風を操る者   作:海虎

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合宿で何やったかは気が向いたら書きます。皆さんは魔人セイバー出ましたか?私は出てません


第四局

県予選前日の夜

携帯がなった

 

風音「もしもし」

 

美穂子「もしもし風音の携帯ですか?」

 

風音「俺の携帯にかけてきたんだから俺しか出ないだろ姉ちゃん」

 

美穂子「それもそうだね」

 

風音「それでなんか用」

 

美穂子「最近そっちに行けてなかったから元気かなって思って」

 

風音「元気だよ、それに姉ちゃんにとっては最後のインターハイだろそっちを優先してもバチは当たらないよ」

 

美穂子「ありがと風音」

 

風音「まぁ俺が言うのも変だけど頑張って」

 

美穂子「風音も個人戦頑張ってね、それじゃあおやすみなさい」

 

風音「おやすみなさい」

 

そういい電話を切った

 

風音「悪いけど姉ちゃん・・・姉ちゃんのインターハイは長野で終わるよ」

 

そう呟き眠る

 

 

翌日県予選会場

 

和「いつも時間を守ってる先輩が珍しいです」

 

優希「きっと寝坊だじぇ」

 

まこ「たぶん優希の予想が当たっとるのぉ」

 

久「彼かなり朝弱いのよ。まぁ自分の試合なんかの時は絶対寝坊しないのよね」

 

まこ「軽くタチが悪いからのぉ」

 

京太郎「あっ風音先輩からLINEだ」

 

風音「電車の遅延にあい今会場近くの駅についた」

 

京太郎「遅延だそうです」

 

久「須賀君いつ福路君のLINE貰ったの?あと名前呼びして」

 

優希「怪しいじぇ」

 

京太郎「合宿の時ですよ同じ男子同士ですし苗字呼びはなんかやだったんで」

 

久「確かに2日目から名前予備だったような」

 

まこ「それに練習時間外にあいつと練習しとったしなぁ」

 

京太郎「その成果は個人戦で見せますよ」

 

入口近くが騒がしくなる

 

モブA「風越高校だ!」

 

モブB「去年は県予選準優勝」

 

モブC「部員80名を擁する強豪!」

 

モブD「キャプテンの福路美穂子だ、去年の汚名返上できるのか」

 

美穂子「いつまで言われるのかしら、あら?」

 

風越が来た時よりも歓声が大きくなる

 

モブA「龍門渕高校が来たぞ」

 

モブB「去年の県予選優勝校!」

 

モブC「井上 純!」

 

「沢村 智紀!」

 

「国広 一!」

 

「龍門淵 透華!」

 

 

優希「すごい歓声だじぇ」

 

久「そうね」

 

まこ「それにしてもあれがあいつの姉かぁすごい似とるのぉ」

 

優希「そうだじぇ」

 

久「それに福路君も着いたみたいよ」

 

長野2トップの登場で会場に歓声が上がっていたが次第にかるくざわつきはじめた

 

モブA「あれって確か」

 

モブB「去年の男子個人インターハイ覇者」

 

モブC「福路風音!」

 

モブA「でもなんで福路が女子の会場にいるんだ?」

 

風音が歩いていると姉と目があった

 

風音「久しぶり姉さん」

 

美穂子「久しぶりね風音」

 

風音「じゃあ行くから」

 

美穂子「そうねまた今度」

 

風音は皆がいる所に急いだ

 

風音「すいません遅れて」

 

久「珍しいわね寝坊以外で遅刻なんて」

 

風音「少し記者に絡まれまして」

 

和「そうだったんですか」

 

風音「そういえば宮永さんは?」

 

京太郎「咲は迷子です」

 

風音「当たり前みたいに言うね、じゃあ探してきます」

 

久「ありがとうよろしくね福路君」

 

風音は咲を探しに行った

 

 

 

透華「風音さん私たちよりも目立ってますわ」

 

一「まぁ風音君は色んなことで有名だから仕方ないんじゃない?」

 

純「そんな事より衣はどうしたんだ?俺昨日あいつの部屋に目覚まし5つもセットしてきたんだぞ」

 

一「うわぁ」

 

龍門渕の4人の前を清澄の迷子が横切ると4人は自分の学校のエースと同じ感じがしたので振り向く

 

智紀「清澄高校の制服」

 

純「清澄って風音がいる所かってことはあれが原村和か?」

 

透華「いえ原村和はもっとこう胸のあたりに無駄な脂肪がついた感じですわ」

 

一「衣に似た空気を感じたよ」

 

純「・・・まさかな衣みたいのが他にいてたまるか」

 

透華達が歩き出してしばらくしたあと声をかけられる

 

風音「お久しぶりです皆さん」

 

透華「久しぶりですわ風音さん」

 

風音「すいませんがうちの女子がこっちを通りませんでしたか?」

 

純「清澄の女子ならさっきあっちに向かっていったぜ」

 

風音「ありがとうございます、天江さんは?」

 

透華「衣なら寝坊ですわ」

 

風音「そうですか、天江さんにもよろしくと伝えて置いてくださいそれでは」

 

純「なあ風音質問いいか?」

 

風音「なんですか?」

 

純「さっきすれ違った奴は一体なんなんだ」

 

風音「えっと長野で天江さんに最も近い存在の女子ですかね」

 

風音から言われた一言で龍門渕のメンバーに電流が走った

 

風音「質問はそれだけみたいですね、それでは」

 

お辞儀をして風音は去っていった

 

咲が行った方向に足を進めていると咲が皆と合流していた

 

風音「宮永さん戻ってたんですか」

 

久「あっ福路君ありがとね」

 

咲「ごめんなさい福路先輩」

 

風音「いや別に構わないけど」

 

久「心配したわ女装した福路君か須賀君を出すことになるかと思って」

 

まこ「福路の女装なら大丈夫じゃろうが須賀の女装には無理があるのぉ」

 

咲「あれ?原村さんは?」

 

和「やっと解放されました」

 

咲「すごいよ原村さん強そうな人達がいっぱいいてワクワクするよ。早くあの人たちと打ちたい」

 

風音(その殆どが強そうに見えてるだけって言うのは黙っておくか)

 

久(みたいなこと考えてる顔してるわね福路君)

 

久「全国制覇に向けてこれが最初の試合です気合い入れていきましょう」

 

一同「はい」

 

風音「じゃあ登録しだオーダーを発表するよ」

「先鋒・片岡優希」

「次鋒・染谷まこ」

「中堅・竹井久」

「副将・原村和」

「大将・宮永咲」

 

咲「わっ私が最後ですか?」

 

久「合宿の結果とか色々含めてシュミレーションした結果私も福路君もこの順番しかないと思ったのよね」

 

風音「まぁ後半になるほど点差のせいで自由に打てなくなるけど、トビ終了もあるから」

 

風音(あからさまに落ち込んでるな)

 

優希「てことは先鋒に強い選手を置くのがセオリーすなわち我最強」

 

風音「片岡さんは点数計算が出来ないからだよ」

 

風音「今日の午前には58校が16校に絞られ午後にさらに4校に絞られる、そして明日が決勝というわけ」

 

咲「たくさんいるねー」

 

和「中学の時よりずっと多い」

 

まこ「激戦区の大阪に比べれば3分の1もないがのう」

 

「1回戦の相手ぬるいなー。清澄・東福寺・千曲東だって」

 

「らくしょーじゃん」

 

咲・和「!」

 

「清澄ってあれでしょ福路風音と原村なんとかの!」

 

「結局は福路風音しかいない学校でしょしかも福路は男子だからこの大会には出れないし。さっき原村が記者相手に全国優勝とか言ってたの見たー」

 

「ありえないって!ちょっと胸が大きいからってチヤホヤされてるだけでしょ」

 

 

咲「原村さん・・・」

 

風音「結構なこと言ってくれるね彼女達」

 

咲「福路先輩まで」

 

風音「それで原村さんどうする?」

 

和「大丈夫ですよ・・・1回戦頑張りましょう」

 

咲「う・・・うん」

 

アナウンス「あと10分で1回戦が始まります各校の先鋒は対局室に入室してください」

 

優希「ついに主役のでばんだじぇ」

 

そうして県予選が始まった

 

 

 

 

 




麻雀描写が全くないな、多分麻雀描写あるの主人公の予選からですね

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