第一局
pipipi
携帯のアラームがなっていた、それを寝ぼけながら止める。
風音「よく寝た。・・・はぁ今日から学校かめんどくせーな。」
この少年福路風音は少し前まで車に轢かれ入院していたのだがその時の怪我も完治したので昨日退院していた。既に新学期が始まっているのでこれ以上授業に出ないわけにもいかなかった
風音「もう少し休んでいたかったけどこれ以上休むとやびいからなちゃんと行かないと」
制服に着替えてから朝食(カロリー○イト)を食べ学校に向かった。
学校につき職員室に向かい教室を確認してそこに入った。もう既にクラス内にグループもできていたのでボッチが確定していた。
女1「あんな子うちのクラスにいたっけ?」
女2「いなかったけどあっ今まで休んでた福路君じゃない?」
男1「あの見た目で男なのか?」
女2「そうなんだよ、女の子って言われても違和感ないよね」
男2「でもどうして今まで休んでたんだ?」
女2「1年の最後の方に車に跳ねられたらしくてそれで入院してたっぽいよ」
女1「なんであんたがそんな事知ってんのよ」
このようなやりとりがクラス中どこでも繰り広げられていた。この後教師がきてHRをはじめたその時に俺の紹介がされクラスメイト達は納得したようだった
放課後
風音「さてと行くか」
女1「えっと福路君だよね」
風音「そうだけどなんか用?」
男1「これから遊びに行くんだけど思えも一緒にこないか?」
風音「ごめんこれから部活があるんだ」
女1「そっそうなんだ、ごめんね」
風音「こちらこそ誘ってくれたのにごめね、じゃあ行くから」
そういい風音は旧校舎に向かった
その頃旧校舎
久「そういえば今日だったわね」
まこ「何がじゃ?」
久「福路君が復帰する日よ」
まこ「そうじゃったのー」
咲「あの福路君って誰ですか?」
優希「しらないじぇーのどちゃんは何か知ってるか?」
和「わかりませんね、どこかで聞いたことのある名前ですが。部長」
久「何かしら?」
和「さっき言っていた福路君とは誰なのですか?」
京太郎「俺も気になります」
うっていた1年生4人がこちらをむく
久「ふくじ」
コンコンとドアがノックされた
久「来たみたいね、どうぞ」
そう言われると扉が開いたそこには1人の男子生徒が立っていた
風音「福路風音!今日から復帰させていただきます、久しぶりです部長、あと染谷も」
久「久しぶり少し痩せたわね」
まこ「あとは余計じゃ」
久「じゃあ1年生にも自己紹介してあげて」
風音「はい。福路風音2年よろしく」
久「それだけ?」
まこ「まぁこいつはこういうやつじゃからのぉ」
風音「別に他に言うことはないでしょ・・・なら1年生なんか質問ある?そんときに名前も教えて」
優希「はーい、片岡優希だじぇ。どうして今まで来てなかったんだじょ?」
風音「少し前に跳ねられてね、少し前まで入院してたんだじゃあ次は」
和「原村和です。私は特にはありません、ですが先輩の実力は知りたいです」
京太郎「はい須賀京太郎です。福路先輩はいつから麻雀始めたんですか?」
風音「小学6年くらいかな、最後は君か」
咲「みっ宮永咲ですよろしくお願いします。私も先輩がどれくらいの実力なのか知りたいです」
風音「へぇ。宮永さん達が俺の実力を知りたがってるから打ってもいいかい?」
久「いいわよ。なら福路君、咲、和、優希で入ってでもその試合が終わってからね」
咲、和、優希「わかりました(わかったじぇ)」
そして試合が終わる
京太郎「部長俺は?」
久「須賀くんはたぶん相手にならないだろうから見学よ」
京太郎「そんな」
久「言い方が悪かったわね、1年生と言うよりこの部室の誰もたぶん相手にならないわ」
和「っ!」
優希「そんな強そうにはみえないじょ」
久「打ってみればわかるわ」
それぞれ卓につく
風音「じゃあよろしく」
風音の後ろから風がふくイメージが咲には見えた
咲(この人)
風音(オーラを出して反応したのは宮永さんだけか)
東一局
和親番
ドラ表示牌{九萬}
風音手牌
{一萬一萬一萬①⑤⑦一索一索五索六索北北北}
風音(なるほどこの卓には俺の支配をうわまわる人はいないってことか、それとも隠してるのか・・・どちらにしろ様子見だな)
4順後
風音手牌
{一萬一萬一萬⑤⑥⑦一索一索五索六索北北北}
ツモ{一萬}
風音(あちゃー様子見のつもりだったんだけど仕方ないか)
風音「槓!」
咲(その牌は)
一萬子4枚を晒し嶺上牌をつもる
ドラ表示{九萬、南}
風音手牌
{⑤⑥⑦一索一索五索六索北北北}
{一萬裏裏一萬}
ツモ{七索}
風音「自模!嶺上開花は4000、2000」
優希「咲ちゃんみたいだじぇ」
和「たまたまです。」
咲(この感じ昔のお姉ちゃんよりもすごい)
風音「次行こうか」
東二局
和:21000
咲:23000
優希:23000
風音:33000
咲親番
ドラ表示牌{⑤}
風音(お次は片岡さんでいくかな)
風音手牌
{⑥⑥六萬八萬九萬五索六索七索東東西西西}
ツモ{七萬}
風音「リーチ!」
{横六萬}捨て
優希「はい?」
咲「ダブリー!」
和「えっ」
和「・・・」
{⑨}捨て
咲(これは危ない気がする)
引いた東を捨てずに和に合わせた
{⑨}捨て
優希「いくじぇ!とおらばリーチ!」
{横南}を捨て
そして風音のツモ順
風音「自模!6000、3000」
風音手牌
{⑥⑥七萬八萬九萬五索六索七索西西西東東}
ツモ東 裏ドラ{一萬}
優希「そーゆーのうちのお株なんですけど!」
和「たんなる偶然です、その運もそろそろつきます」
咲(なんだろう今までの局、なんかすごい違和感がある)
東三局
和:18000
咲:17000
優希:20000
風音:45000
優希親番
ドラ表示牌{3索}
風音(原村さんのも模倣といきたいとこだけど彼女のうちかたはスキがありすぎて宮永さんあたりにやられそうだ。今回も宮永さんの模倣でいくか)
風音配牌
{①①③④⑤⑥⑧⑨二索九索南南南}
風音(いい感じだ。)
数順後
和「リーチ!」
{横南}を捨てリーチをかける
風音「槓!」
手配の南を3枚見せてたおし嶺上牌を引く
風音手牌
{①①②③④⑤⑥⑦⑧⑨}
{南南南横南}
ツモ{①}
風音「自模!嶺上開花!8000の責任払い」
和「はい」
優希「咲ちゃんみたいだじぇ」
咲(やっぱりこの人私の打ち方を模倣してる)
久「やっぱりこうなったわね」
まこ「あんたも人が悪いのぉ。あいつが何者なのか教えないとは」
京太郎「えっ?あの人なんかやったんですか?それにここまでの結果がわかってたみたいな言い方して」
久「須賀くんもしらなかったの?知ってるものだと思ってたわ」
京太郎「あとさっきから見てて思ったんですけど福路先輩さっきから優希や咲きみたいな打ち方してません?」
久「気づいてたのね、対局が終わったら正体とか色々はなすわ」
そして3人は対局を見る
東四局
和:10000
咲:17000
優希:20000
風音:53000
風音親番
ドラ表示牌{北}
咲「あっあの」
風音「なんだい?」
咲「間違ってたらすいません。模倣してますよね」
風音「ふーん気づいたんだ。でも気づいた所で何も出来ないよ」
そういいオーラを放ち威圧する
風音手牌
{③⑤⑥四索六索四萬五萬六萬白発東東東}
ツモ{④}
{③}捨て
7順目
風音手牌
{④⑤⑥四索六索四萬五萬六萬白発東東東}
ツモ{5索}
{横発}を捨て
風音「リーチ!」
優希「はやいじぇ」
8順目
ツモ{東}
風音「槓!」
東を4枚倒し暗槓し嶺上牌をツモ切り
{九萬}捨て
ドラ表示牌{北、北}
咲「そんな」
優希「やばげだじょ」
10順目
風音「自模!16000オール」
風音手牌
{④⑤⑥四索六索四萬五萬六萬白}暗槓{東裏裏東}
ツモ{白}
裏ドラ{7萬、①}
和:-6000 (トビ)
咲:1000
優希:4000
風音:101000
風音「原村さんのとび終了だね、部長俺そろそろバイトなんで帰りますね」
久「わかったわじゃあね福路君」
風音「皆さんさようなら」
そういい福路は帰っていった
京太郎「和がどばされるなんて」
優希「信じられないじょ」
久「言ったでしょここにいる誰も福路君には勝てないって」
咲「福路先輩は何者なんですか?」
久「彼は去年の男子個人のインターハイチャンピオンにして男子個人のインターミドルを3連覇した子よ」
京太郎「まっまじですか」
優希「すごいじぇ」
和「だから福路の名前に聞き覚えがあったんですね」
咲「全国のチャンピオン・・・」
京太郎「あとなんで福路先輩は優希や咲みたいな打ち方をしてたんですか?」
咲「それは私も思いました」
久「それは彼があなた達の打ち方を模倣してたからよ」
咲「やっぱり」
久「咲は気づいてたみたいね。彼は1度でも対戦を見た相手ならその相手の能力や打ち方、技術を全て模倣できるのよ」
和「そんなオカルトありえません、練習もせずに見ただけで真似できるなんて」
久「でも目の前で彼はやったじゃない」
和「それは」
優希「でもなんでそんな人がここの学校にいるのに有名にならなかったんだ?」
久「それは彼が取材拒否をしてるからよ、だからあんまり有名にならなかったのよ、まぁ彼目当ての部員は何人かここに来たけどいない事が分かったら辞めていったわ」
咲「そうだったんですか」
久「ええ、じゃあ今日はもう遅いからここで部活を終わりにしましょうか」
そうして今日は部活を解散した。