無印の始まり
ただし、駄文注意
無印までのを何度も書こうとしたけど、満足出来るのが書けなかったので無印を書いた。
もし書ければ閑話とか番外的な感じで出すかもしれない
少女、立花 響が『直死の魔眼』を得てからおよそ二年、本人はお金や魔術師関係のこともあって高校に行くつもりはなかったのだけど、家族や親友の説得を受けて高校は卒業しておくことに。
進学先は彼女の親友の未来に誘われた私立リディアン音楽院だ。
この日はその入学式だった。
リディアンは彼女の家からは離れているので、リディアンの学生寮に入ることに。部屋に関しては寮長さんに昔色々あって軽度の対人恐怖症であると彼女が伝えると、一人部屋になった。……んだけど、未来も部屋に来た。なにやら自分が響の親友であることと、何かあったときに対応すると力説して同室を勝ち取ったのだ。一応寮長から響に確認をとられたが、彼女も未来なら大丈夫とのことでめでたく二人が同室となった。
まあ、響は最近出現が増えてきたノイズの退治とかをしたかったので本当は一人が良かったが、未来のことを思い仕方なく同室を許可したのであるが。
そして荷物の整理を終えて、仮に学校がノイズに襲われた時の避難経路を確認するために未来が寝た後、解析の魔術で学校を解析した響。すると、
(あれ、地下になにかある?これは……シェルター?にしては場所が深すぎるし………ダメだ、これ以上は頭が持たない)
学校の地下深くになんらかの施設があることを確認。見たのはほんの一部だけなのでよくわからなかったが。リディアンのホームページや地図でもその存在は載っていないのでなんらかの機密に関することだろうと予想を建てた。
まず彼女の頭に浮かんだのは、リディアンが裏で黒いことをやっているということ。だが、今まででそのようなことは確認されていない。
もう一つは以前……というか、ノイズを殺しているとよく遭遇する、特異災害対策起動部二課の基地だ。あちらは響を保護、ないし味方に引き込みたいと思っているようだが彼女は断って逃げている。そこに元ツヴァイウイングの風鳴 翼がいてノイズを倒していたことには驚いていたが。公になってない組織なので、基地も秘匿していると思われる。
なので彼女は一応警戒はしながら過ごすことに決めた。
ノイズ退治の際は自作の軽い認識阻害のかかったローブを羽織っていたのでたぶんバレてないとは思うが。
なお、巷では響のことは『死神』と呼ばれて噂になっている。死神のような黒いローブに身を包み、倒せないと言われているノイズを殺しているからだ。ニュアンス的には恐怖されそう……まあ実際されているが……だが、逃げ遅れた人々を助けノイズしか殺していないこともあり、世間からは比較的いい印象を持たれている。
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そして数日後、
彼女は今も続けている風鳴翼のファンとして、新曲のCDを買いに街に出たのだが、人の気配が薄れた。周囲には風に吹かれて飛んできた炭が舞っている。
それを見た響は即座に陰に隠れ、鞄からフード付きローブを取り出し羽織る。魔術回路を励起させ体に身体強化をかける。
鞄はこの際仕方ない、後で回収に来ればいいので置いておく。
そしてすぐに風上のほうに向かって走る。悲鳴が聞こえたので懐から黒鍵の柄を取り出し、いつでも魔力を流せるようにする。
悲鳴のした場所に向かうと、そこには腰を抜かした小さな女の子とその子に近づいている複数のノイズが。
「
強化の度合を引き上げ、少女の周りのノイズに近づく。
「直死」
そして黒鍵に魔力を通し刃を出し、ノイズを背後から切り裂く。
「え……」
「大丈夫?ここから逃げるよ、おいで」
「あ、うん……」
響は少女を背負いその場から離脱する。
だが、ノイズもしつこく二人を追ってくる。これが響一人なら即座に殲滅に動くのだが、少女を背負ったままだと少しきつい。跳躍し、少し高い建物の屋上に着地して少女を背中から降ろす。
「ここで少し大人しくできる?ノイズを倒したら戻ってくるから」
「……うん!」
「いい子だ、絶対に動いちゃだめだよ?」
今回はフライトノイズがいないので、響が目を引けばノイズたちが少女を狙うことはないだろうとふんでの行動である。
響はすぐに飛び降りノイズを斬る。少女の元にはいかせまいと思いながら。
暫く戦っているとバイクの音が聞こえ、それがだんだんと近づいてくる。運転しているのは青い髪の女性。響の近くまで来た彼女はバイクを足場に跳びあがる。運転手を失ったバイクは横転し、勢いよく近くの建物にぶつかり壊れる。
「Imyuteus amenohabakiri tron」
歌が聞こえる、歌ったのは先ほどの青い髪の女性。そう、バイクを乗り捨てた女性は人気アイドルにして天羽々斬のシンフォギア奏者である風鳴 翼だ。彼女の歌に反応してその身に鎧や武器が展開されていく。
(翼さん、アイドルとしてお金は稼げているんだろうけどバイクってけっこうするよね?懐は大丈夫なのかな?)
とか、ノイズとはあまり関係ないことを考えながらそれを見ていた響。
とにかくこれでかなり楽になる。
そこからの二人の動きは早かった。それぞれが辺りのノイズを片っ端から斬っていき、ある程度数が減れば響は少女の元へ行き、再び背負い少し離れた位置に陣取っている2課の人に預けに行く。
またノイズに襲われないとも限らないので暫く待っていれば、出現した残りのノイズを殲滅したと思われる翼が帰ってきた。2課の人たちも動き出したので、もう大丈夫だと響は一安心して息をついた。
とりあえずここまで
自分の書いてるバグスターとシンフォギアのクロス小説も来月末までに完結(GXの終わりまで)を目指しているから、終わればこれの続きを書く予定