風を操る者   作:海虎

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原作との変更点
灼が中堅、憧が副将

駄文注意


第九局

抽選の翌日ホテルではミーティングが行われていた。

 

赤土「もう見てると思うけど昨日の抽選結果」

 

穏乃「清澄とは完全に逆側じゃん!」

 

憧「そうだよ。昨日玄が決勝まで行かないとねって言ってたじゃん」

 

穏乃「でも和達の学校と当たる前にとんでもないとことあたる」

 

久美子「白糸台高校」

 

憧「私達が誰も勝てなかった三箇牧の」

 

玄「荒川憩さん」

 

憧「あの人が言ってた。白糸台の宮永照はヒトじゃないって」

 

一同が暗くなる・・・

 

赤土「ま暗くなったところでどうなる訳でもないとりあえず最初のタスクをひとつずつ」

 

穏乃「東京見物!」

 

憧「切り替えはや!」

 

赤土「それはインハイが終わってから今日はホテルでテレビの前」

 

宥「左上ブロックの1回戦の観戦でしょうか?」

 

赤土「いや富山・福島・岡山の地区大会の映像だよ」

 

灼「昨日の」

 

赤土「そそ」

 

赤土「初戦の相手をチェック確実に倒せるようにね・・・あと準決勝から久美子を入れるわ」

 

穏乃「どこに久美子さんが入るんですか?」

 

赤土「灼には悪いけど中堅を久美子と変わってもらう」

 

灼「!」

 

赤土「おそらく準決勝には白糸台と千里山がくるその中堅を抑えないとうちの勝ちはない。灼ごめんなさい」

 

灼「私は大丈夫です。久美子に準決勝からは任せます」

 

久美子「・・・」

 

灼「私の分まで頑張って」

 

久美子「うん」

 

赤土「じゃあ始めましょう」

 

そして1回戦の相手の情報を得るために対戦の映像を見る。そして翌日1回戦の結果をいえば阿知賀高校がぶっちぎりで突破した。久美子は1人でホテルの近くを散歩していた。そして夕日が綺麗な公園を見つけてベンチに座っていた

 

久美子「灼ちゃんには悪いことをしちゃったな」

 

そうつぶやく。

 

久美子(でも私はその分勝たないと)

 

すると後ろから声が聞こえた

 

風音「久しぶり久美子」

 

久美子「えっ?風音くん!どうしてここに?」

 

風音「いや俺も個人戦があるし団体でうちの女子が参加してるから」

 

久美子「いやそういう事じゃなくて、どうしてここに居るのってこと」

 

風音「あぁそういう事か。風に当たりたくて散歩してたんだそしたら久美子がいたから声をかけたんだよ」

 

久美子「私と同じか」

 

風音「なんか悩み事?」

 

久美子「うん。私補欠だったんだけど私準決勝から出ることになってあっ」

 

風音「別に部長達に言うような真似はしないよ、それで自分が出ていいのかって事で悩んでるのか」

 

久美子「うん」

 

風音「そんなこと気にしてたらキリがないぞ。久美子達の目標がどこかは知らないけど勝つためなら仕方の無いことだよそれに変わる子も全力でやってるなら久美子はそれに応える義務がある・・・団体戦嫌いの俺が言うことじゃないけど」

 

久美子「ありがとう風音くん」

 

風音「それに大会で活躍できれば国麻に奈良代表で選ばれるかもしれないだろ国麻は男女一緒だからな個人戦なら俺とも戦える・・・俺が選ばれればの話だけど」

 

そう言い風音はベンチを立つ

 

久美子「そっかなら選ばれる位の活躍を見せなきゃね・・・風音くん」

 

風音「ん?」

 

久美子「いやなんでもない。個人戦頑張ってね」

 

風音「あぁじゃあな」

 

 

 

 

 




中途半端ですいません。阿知賀編は久美子の出番以外は基本原作通りなので久美子の試合しかやりません要するに準決勝中堅だけやります。それが終わったら全国編書こうと思っていたのですが先に過去編を書こうと思ってます。その過去編まえに番外編をやります。

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