言い訳すると約二ヶ月の夏休みのせいで体がボケて、通学時に電車乗るだけで乗り物酔い起こして気分悪かったとか、学校の授業疲れたとかです。申し訳ない。
そして今回短いです。
特異災害機動部二課。通称
そこでは、少し重い空気が流れていた。
原因は言わずもがな、デュランダル移送作戦の失敗だ。失敗とは言っても、デュランダルは無事な上、人員に死者は出ていない。問題は作戦が相手に読まれていたことと、響の暴走による薬品工場付近の被害、そして暴走した響を止めた謎の光だ。
謎の光については調査中。現時点では何も手がかりとなるものは見つかっていないが。
作戦が読まれていたこと、これに関しては相手の方が上手だったという結論となった。移送作戦があるというのは防衛大臣が暗殺された際に漏れたものだと考えている。
一番の問題は響の暴走とそれによる被害だ。
「緒川」
「はい。調査の結果、響さんの一撃が着弾した地点は
「消滅?壊滅じゃなくてですか?」
オペレーターの一人、藤尭が疑問に思い質問する。
「ええ、本来であれば薬品工場に置かれていた薬品の成分やそこにあった建物の一部等があるはずなんですが、一切検知されませんでした。空気中にも同じくです」
「なるほど、それで壊滅ではなく消滅ということか……」
「そこのライフラインも新しく作り直さないと機能しないレベルになっていました」
被害の大きさに頭を抱える皆。
「響くんの暴走したときにどうするかだな……よし、仮に次暴走したら俺が出る。異論はないな?」
弦十郎は二課の大人たちを見てそう言った。
「異論どころか、そもそも司令しか対抗出来ないと思いますよ」
「あの暴れようを見るとね……それしかないでしょう」
藤尭と友里が苦笑いをしながら言った。
「む?そう言えば了子くんを見てないが今日は何処へ?」
「了子さんなら少し調べものが有るとかで今日は休みだそうです」
「そうか……」
弦十郎は一瞬だけ顔を険しくしたが誰にも気付かれることはなかった。
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「フィーネ!」
「あら、どうしたの?クリス」
一方、こちらはフィーネの館。
ネフシュタンの少女、クリスがフィーネの部屋に突撃して問いただしている。
「融合症例が言ってたことだが、本当なのか!?Dが人間じゃないって」
「ええ、そうですよぉ?わたくし、人間ではなく悪魔ですので。ウヒヒヒヒ♪」
答えたのはフィーネではなくDだった。
「悪魔……だと!?」
「はあ 、余計なこと言わないでくれるかしら?D」
「いやぁ、別にいいではないですか。それよりもわたくしとしてはあの白髪の人間が気になるのですが」
Dのその発言にフィーネとクリスが沈黙する。
「人間に完璧に擬態していたわたくしの正体を見破るなんて、彼女が人外の存在を知らない限りは出来ませんよぉ」
「つまり、あれは何処からか人外の存在を知ったということか。それにあの力も危険だな。融合症例というのが惜しいが仕方ない。
D。何をしてもいい、あれを消せ」
フィーネの発言にクリスが驚いた。
「正気か?フィーネ」
「ああ、あれは放っておいたら少なからず我らの邪魔になるどころか、新たな争いを招きかねん」
「お任せあれ~。では行きますかね」
Dはその場から姿を消して何処かへと行った。
「クリス、貴女も行きなさい。ああ、手は出さなくてもいいわ。その代わりDが負けた時に情報を持って帰ってくることが仕事よ」
「わかった」
クリスも部屋へと戻り、用意を始めた。
「融合症例、立花 響……いったい何者なのだ?」