死の眼を持つ少女   作:通りすがりの錬金術師

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今週のレポートは簡単だったな……ふっ。そして次のレポートは学校行事の関係上、約一月後。勝ったな(何にとは言わんが)。
問題は、この話を書くのに予想外の時間がかかったことか……次も時間かかりそう……

XDU、やっとヤントラギアのビッキー当たった……巧属性の通常きりちゃん(三枚目)と一緒に出てきた。10連5回目でやっと……翼さんは単発1回で出たのにな。
無課金に10連を5回もさせるとは……鬼畜ガチャだった( ´Д`)=3
(その翌日:なんか巧属性のきりちゃん四枚目きたw)


『死』の少女とD、戦闘

両手に黒鍵を持ち黒のローブに身を包んだ響が、ボロボロになったクリスや未来たちを庇うように、五人とDの間に立つ。

 

暫く睨み合った後、同じタイミングで響とDは動き出す。そこからは無言のまま、黒鍵とハサミがぶつかり合う剣戟。からの拳や蹴りを用いての格闘。距離が開けば魔術による攻撃や拘束。少しずつだが、お互いに傷が増えていく。

 

それがビルのロビー部分で行われていた。徐々に激しくなる戦闘に未来たちは少しずつ離れ、響は未来たちを巻き込まないように、力を込めた大振りの一撃でDを外へと弾き飛ばす。だが、その際に大振りだったせいで左腕を少し切られ、戦闘続行は可能だがそこそこの出血が発生した。

 

ローブの一部を破りとり、左腕に巻き付け軽く応急処置をし、外に飛ばしたDを追って響も外へと出る。

Dを視認した響は黒鍵を構え、再度突っ込んでいく。黒鍵とハサミがぶつかり合い甲高い音が鳴り響く。

 

「あのシンフォギアとかいうのは纏わなくてもよろしいのですかぁ?」

 

「…………」

 

何故かつけた傷が消えているDが響に問いかけるも響は答えず無言の返答をする。

 

「無視とか酷くないですかぁ?」

 

続けざまにかけられる声をまた無視して斬りかかる響。それは確かにDの体を傷付ける。だがすぐに逆再生したかのように傷が塞がっていく。当然、響につけられた傷はそのままだ。

 

それを見て響は少し顔を険しくするが、それも一瞬。すぐに連撃を叩き込む。Dもやられてばかりではなく、軽口を叩きながら響の攻撃を防いだり、反撃したりしている。

お互いの傷は次々と増えていくが、やはりDの傷はすぐに消えていく。

 

Beschleunigung(加速)・Ⅲ!」

 

ここで響は速度強化の度合を引き上げる。上がり続けるスピードにだんだんとDはついていけなくなる。

ここでややDに寄っていた戦況が響側に傾き始める。

 

「およ?少しピンチですかね?」

 

それでも軽口を絶やさないD。

響はここでDの腕を弾き懐に潜り込む。そして、黒鍵を一閃。Dの体を斜めに斬り大きな傷を負わせた。

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

「やった!」

 

「これはビッキーの勝ちでしょ!」

 

ビルからこっそりとその様子を見ていた五人。板橋と安藤が声をあげる。

 

「いや……あいつがこの程度で終わるとは思えねぇ」

 

「ですが、あの傷では……ッ!」

 

「え、嘘……響……」

 

クリスの発言に寺島は反論しようとしたが、Dに起きたことを見て驚き、未来は響の無事を祈った。

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

大きな傷をつけられたDの体がみるみるうちに癒え、元通りになる。

 

「自己治癒……いや、これは再生?」

 

「実はわたくし生命力がかなり高い方でして。あの程度の傷でもこの通り、瞬時に癒えてしまうのですよ」

 

めんどくさい、響はそう思うと同時に勝ちの目も思い付いた。再生するなら出来ないように殺せばいいと。相手は人外、さらに一連の騒動の首謀者と繋がっていると思われる。貴重な手掛かりが消えるのは惜しいが、恐らく倒せるのは自分だけだろうと思ったのと、あの赤いシンフォギアを纏った少女。響の見間違いでなければ彼女はネフシュタンの少女だったはず。そこから情報は得られると踏み、確実に殺すために集中する。

唯一の懸念は未来たち五人が見ているということだ。自分の活動を知っている未来とネフシュタンの少女はいいとしても残りの三人だ。最悪は魔術で催眠でもかけて今回の記憶を消せばいいかと判断して、懸念事項を頭の片隅に持っていく。

 

「直死」

 

無力化出来るなら使わないと決めていた眼だが、再生能力があるなら使わずに無力化は難しいと判断し、響は自身の魔眼で見えている線や点を中心に狙うことにした。

 

一点を狙っていることを気付かれないようにするために、まずは今まで通り普通に攻撃していく。

ここから暫くは先ほどまでと同じく、お互いに傷が増え、Dの傷は消えていく。このままでは響のジリ貧は否めないだろう。後ろで見ている五人はそう思っていた。

 

だが、響が突然動きを変え、対応に遅れたDの隙をついてその左腕を一閃したことから状況が変わった。

 

今までの攻撃では表皮を薄く裂き、ほんの少しの出血が起きる程度の傷しか与えられなかったが、今の一閃で斬った部分から先が切断されたのだ。

それでもDは自身の再生能力に自信があったのか、そのまま攻撃を続けようとするが、違和感を感じて即後退。それは後ろで見ていた五人にも分かるほど明らかだった。

 

「……何故です?何故治らないのですかぁぁぁ!?」

 

響によって斬られた左腕が治らないのを見てDは叫んだ。

 

「あんたごときには教えない。未来たちに手を出したことを後悔しながら逝って!」

 

青く光る眼で睨み付けながらそう告げ響の無双が始まった。

片腕を失ったDの動きに今までのキレは無く、響の直死の魔眼によって斬られた(殺された)箇所が加速度的に増えていく。

 

そして、終わりの時。

響のトドメの一撃がボロボロになったDへと刺さる時、響のうっすらと青く光る眼をしっかりと見てDは察した。

 

「なるほど、珍しい瞳の色をしていると思えば魔眼の持ち主でしたか。治癒阻害の力を持っているか、流石に存在しないとは思いますがバロールの魔眼の劣化品辺りですかね?咄嗟に思い付くのはこれくらいですがどっちにしろ、わたくしでは勝てませんねぇ」

 

そう言ってDは消滅した。暫く待って、本当に消滅したのを確認した響は未来たちの元へと歩みを進めていった。




上手く書けない戦闘描写、それに加え拙い文ですが見てくれてる人やお気に入りしてくれた人に感謝を。

3000字を目標としていたが……うん、2200しかいかなかった。まあ、いいか。

D:フィーネによって喚ばれた悪魔。生命力がかなり高いため、再生と言っても過言ではないほどの自己治癒力を持っている。
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