全国大会が始まる前に神崎先生が倒れた。会場にいく2日前に急病で倒れ病院に運ばれた病院で先生にすまないと謝られた。そして俺は全国大会の会場に1人で向かった。駅まで送りに来たのは団体戦を共に戦った先輩と姉だけだったが俺は勝って帰ってくるといい電車にのった。そして団体戦の優勝校が決まりその翌日に男子個人戦が開始された。俺は準決勝までは簡単に勝ち上がったが決勝戦はそう上手くいかないと思っており気を引き締めて決勝戦の会場に向かった。
パシャパシャ
カメラのシャッターオンがひきりなしになっている
うるさいな集中させてくれと思っていたら逆方向からもう1人歩いてきたその人を見た瞬間非汗が流れた。こいつはやばい奴だと俺の直感が言っていた。確か3年生だったよな学校はわからないけど確か千葉代表の神宮亜里沙女。そして一足遅れて対局室に入った。
風音「よろしくお願いします」
神宮「ん?あぁよろしくね」
挨拶を済ませたあたりで残り2人の選手も入ってきた。
決勝戦が始まった。神宮の打ち方が決勝戦で変わったことに周りは驚いていた。準決勝までの彼の打ち方は守りの麻雀だった。自分では絶対に振り込まず高い手が入るまで粘り高い手をトップにぶつけまくるという打ち方だったが決勝戦では攻撃的な打ち方に変わっていた東一局から東三局までの間で俺以外の選手から合計で20000点取っていた。そして神宮は俺の支配を上回っていたため俺に風牌が集まりずらくなっていた。だが神宮の能力はだいたいわかってきた。まだ確信はないけどあいつが槓したあとにリーチをかけた相手から点数を奪うの能力だと思う。
東三局 1本場
モブA:13000
モブB:17000
神宮亜里沙:45000
福路風音:25000
親番:神宮
ドラ表示牌{九}
1巡目
風音手牌
{一一①①②⑥⑧⑧⑨九索九索南南}
ツモ{⑨}
風音(まじかよ七対子聴牌か・・・だがここでかければ恐らく神宮から直撃を貰うことは恐らくないが様子を見るべきか)
{⑥}捨て
6巡目に神宮が槓をした。
新ドラ{中}
風音(これでリーチがかけられなくなったが他2人が気づいているわけもない)
神宮(ふーん、福路って子は気づいたみたいだけど他2人から取ればいい)
そして9巡目モブBがリーチをかける
モブB{横南}捨て
風音「ポン!」
{⑧}捨て
{南横南南}
風音(これでツモがズレたこれであいつがツモをあがりすれば俺の考察があっていることになる)
神宮(ツモをズラしたかー)
そして11巡目
神宮「ツモ8100オール」
{一一二二三三④④⑤⑤⑥⑥白}
ツモ{白}
風音(ほかがトバないか不安だけど、これであいつの能力がわかったこれならやりようがある)
東三局 2本場
モブA:4900
モブB:8900
神宮亜里沙:69300
福路風音:16900
親番:神宮
ドラ表示牌{④}
6巡目
風音(準備ができた)
{白}捨て
そして12巡目
神宮「槓」
{五索}で加槓
風音「ロン!」
神宮「えっ?」
風音「聞こえなかったか?」
{⑤⑤赤⑤⑥⑦⑧二索二索三索四索南南南} {五索}
風音「槍槓!12600」
東四局
モブA:4900
モブB:8900
神宮亜里沙:56700
福路風音:29500
親番:福路
ドラ表示牌{白}
風音(恐らく同じ手はもう通じないならやつよりも早くあがればいいが俺が勝つには倍満以上でなければつもあがりできない。ならここは連荘を狙うか?いやそんな流暢なことはやってる時間はない。それなら倍満にかける。この親は俺の支配がうわまわっている事を祈るしかない)
1巡目
風音手牌
{一一三三四四六七⑧⑨⑨東東東}
風音(支配をうわまわっているこれなら行ける)
{⑧}捨て
4巡目
神宮(さっきのはまぐれなのか?それとも狙ったのか?いやどちらにしろ暗槓と大明槓しかできない。それに刻子が俺の手配に1つしかない。まさかこいつも牌に愛された子なのか?)
8巡目
風音「リーチ!」
{横⑨}捨て
10巡目
神宮(ここで聴牌かだけど他からの差し込みは望めないがリーチをかけなくても倍満確定のこの手牌・・・だが聴牌にするには{東}をきらなければならない・・・いやまだこちらには余裕がある)
{東}捨て
11巡目
そして風音のつも
風音(こいつは切れない神宮も俺と同じで恐らく混一色か清一色手をはってるならこうやって逃げる)
風音「カン!」
{裏一一裏}
新ドラ{四}
{④}捨て
12巡目
神宮(まじかよここで{赤五}だとこれはこいつのあたり牌だけど俺はついてたな)
神宮「カン!」
{裏五五裏}
新ドラ{北}
{①}捨て
13巡目
風音「ツモ!12000オール」
風音手牌
{一一一三三四四四六七東東東} {八}
裏ドラ{①③}
実況「決勝戦終局!東四局での終局は初です!風越中学1年生福路風音選手新記録を打ち立てました!」
風音「ありがとうございました」
俺はすぐに対局室を出た。そして先生の携帯に連絡をする。しばらくすると先生が電話に出た
風音「もしもし先生ですか?」
神崎「そんなに慌てなくてもわかっとる。よく頑張ったな風音!」
風音「本当は皆で東京に来たかったですけど」
神崎「なら来年はもっと頑張らないとな・・・まずい看護師が来た。もうきるぞ」
風音「あっすいませんなんか邪魔しちゃったみたいで」
神崎「いやこっちからかけるつもりだったからいい。それと全国優勝おめでとう。じゃあまた学校で」
風音「はい」
電話をきった。その後は記者からインタビューを受けた。だが俺のコメントが気に入らなかった記者がいたのかもっと派手なコメントをと何回もせがまれたが拒否してホテルに戻った。
そして翌日。土産を買って俺は長野に帰った。
スカサハに入れた石の合計が300を超えました。ですが星四鯖すら出てきません・・・