……レポートしんどい(汗)投稿ペース遅くなるかも。たぶん2週に1回くらい?可能なら週一で投稿する予定やけども
とある日。未来は板場、安藤、寺島の三人と共に買い物に出ていた。
「ヒナがビッキーを誘わないなんて珍しいね」
「響は今日は用事があるみたいだからちょうどいいかな、って思ってね」
響の用事とは言わずもがな、二課関係である。
「ちょうどいいってどういうこと?」
「うん、響の誕生日プレゼントを決めとこうって思ってね。誕生日は9月なんだけど、夏休みは一緒に遊ぶ予定があるから決めにいく時間がほとんどとれなさそうだから、今のうちにって」
「なるほど、それで私たちにも選ぶのを手伝って欲しいってことですか?」
「うん。ごめん、迷惑だった?」
「いやいや、大丈夫だよ。そういうことなら大歓迎!」
「ビッキーの誕生日プレゼントか……そういやビッキーってどんなのが好きなの?」
安藤に聞かれた未来は少し考え込んだ。
最近はノイズとの戦闘ばかりで、趣味に使う時間は響はとっていなかったように思う。昔ならば、家で食べた白いご飯とか、外食したときの大盛りの白いご飯とか、食べ放題でおかわりを沢山した白いご飯とか……
(あれ?響の好きなものが白いご飯しか出てこない!?)
……頭に浮かんだそれらを首を振って削除し、再び思考しようとしたとき、
「すいません、そこのお嬢さん方。ちょっとお聞きしたい事があるんですけど、よろしいですかね?フヒヒヒヒ」
全身を黒い服で包んだ紳士と呼んだらいいのか、そんな感じの男性が未来たち四人に話しかけた。最後に微かに聞こえた変な声は気のせいだと思いたい。
「えーと、どうしたんですか?」
「少し仕事の関係で人探しをしていまして、これから特徴を言う人物を見かけてないか教えて欲しいのですよ」
「(探偵さんかな?)それくらいなら構いませんが……」
「ありがとうございます。ではでは、
まずはその人は白い髪をしていましてですね」
四人は頭に思い浮かべた。
「綺麗な青い瞳を持っている」
男の言った特徴を持つ人物を。
「貴女たちくらいの少女なのですよ」
そして四人にはとある一人の共通の友人……というより、先ほどまで話をしていた子の顔が思い浮かんだ。まさか、と思い一旦忘れようとしたとき、
「ああ!そういえば、名前は確かこうでしたね。
立花 響 と」
確定してしまった。それを聞いて未来は少し、だが相手にはバレない程度に睨み付ける。
「え、響に用なんですか?」
「弓美ちゃん!」
板場はつい口を出してしまった。未来が叫び黙らせるも、時既に遅し。
突然笑顔になり男は笑いだした。
「おんやぁ?まさかのお知り合いですか。これはこれは。なんという偶然!アヒャヒャヒャ!」
「……目的はなんですか」
仕方なく未来は相手に聞く。
「んー、そうですねぇ。知りたいですかぁ?
まあ、口止めされてませんし知り合いのようなので特別に教えてあげましょう!
彼女を始末……まあ、つまりは殺せと命じられたのですよ。フヒヒヒヒ!」
「な……」
それを聞いて後ずさる四人。
「ああ、知り合いでしたら人質として使えますねぇ。……四人も要らないので何人かは首だけでも良さそうですねぇ。では、貴女たちに恨みなどは無いですけど……?」
そこまで聞いた未来は、万が一の時の為に響から渡されていた護身用の『御守り』を男の足元に向けて投げた。
それが地面に着弾した瞬間、爆音と共に大きな火柱が立ち未来たちと男を分断する。
「逃げるよ!」
「え、あ、う、うん!」
未来に急かされ他の三人も一緒になり、走り出した。
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「…………未来?」
ちょうどその頃、『御守り』が起動したのを察知した響が四人のいる方向を向いた。
「響くん、どうかしたか?」
「すいません!急用が出来たので失礼します!」
「立花!?」
現在、二課にてネフシュタンの少女やDという存在に対する対策会議を行っている。だが、『御守り』を使わざるをえないほど危険なことに未来が巻き込まれていると察した響は、会議の途中だが抜け出して未来の元へと向かった。
「未来……無事でいて……」
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四人は走っていた。謎の男から逃げる為に。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「ちょ、マジで、シャレに、ならない、んですけど……どこのアニメよ……」
「誰にも、連絡が、つきませんし、人もいません、ですしね……」
「だけど、これだけ走ればなんとか……」
「なんとか……なんですか?」
その声に四人が驚き、声が聞こえた方を向くと、物語やアニメ等でよく見る悪魔のような翼を生やし、飛んでいる先ほどの男がいた。
「……ぇ、何このアニメ的な展開。まさか夢?うん、そうだよね……」
板場に関しては現実逃避していた。
「ヒヒヒヒ、ざぁんねぇんでしたねぇ。これは現実ですよぉ。それではバイナラ!」
男はその手にいつの間にか持っていた大きなハサミで未来たちを殺そうと振りかぶった。四人は最期を悟り目を瞑る。
(響ッ!)
しかし、ガキンッ、という音がなりそれは止められた。
四人が目を開けると、全身を白い鎧で包んだ少女が四人の前に立ちその手の鞭で受け止めていたのだ。
「おんやぁ?貴女はこちら側でしょう?クリス。なぜその子たちを庇うのです?」
四人は助かったと思うも、男の発言で再び緊張が走る。
「いいか、D。アタシはフィーネの言う争いの無い世界を作るために協力してるんだ。そのためにあいつを殺せって言ったから本音を言えば嫌だが仕方なく妥協することにした。だけどな、他のやつを殺すのはフィーネが許してもこのアタシが許さねぇ!」
それだけ言うとその少女、クリスは鞭にエネルギーを充填し振った。
「持ってけダブルだ!」
一発目でハサミごと腕を弾き、続けざまの二発目で男……Dを大きく後退させる。
「んー、しかたないですねぇ。何をしてもいいと言われましたし……少し痛い目見てもらいましょう」
「ハッ!上等だ。逆に返り討ちにしてやんよ!」