俺は公園のベンチに知った顔が座っているのを発見した。その子は俺にとって大切な人だった為無視する気にはなれなかった。
風音「久しぶりに久美子」
久美子「えっ?風音くん!どうしてここに?」
風音「いや俺も個人戦があるし団体でうちの女子が参加してるから」
久美子「いやそういう事じゃなくて、どうしてここに居るのってこと」
風音「あぁそういう事か。風に当たりたくて散歩してたんだそしたら久美子がいたから声をかけたんだよ」
久美子「私と同じか」
風音「なんか悩み事?」
久美子「うん。私補欠だったんだけど私準決勝から出ることになってあっ」
風音「別に部長達に言うような真似はしないよ、それで自分が出ていいのかって事で悩んでるのか」
久美子「うん」
風音「そんなこと気にしてたらキリがないぞ。久美子達の目標がどこかは知らないけど勝つためなら仕方の無いことだよそれに変わる子も全力でやってるなら久美子はそれに応える義務がある・・・団体戦嫌いの俺が言うことじゃないけど」
久美子「ありがとう風音くん」
風音「それに大会で活躍できれば国麻に奈良代表で選ばれるかもしれないだろ国麻は男女一緒だからな個人戦なら俺とも戦える・・・俺が選ばれればの話だけど」
そう言い風音はベンチを立つ
久美子「そっかなら選ばれる位の活躍を見せなきゃね・・・風音くん」
風音「ん?」
久美子「いやなんでもない。個人戦頑張ってね」
風音「あぁじゃあな」
久美子の話を聞いていただけなのに凄い時間が経っていたのでホテルに戻る、明日は白糸台との練習試合だから早めに寝た。翌日
白糸台高校へ向かう、着いた時にあちらに連絡を入れると青髪と赤髪の女子が迎えに来た
菫「遠路はるばるありがとう福路君」
照「久しぶり」
風音「お久しぶりです、今日は呼んでもらってありがとうございます」
菫「いえこちらこそ来て下さりありがとうございます」
風音「別に敬語じゃなくてもいいですよ、他校とはいえ先輩なんですし」
菫「いやちゃんとしておかないと後輩に示しがつかないのでな」
照「暑いから早くいこ、風音も倒れちゃう」
菫「確かにそうだな、では着いてきてくれ」
菫先輩達に白糸台の校内へと連れれられる、そして校舎内の部室まで案内された。
菫「福路君を連れてきた、みんな挨拶を」
渋谷「今日はよろしくお願いします、お茶いれますね」
亦野「よろしくお願いします」
淡「久しぶりー、風音」
風音「清澄高校から来ました福路風音です、今日はよろしくお願いします」
淡「風音、さっそくやろ!今回こそ100回倒すから」
菫「こら淡、知り合いとはいえ福路君はこちらに招いたお客だぞ!あまり失礼なことは」
風音「構いませんよ菫さん」
菫「だが」
風音「時間がもったいないですし、大星さんには何言っても聞かなさそうですし」
菫「すまない」
風音「じゃあさっそく始めましょう」
照「じゃあ私が入る」
淡「私も」
風音「最後は誰にしますか?」
菫「私が入ろう」
風音「渋谷さんじゃなくていいんですか?」
菫「なに時間は沢山ある、渋谷には次うってもらうさ。その時は君本来のうちかたで頼みたいがね」
風音「臨海の雀明華の対策ですね」
菫「あああいつは君とかなり似ているからね」
風音「わかりました渋谷さんとうつ時はそうします」
菫「助かる」
淡「早く始めようよ!」
風音「待たせてごめんね、じゃあ始めようか」
そして日が暮れるまで白糸台と練習試合を行った
風音「ではそろそろ帰ります、今日は練習試合を組んでくれてありがとうございます」
菫「こちらこそありがとう」
照「次は負けない」
風音「俺もですよ、照さんと直接対決できるのは恐らく今年の国麻が最後でしょうし、そこで戦いましょう」
俺はそう言い残し白糸台を去った。
淡「風音、今日も凄かったなー」
照「・・・そうだね」
淡「テルー?どうしたの?」
照「なんでもないよ」
照は部室から見える夕陽をみながら答えた