけど龍門渕だったのね」
咲「でも衣ちゃんは天江さんってよんでますよ」
一「それはね衣はお姉さん扱いされるのが嬉しいみたいで天江さんの方が衣さんよりお姉さんっぽいからそっちにしてって言ったんだよ」
咲「そうなんだ」
加治木「そういえば桃は福路君と幼馴染だったな」
桃「先輩どこでその事を」
加治木「昨日本人に聞いたら教えてくれた。なんでも桃を初めて見つけた人だって聞いたぞ」
桃「///そっそうっす。風音君が初めての友達で初めて私を見つけてくれた人っす」
久「すごいわね風音君、色んな人と交友関係があったなんて」
その頃
衣「かざねは麻雀楽しいか?」
風音「どうしたんですか?急に」
衣「かざねも衣と一緒でずっと勝ってきていた。最近まで衣はあまり麻雀が楽しくなかった、衣が勝つと周りから人がいなくなってしまうから」
風音「俺は楽しいですよ。強すぎて色々言われて凹むこともありますけど強い人と戦うことは好きですから例え勝って周りから人が消えても強い人と戦うことは辞めないでしょうね」
衣「それはどうしてだ?」
風音「いつか自分を倒してくれる存在が現れるかもしれないそしてまたそいつに再戦をして勝った負けたの勝負がしたいからかな」
風音「それに天江さんも今は麻雀で友達もたくさんできて楽しいんでしょ」
衣「うん!楽しいぞ。かざねも麻雀を楽しいと思っててくれてよかった。」
風音「じゃあ俺そろそろ部屋に戻りますね」
衣「おやすみかざね」
風音「おやすみなさい天江さん」
そういい部屋に向かいながら考える
風音(麻雀が楽しいか?か・・・さっきはあんなこと言ったけど時々わからなくなることがある。何故麻雀をやっているのかと天江さんの言う通り勝っても周りから人がいなくなり、対戦相手から罵倒される。そんな中で何故続けてるのか)
風音(やっぱりあいつとの約束かな麻雀を続ける理由は今は自分の強い奴との戦いを求めるよりもあいつとの約束の方が大事なのかもしれないな)
そして部屋につき泥のように眠った。
翌日合宿最終日 皆朝食を済ませて部屋で荷物をまとめる。そして各自の学校で解散をする。
透華「風音さんを少しお借りしてもよろしいかしら」
久「いいですよ」
風音「なんですか?透華さん」
透華「今年は東京に行く前に1度うちにいらして下さらないかしら?まだ衣が風音と打ちたいと言っておりまして」
風音「それくらいなら」
透華「ありがとうございますわ、では日程は改めてお伝えしますわ」
風音「はい」
透華「ではわたくし達はもう行きますわ。ごきげんよう」
衣「かざねーまた遊ぼう」
そういい透華達は合宿所を後にする。風越と鶴賀ももう行くようだ。
風音「ただいま戻りました」
久「じゃあ私達も帰るわよ」
一同「はい」
こうして4校合同合宿の幕は閉じた
雑で申し訳ありませんでした。次は過去編か阿知賀編のどちらかをやります。順番としては過去編→阿知賀編→全国編もしくは阿知賀編→全国編→過去編のどちらかですね。どちらにしても主人公が打たない場合はかなり簡略化しますご了承ください。