風を操る者   作:海虎

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駄文注意。


第二局

入学してから2ヶ月位がだった。麻雀部に入ってわかったことはやる気のある奴とやる気のない奴がハッキリしているということやる気のある奴は俺を含めて全体の3分の1程度しかいなかった。特に今の2年生にやる気のない奴が多く見られたそしてそれは1年にも伝染していく元々経験者だった奴でやる気のあるやつは俺ともう1人だけになり他は上級生に流された。未経験者だった奴らの半分も上級生に流された。だが俺はそんな事はどうでもよかったただ自分がどう勝つかについて考えており中学に入ってからは1度も自分の試合記録をとってもらわなかったことはなかった。そして県予選団体のメンバーが発表された。

 

神崎「これから県予選の団体メンバーを発表する呼ばれたものは返事をするように。」

 

神崎「先鋒 1年 福路風音」

 

風音「はい」

 

神崎「次鋒 3年 浜岡耕平」

 

浜岡「はい」

 

神崎「中堅 2年 八神冬夜」

 

八神「はい」

 

神崎「副将 2年 高橋信二」

 

高橋「はい」

 

神崎「大将 3年 灰原暦」

 

灰原「はい」

 

神崎「補欠 1年 東城悟 2年 小坂慶太」

 

東城「はい」

 

小坂「はい」

 

神崎「以上の7名で団体戦にエントリーする」

 

モブ1年「待ってください。どうして団体戦のメンバーに1年が二人もいるんですか?他の先輩方を差し置いて」

 

この一言により周りから批判の声が殺到した。

 

神崎「静かにしろ。理由は簡単だ真面目にやっとらんやつをだしても勝てる訳がないからだ。それに1年の何人かも上級生に流されて練習サボっとるみたいだしな。それに福路に先鋒を任せたのはこの部内で1番強いからだ。文句があるなら今すぐに福路を麻雀で倒してみるんだな。そしたら考え直してやろう」

 

すると辺りの声が収まった。そして俺は嬉しかった初めて姉以外の人に認めてもらえたからだ。そして俺は何としてでも神崎先生を全国に連れていきたいと心から思った。

 

神崎「では解散!練習に戻れ」

 

そして各々練習に戻っていった。俺はやる気のない奴らから憎悪のこもったの視線を向けられていた。

 

東城「やったな福路!」

 

風音「そうだな」

 

東城「お前反応薄いな嬉しくないのか?」

 

風音「別に・・・でも俺個人を見てくれてる先生を全国に連れていきたいとは思ってるよ」

 

東城「・・・」

 

風音「なんだよ」

 

東城「お前実は熱い奴なのか?お前からそんな言葉が出てくるなんて思ってなかったよ」

 

風音「・・・うっせ」

 

そして今日は半荘を3回うち部活を終えた。最近は姉も忙しいみたいで一緒には帰宅はしていなかった。

 

風音「ただいま」

 

母「おかえりなさい。ご飯できてるわよ」

 

風音「わかった」

 

いつもと同じ会話であった1日に姉以外の家族と話す回数は朝と夜のこの会話位でそれにも慣れてしまったため別に違和感は感じない。そしてリビングでご飯を取り風呂に入ったあとは男女問わず有力選手の試合記録を見て自分で分析しノートにまとめることを中学に入ってからの日課にしていたためそれをやっていたら部屋がノックされた。

 

風音「どうぞ」

 

父「またこんな時間まで起きてパソコンかどうせゲームでもしてるんだろう」

 

風音「別にいいだろ誰にも迷惑はかけてない、用事がそれだけなら出てってくれないかな」

 

父「お前・・・お前も美穂子を見習って勉強でもしたらどうだお前はいつも努力をしないだから美穂子と比べられて劣等感を感じるんだ。それにお前にゲームなんてしてる暇あるのか?お前の方が2年先に初めているのにいまだに成績をだせていないじゃないか」

 

風音「言いたいことはそれだけ?なら話は終わりだ。それにろくに俺のことを見ようともしない奴らに何を言われても何も思わない出てってくれ」

 

そう言い父を部屋から追い出した。するとまたノックの音がした。

 

風音「どうぞ」

 

美穂子「風音またお父さんと喧嘩したの?」

 

風音「喧嘩じゃない。言い合い」

 

美穂子「私は風音が何をしてるか知ってるから何も言わないけどお父さんだってあなたのことをおもって言ってくれてるのよ」

 

風音「・・・それで何か用?」

 

美穂子「あぁごめんね。風音団体戦のメンバーに選ばれたんでしょ」

 

風音「そうだけど誰から聞いたの?」

 

美穂子「神崎先生が教えてくれたの多分風音は聞かれなきゃ福路にも教えないからなって」

 

風音「そうなんだ」

 

すると姉が俺を抱きしめてきた。

 

風音「なんだよ姉ちゃん」

 

美穂子「あなたはすごいよ風音お父さん達はいうけど貴方は私よりもすごいわだって私には1年の時に団体戦のメンバーには入れなかったもの、それに風音は私よりも強いから絶対に個人でも結果を残せるよ」

 

姉はいつも俺が弱っていると思ったらこうして俺を励ましてくれる。これが俺が姉に当たる事が出来ない理由でもあった。それに姉に抱きしめられている間はとても落ち着く。しばらくすると姉が手をはなした。

 

美穂子「じゃあ私はもう寝るから部屋に戻るねおやすみ」

 

風音「待って」

 

そう言い自分が纏めたノートのコピーを姉に渡した

 

美穂子「これは」

 

風音「長野にいる女子の有力選手のデータ公式戦の試合記録から取ったやつだけだからどこまで信用できるかわからないけど」

 

美穂子「いいの?これ作るのに物凄い時間かかるじゃ」

 

風音「いいよ。姉ちゃんにはいつも世話になってるしじゃあおやすみ」

 

そう言いベッドに潜る

 

美穂子「ありがとう風音。おやすみなさい」

 

 

 

 




今回は甘めにしました。これから過去編の間は麻雀描写は多分あんまりないです。試合風景も簡単に書くだけであんま詳しくは書きません。大切な試合だけ書く感じです。
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